「従業員の命を守る」という基本的な使命と、「事業を継続する」というステークホルダーへの責任を果たすためには、東日本大震災のような巨大災害に対する「備え」が必要です。私たちユニチカグループでは、耐震改修促進法に基づいて各事業所の建築物や設備の調査を進める傍ら、緊急時のエネルギー自給体制の確立を目指し、事業所のエネルギー転換と並行して自家発電設備の整備などを進めています。
防災訓練の実施
ユニチカグループでは、生産事故や周辺被害事故を起こさない体制づくりに加えて、事故や自然災害に備えた訓練活動にも積極的に取り組んでいます。
生産施設の安全管理を徹底する社内基準として『新設備等の安全衛生および環境に関する事前評価指針』を制定しています。設備の新設・改造などを行う場合は、この基準に照らし、設計時と完成検査時の計2度にわたり厳正な審査を行い、災害防止に努めています。
岡崎事業所では、毎年11月に「事業所防災の日」を設け、事業所一斉に防災訓練を実施しています。2010年度は、東海地震を想定した情報伝達訓練、避難訓練、危険物漏えい防止訓練などを実施しました。
垂井事業所や宇治事業所でも、春や秋の火災予防運動期間にあわせて、通報・連絡・避難・消火訓練などを実施しています。また宇治事業所では、毎年、宇治市消防訓練大会に参加しています。2010年度は市長賞をはじめ4部門で入賞し、日ごろの訓練の成果を発揮しました。
エコ京都
この活動に宇治事業所は参加し、創意あふれる環境配慮活動を推進している事業所・団体を対象とする、エコスタイル部門の認定・登録を2004年から受けています。
地域の美化運動の実施
岡崎事業所でも、毎月第二木曜日に約80名が参加し、事業所周囲の美化運動を行っています。また、年1回、地域ボランティア活動として、事業所周辺の河川敷の清掃も実施しています。2011年は約150名が参加して5月に実施されました。
災害時における地域との連携
岡崎事業所では、水害時に地域住民の避難先として工場を開放したり、地震などの災害時に備蓄している化学消火薬剤やオイルマットなどの消防資機材を提供することを自治体や消防本部と取り決めています。また昨年は、消防本部と岡崎事業所、併設する商業施設、地域住民も参加した中高層建築物防火訓練を実施し、地域社会との連携を深めています。