生きていくために必要な代表的な栄養素といえば、たんぱく質や脂質、糖質(炭水化物)の3大栄養素と、ビタミン、ミネラル。最近では、この5種類に食物繊維がプラスされるようになりました。
これら6種類の栄養素は、エネルギー源となったり、骨や筋肉、血液をつくったり、有害物質の排出を促したり、いろんな役割を担っています。それぞれの栄養素の役割や、どの食物に含まれているかを把握しておけば、食材選びの目安となり、また、今不足していたり、摂りすぎている栄養素を知るきっかけとなります。ひいてはそれが、ダイエットを成功に導いてくれるはずです!
筋肉や臓器、血液、骨、髪の毛、爪など、私たちのカラダを作るのに不可欠な栄養素です。
・たんぱく質を多く含む食材
動物性たんぱく質としては、肉や魚介類、卵、乳製品など。植物性たんぱく質としては、穀類や豆類など。
ホルモンや細胞膜、角膜をつくる栄養素。体脂肪として蓄えられ、必要に応じてエネルギーとなるので、摂りすぎると体脂肪を増やす原因になります。
・脂質(油脂類)を多く含む食材
動物性脂肪としては、バターやマーガリン、肉類、乳製品など。植物性として、植物油、豆類、アボガドなど。
主要なエネルギー源となる栄養素で、体内に吸収されると即効性があります。必要以上に摂りすぎると脂肪になって体内に蓄えられます。
・糖質(炭水化物)を多く含む食材
穀類やいも類、小麦粉、とうもろこし、栗、バナナ、パイナップル、りんごなど。
カラダの成長を促進したり、皮膚や髪、粘膜を保護するなど、カラダの各機能を調整する栄養素です。
・ビタミンAを多く含む食材
人参やブロッコリー、カボチャ、トマト、ほうれん草などの緑黄色野菜、うなぎ、秋刀魚、キウイなど。
エネルギーの代謝に関わっている栄養素で、神経や筋肉などの働きを促進します。
・ビタミンBを多く含む食材
小豆、昆布、いちじく、人参、ごま、ほうれん草など。
肌の活性化など美容に欠かせない栄養素で、コラーゲンをつくり、鉄分の吸収を助けます。また、風邪を予防したり、疲労回復をサポートします。
・ビタミンCを多く含む食材
柑橘系フルーツや、小松菜、キャベツ、玉ねぎ、レバーなど。
骨の発育に不可欠な栄養素で、カルシウムの吸収を補助します。また、日光浴をすることで体内でつくることもできます。
・ビタミンDを多く含む食材
鶏のレバー、卵黄、いわし、かつお、うなぎ、キノコ類など。
抗酸化作用により老化を防止し、血液を滑らかにしたり、生殖機能を正常に保つ働きがあります。
・ビタミンEを多く含む食材
春菊やほうれん草などの緑黄色野菜、アーモンドなどのナッツ類、大豆製品、まぐろ、帆立など。
丈夫な骨や歯をつくる栄養素で、成長を促進します。血液中にも不可欠で、不足するとイライラや成長障害を起こします。
・カルシウムを多く含む食材
牛乳、小魚、魚類、ホロヘイヤ、ほうれん草、豆腐製品、納豆など。
血液の生成に関与する栄養素で、赤血球の成分となって体内の各器官に酸素を運びます。不足すると貧血、息切れなどを起こします。
・鉄分を多く含む食材
レバー、貝類、ほうれん草、赤身の魚、ひじき、小豆、プルーンなど。
カルシウムと強力して骨や歯をつくり、また、脂肪や糖質の代謝をスムーズにします。
・リンを多く含む食材
卵黄に多く含まれるレシチンなど。
筋肉や神経の興奮を静め、体液をアルカリ性に保つ働きがあります。
・ナトリウムを多く含む食材
食塩、牛乳、肉類、人参、ほうれん草、セロリなど。
神経の働きを静めたり、心臓の働きを活発にします。また、塩分の摂り過ぎによる害を防ぐ働きもあります。
・カリウムを多く含む食材
海藻類、野菜類、豆類、バナナなど。
腸内の有害物質を排泄し、栄養の吸収をゆるやかにすることで、血糖値の上昇などを抑えてくれる栄養素です。便通をよくするほか、腸内の有用菌を殖やすのに非常に効果的で、成人病予防の栄養素としても重要視されています。
・食物繊維を多く含む食材
ごぼう、さつまいも、小豆、レンコン、枝豆、カリフラワー、ししとうなどの野菜、黒豆、こんにゃく、ひじき、海草類、いちご、いちじくなど。