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杉原正浩 釣行記

GW遠征エギング。鹿児島県での釣行!! (2007.5.3〜5)
  ここ数年は山口に行っていたのだが、今年のGWは5月3日から5日まで、釣友の山口さんと鹿児島県へ行って来た。往復約2,000キロのロングドライブで、雨に降られて苦戦したアオリイカのエギング遠征だった。初日は初めての小さな島へ渡った。快晴で条件が良く、最初の漁港をチェックしてから、すぐ横に広がる地磯から狙った。エギエスツー3.5Nピンクシルバーで足元近くのシャローを狙うが、反応が無いため沖目を細かくチェックする。水深は7〜8mで所々に海藻があり、大きな岩も沈んでいるようだ。少し早めにエギを浮かせると追い掛けて来る影があり、サイトに持ち込むが距離が縮まらない。カラーを変えて3.5Nブラウンゴールドで狙うと、あっさり抱き込んでヒット。今回の初物は200gの小型だが、続けてキャストすると次は沖目で同サイズがヒットした。離れて狙っていた山口さんも同サイズを3連発させている。次は漁港に戻りシャローの藻場に3.5Sオレンジゴールドのスローチューンをキャスト、連続ダートからフォールを繰り返すと後ろに黒い影が3つ。ショートジャークからのフォールで、一番大きく見えるイカをヒットさせたが400g。次を狙うが反応は無く移動。

次の漁港で鹿児島の釣友である古川さん達と合流、やはり漁港横に広がる地磯から狙う。干潮前であり大きく潮が引いてポイントが広がっているが、全域がシャローエリアと言えるほど浅い。エギは3.5Sオレンジゴールドのスローチューンをセット、近距離から狙うが水深は1m前後と浅いため、着水直後からロッドを立てて左右のダートで誘い、フォールは水平にドリフト気味に狙う。小型の反応は何度もあるが、相手にせずに早めにポイントを移動して行く。沖には水深があるエリアもあるがヒットするのは小型ばかりであった。別のポイントでも浅場で反応するのは小型ばかりのため、漁港狙いに変更して移動する。幾つ目かの漁港で浮いている3杯のアオリイカを発見、ピンクシルバーで狙うが反応が悪い。2キャスト毎にカラーを替えて、ブラウンシルバーでやっと一番の大きいイカを抱かせたが400gで初日終了。
予約していた宿に行って汗を流してから、もうひとつの(最も)楽しみである夕食である。新鮮な魚やタコの刺身、鯛の塩焼き、アジの唐揚げ、貝、酢の物等が並び、風呂上りのビールを美味しく頂いた。

2日目は朝から雨が降って戦意喪失、宿でゆっくり朝食を摂ってから出発した。昨日にポイントのチェックをしたので、目星をつけていた漁港からスタートするが不発。次の漁港では、3.5Nオレンジゴールドを岸際の海藻のアウトサイドにキャスト、1mフォールさせてから連続ダートで誘ってからドリフトさせると500gがヒット。しかし後が続かずに移動するがヒットが無く、雨脚が強くなったため島での釣りは終了してフェリーに乗り込んだ。
その後も数箇所狙ったがノーヒットで鹿児島市内のホテルにチェックインした。夜は古川さんと食事の約束をしていたが、鹿児島らしい食い物のリクエストで地元料理の店に行った。キビナゴの刺身、カツオの刺身、黒豚の角煮、地鶏のたたき、さつま揚げを最初に頼んで生ビールをゴクゴク。途中から橋口夫妻も合流、焼酎をグイと頂いて遅くまで情報交換と釣談義(単なる飲み会とも思えるが・・)で盛り上がった。

最終日はフェリーで桜島に渡り、一気に南下して佐多岬を目指した。最初の漁港では山口さんに200gのアオリイカがヒット、私も大物を狙ってエギエスツー4.0Nをキャストするが反応が無い。古川さんは大型カマスを連発させているため、少し浮気をしてミノーをキャストすると3投で3匹ヒット、何れも40cmオーバーである。本命は勿論アオリイカの我々は後ろ髪を引かれながら次の漁港へ移動した。
漁港の防波堤ではヒットがないため、磯から狙った古川さんに400gがヒット。その後は雷も鳴り出して中断、昼食後に小降りになるのを待って再開した。
私も磯に降りてエギエスツー4.0Nをキャスト、オレンジ/イエローからピンクパープル/ピンクとローテーションして探ると、漸くオリーブで微かに触った感触を捉えたが、フォローでも乗らないため、オレンジ/イエローのゴールドに替えてキャスト。底を取らずに2mフォールさせてから左右に小さく3回ダート、少しフォールさせてダートを繰り返すと、もたれる様なアタリで800gがヒット。次は追いかけて来てサイトで300g、200gと連発したが、大物は不発のまま終了した。
鹿児島と言えば焼酎、かるかん、さつま揚げが頭に浮かぶ私は、これらを土産に長い長い道のりをナビにセットして帰途に付いた。

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こんなフェリーで渡りました
フェリーはすし詰め状態
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私にヒットした400g
私にヒットした400g
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私にヒットした500g
島を離れます
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今回の最大800g
釣友の山口さんと古川さん
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本土最南端の佐多岬
桜島フェリーから見た鹿児島市内

 

<今回の使用タックル>
●エギング
ロッド コータック コンペティションエギ82
リール ダイワ イグジスト2506
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEII 0.5号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N、4.0N号
ルアー スミス ウエイビー85、他
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギ・ルアーはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用

<この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2007年5月23日に掲載されました。>

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