ユニチカフィッシングランドアーカイブ 過去の釣行記・イベントをご覧ください。
 

杉原正浩 釣行記

沖縄で2.9キロをGET!! (2006.2.23〜26)
 

恒今回の離島遠征エギングは、2月23〜26日に釣友の湯浅さんと2人で沖縄本島へ行って来た。関空を朝に飛び立ち那覇に昼前に着き、レンタカーを借りて高速を北上。最初に入ったのは食堂で、先ずは腹ごしらえにソーキそばを食べた。しかし地元の方が食べていた野菜そば(大盛り)には、人事ながらテンコ盛りの野菜に圧倒されてしまった。

今日の天候はくもりで風が強くポイントが限定され、何とか風裏のポイントに入るが少しニゴリが入っているためか反応は無く移動。次に地元の友人である宮城さんと合流して北部を探る。エギエスツー3.5Nオレンジ/イエローシルバーをキャスト、浅場のため最初だけ底を取り、軽いシャクリかダートからのフォールで探り、手前は連続ダートでエギを浮かせると黒い影。サイトに持ち込むが、あと一歩で抱かず取り逃がしてしまった。次に深場を有する漁港に入ると、ベイトであるミジュンの群れが入っていてサビキで釣れている。期待を込めて漁港をチェックするが、小型の反応のみで釣りは終了してホテルに入る。しかしその後、夜の部はオリオンビールと泡盛で時間を忘れて宮城さんと3人で釣り談義に花が咲いた。

2日目は期待していたボートエギングの予約を入れていたのだが、天候が悪く早上がりの予定で何とかボートエギングに出た。おきなわ釣王国の仲栄真さんも同船して、熱田漁港からLEONボートで8時半に出船、風裏でアンカーを打ってキャスティング開始。しかし開始と同時に雨が落ちて来た。

最初のポイントで水深は2〜5m、透明度は高いが生憎の雨と風が邪魔をする。最初はエギエスツー3.5Nオレンジ/イエローシルバーをセット、目で見えるリーフのエッジにフォールさせて狙うが反応が無い。そこで近距離狙いをボートから離れたポイント狙いの変更、遠投して底を取り最初のタテシャクリからのフォールでラインが大きく引き込まれ、ロッドティップまで引かれるアタリが出て合わせ。ロッドは綺麗に曲がりキロアップを確信した瞬間、ロッドからテンションが抜けバレてしまった。すかさずフォローでショートジャークを2回入れてフォール、ステイ、さらにジャークと誘うが駄目だった。気を取り直して、数キャストでポイントを移動する。そして数回目の移動をした時に、天候と水色からエギを3.5Nピンクシルバーに変更。追い風に乗せてキャストするとエギは約60m沖に着水、底を取りタテシャクリからのフォールでボトム寸前に違和感を感じた。軽く聞き合わせをすると重い、しかし海藻のようで引きが無い。少し寄せたところでスローだが重々しい引きがあり、コブシメの大型と思い慎重に寄せに入る。そして何と予想に反してボート近くで浮いたのはアオリイカで2.9kgのグッドサイズだった。

この時フロントの湯浅さんにもヒット、ドラグを鳴らして走っている。アオリイカのようで楽しみながら浮かせて確認すると、エギエスツー4.0Nピンク/イエローレッドに来たのは、予想外のコブシメで2.4kgだった。その後もポイントを移動して、湯浅さんに3.5Nオリーブマーブル100g、500g、私にもシルバー100g今年の新色である3.5Nパープル/ピンクマーブルで、2キャストで500gが2ヒットするがサイズアップは出来ず、13時過ぎに早上がりをした。

遅い昼食は仲栄真さんお勧めのそばを食べたが、話の通りのあっさり味で美味かった。食後も時間があるため、海中道路を走り平安座島で狙うと、湯浅さんがサイトで500g3.5Nピンク/イエローレッドで上げたのみで、浜比嘉島にも行ったが反応はなかった。夜は昨夜に続いて宮城さんの友人も加わって、美味しい食事と酒で楽しい時を過ごした。

3日目は午前中雨で午後から回復という天気予報を信じて、海洋博公園(国営沖縄記念公園)にある沖縄美ら海水族館へ行って来た。以前にも数回来ているが、水族館は何度来てもワクワクする。特にここは世界一大きなアクリルパネル越しにジンベイザメとマンタが泳ぎ、さらにジンベイザメとマンタの複数飼育や生きたサンゴの大規模飼育は世界初の試みでも知られている。綺麗な魚や美味しそうな魚が泳ぎ、多くのサンゴも見ることが出来る水族館は多くはない。そして巨大なコブシメ(沖縄ではクブシミ)も水槽に居た。圧巻は世界一大きなパネルの水槽で、ジンベイザメやマンタ、カツオ、マグロ等多くの魚が泳ぐ姿を見ていると時間が経つのを忘れさせてくれる。

観光の次はエギングの時間であるが、天気予報が外れて雨が止まないため、北部で有名なそば屋で昼食。食後に目ぼしいポイントを回るが風とニゴリがあり、雨の合間にロッドを振るが反応はなく終了。那覇市内のホテルに行くとヤクルトがキャンプで来ていた。国際通りで土産と泡盛を買い、夕食はパフォーマンスで楽しませてくれるステーキハウスでオリオンを片手にステーキを食べて、正しい観光コースを終えた。
最終日は南部の漁港をランガンするが、小型がヒットしただけで時間切れ。タックルを片付けて空路帰阪した。

画像 画像
私がヒットさせた2.9kgのアオリイカ パープル/ピンクに500g
画像 画像
湯浅さんがヒットさせた
2.4kgのコブシメ
湯浅さんがヒットさせた
500gのアオリイカ
画像 画像
美ら海水族館 巨大コブシメ
画像 画像
トロピカルフィッシュ ジンベイザメとマンタ

 

<今回の使用タックル>
●エギング
ロッド コータック コンペティションエギ83
リール ダイワ トーナメントエアリティー2500
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEII 0.5号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5N、3.5D、4.0N号
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用
 
●エギングとメッキ
ロッド スミス スクイッドハーツ80TJ
リール ダイワ トーナメントエアリティー2500
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングPEII 0.6号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5N号
ルアー ミノー、メタルバイブレーション、他
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギ・ルアーはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用

<この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2006年3月17日に掲載されました。>

ページのトップへ


Copyright