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杉原正浩 釣行記

奄美大島の離島でキロアップ続出!! (2002.3.7〜10)
  大型のアオリイカが釣れるという情報を得て3月7日〜10日まで、奄美大島へエギングの遠征に行って来た。メンバーは兵揃いで重見、田中、村井、東京から徳永さん等6名で、心強い事にガイドはワールドマリンの滝澤(ウッキー)さんである。

初日は伊丹から奄美に直行便で飛び、空港で迎えに来てくれていた彼女と共にワールドマリンへ行く。一服して夕方のフェリーの時間に合わせて古仁屋へ向け出発。予定通り加計呂麻島へ。夕食後ペンションのスタッフと共に、漸く奄美のエギングを生間港のナイトゲームからスタートする。常夜灯があり透明度も高いため海中が良く見えるが、無数のハリセンボンが見える。

先ずは3.5号のオレンジから始めるがヒットしないため、ひとり明かりから外れたポイントに移動して、表層から中層を連続ジャークにフォールを入れて狙うとヒット。引きからすると1kgクラスだが難なく足元まで寄せるが、ギャフが手元に無く無理かなと思いながら抜きに掛かるが、掛かりが悪かったのか予想通り水を切った途端に身切れでバラシ。この時は「また釣ればいいか」と軽く考えていたのだが・・。

他のメンバーは重見さんのレクチャーを受けて初めてのエギングで1kg前後のアオリイカを上げたスタッフや小型のコブシメを含め数匹釣れ、爆釣を予感させるが大物は出ず初日は終了。翌日は島内をほぼ1周するが全体に透明度は高く、浅いため底が丸見え状態であり、エサとなる小魚の有無と水深がキーになりそうである。

2日目は諸鈍からスタートし1kgクラスを発見、重見さんがサイトですぐにヒットさせる。その後も1kgクラスまではヒットするが大型は出ない。面白かったのは浅場で重見さんのエギを追いかけて来たコブシメだが、1度エギを抱きファイト中にバレてしまうが、その場から逃げずにいたため再度サイトで掛け直して取り込みに成功したことである。

ペンションに戻ってからも裏の地磯でも狙うが900gを上げたのみで、最大は重見さんの1.8kgのコブシメに終る。3日目は本島に戻り古仁屋港を皮切りに瀬戸内町、宇検村など南西部を攻める。午前中は油井の小学校前で数匹ヒットした後、村井さんのエギに超大型が追いかけて来るがヒットせず、重見さんにも2kgクラスが反応するがヒットせず。午後から屋鈍タエン浜の波止でドラマが起きた。先に波止入った者は水深がある外向きを狙うが、後から内側の浅場を狙ってキャストした村井さんにすぐにヒット。始めは魚がヒットしたと勘違いするほど走り、ラインを引き出すが少しずつ浮き出し水面に姿を現わすと大型のアオリイカ。慎重にギャフを掛けて取り込み検量すると2.3kg、彼は自己記録を更新。その後、先端の田中さんに1.2kg、続いて内側で徳永さんに1kgと連続ヒットする。その後も移動した地磯でも徳永さんが1.2kgを上げ、次の今里港では田中さんがサイトで1.6kgを上げて終了。

最終日は空港周辺を探るが小型がヒットするのみであった。帰途大型のアオリイカを発見、地磯に降りて狙うが不発。しかし走る車中からアオリイカを発見する重見氏は何者なのだろうか?離島は超大型が狙える釣場であり、普段使用しているタックルのポテンシャルの高さを再確認した。メンバー全員今後も離島狙いを決意したのは言うまでも無い。

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私がヒットさせた900gのアオリイカ 村井さんがヒットさせた2.3kgのアオリイカ

 

<今回の使用タックル>
ロッド ゼナック アソート86アキュラ
リール ダイワ トーナメントZ2500SC
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPE0.6号
リーダー  ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ エギ王3.5号、アオリ−Q3.5号
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギはハングマンズノット(ブリンソンノット)で直結

<この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2002年3月30日に掲載されました。>

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