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杉原正浩 釣行記

長崎県壱岐でサイトフィッシング!! (2007.7.21〜23)
  7月21日から23日まで長崎県の壱岐へ、釣友の久保山さんとエギングに行って来た。初日は唐津からフェリーで渡り、近くの漁港からスタートするが反応がなく、風裏になる北部の漁港まで移動した。エギエスツー3.5Nピンクシルバーをセットして、内向きのシャローからチェック。キャストしてボトムまでフォール、左右のダートで誘ってカーブフォールのパターンで探ると、小型が追い掛けて来た。しかしエギまでの距離が詰まらないため、カラーをブラウンゴールドにチェンジ。少し沖目にキャストして表層でダートさせてから、水平ドリフトで誘うとあっさりとヒットしたのは300gのアオリイカ。久保山さんも同サイズをオリーブゴールドでヒットさせている。漁港の外向きへ移動してシャロー狙いのため、キャストしてボトム近くまでフォールさせて、連続ダートから水平ドリフト、カーブフォールのパターンで同サイズが連発。少し移動して他のカラーを試すべく、オリーブシルバーで生簀周りを狙うと浮いて来た。足元まで追い掛けて来たので、水面でステイさせていると抱いたのは400g。次はボトム近くで300gと連発。防波堤をうろうろしてから、オリーブゴールドをブレイクのシェードにダートからフォールさせると、ボトムに着く寸前に小さくコンッとアタリを捕らえた。合わせるとロッドを絞り込んで楽しませてくれたのは、1.2kgのグッドサイズだった。調子に乗ってピンクマーブルに交換、サイトで見つけたので狙うと小型がヒット。暫く反応が止まったがシャローに移動して、3.5Sのオレンジ/イエローゴールドで狙うと小型が反応した。しかし視界の端に白い物体を捕らえた。よく見ると2杯のアオリイカで、まずまずのサイズである。当然狙いを変更して大きい方に狙いを絞ってアプローチすると、上手く反応してくれたイカは900gあった。久保山さんも単発ながらヒットさせている。どうもゴールド系で左右のダートに反応が良いようである。
次に移動したのは小さな漁港で、夏休みに入ったためか地元の少年達が漁港内で飛び込み等の水遊びに興じている。騒がしい場所から離れて先端付近の内向きに入る。オレンジゴールドで狙うと、ファーストキャストから追い掛けて来たので、足元のサイトでヒットさせたのは300g。次は沖目のボトム近くで400gパープル/ピンクゴールドでも300g。久保山さんもサクッと300gをヒットさせて移動。その次の漁港では内向きで別れて狙うと、久保山さんが早々にヒットさせた。私もピンクゴールド300g、400gと連発させたところで宿での食事時間が近付いている。旅の楽しみである食事は、釣果より優先させなければならないので、当然の事ながら後ろ髪を引かれながらではあるが、初日の釣りを早めに終了した。
予約していた民宿では、海水浴のグループやファミリー、カップルと賑やかであるが、その中に入って先ずは汗を流してからビールで乾杯。まずまずの釣果を得たため気分も良く、新鮮な魚を中心とした数々の料理に舌鼓を打ち、今回も一寸飲み過ぎてしまった。
二日目はゆっくりと朝食を食べてから出発、宿の近くにある地磯から入った。全体に浅く海藻も見えるため、3.5Sピンク/イエローマーブルで狙うが反応なし。しかし久保山さんはピンク/イエローシルバーで狙い、追い掛けて来た400gをサイトでヒットさせている。私も何とかヒットを狙うと、漸くフォールで触っただけの反応があった。すかさずショートジャークからドリフト、カーブフォールで誘いヒットに持ち込もうとしたがヒットせず。しかし水面までダートさせながらエギを浮かせると、少し離れた位置で浮いて来た。サイトで狙うが距離が縮まらないため、オリーブシルバーに交換してやっとヒットさせたのは300gだった。
その後は移動した漁港で反応がなく、昼食後は気分を新たに別の漁港に移動。沖にキロアップが数杯浮いていたが、全く反応せずに諦めていると内側でフラフラと泳いでいるアオリイカを発見。3.5Sオレンジ/イエローゴールドをキャスト、水面でダートさせると躊躇なく寄って来てヒットした。久保山さんもヒットさせて移動。先程のポイントと同様のパターンで内向きに浮いているイカを探すが、見当たらないため外向きのブレイク狙いに変更する。3.5Nオリーブゴールドを遠投、ボトムまでフォールさせてからダート、ドリフトからのカーブフォールで綺麗にラインが走って600gがヒット。次はボトムが見えているシャローのブレイクを狙ってキャスト、エギが見える範囲でフォールさせてからドリフトさせると、ロッドティップを引き込むアタリで500gがヒットして来た。その後はポイントを見て回りながら、今日も早目に店仕舞いをして宿に向かった。
広い温泉があるので汗を流してから、並べられた夕食を前にお決まりのビールで乾杯。刺身、焼き魚、壱岐牛のステーキ、他にも小鉢が色々とあり、やっぱり二人で気持ち良く飲んでしまった。
三日目は早起きをして朝飯前にシャクリに行った。初日に連発した漁港に行くが反応が無いため、直ぐに見切りをつけて移動、広い漁港の内向きに入った。3.5Nオレンジ/イエローシルバーで広く探るため遠投。底を取りダートからフォールの3セット目で分かりやすいアタリが出て700gがヒット。続いて久保山さんにも500gがヒットして時間切れ、朝食を摂りに宿に戻った。最終日なので早めのランガンで移動を繰り返し、ポロポロとヒットさせてから入った漁港で連発した。ブラウンゴールドで最初は浮いていたのでサイト、次は追い掛けて来てサイト、次は3杯浮いていたので一番大きいのをサイト、最期もサイトでヒットさせた。
そして最後の漁港ではイカの反応が無かったが、漁港の外側にシーバスが群れてスローな動きではあるがベイトを追っていた。狙わない手はないので、1/16ozのジグヘッドにワームをセット、ベイトのサイズに合わせたマッチザベイトである。これをキャストして水面直下をロッドを立ててストレートリトリーブさせると、近くのシーバスが追い掛けてバイト。しかし食い損ね、更に狙うが反応するが次のキャストもミスバイト。3キャスト目は更にスローリトリーブすると、ゆっくり浮いて来た魚がバイト、ロッドに重みが乗ってからフッキング。ドラグを鳴らしてロッドを絞り込んで走り回り楽しませてくれる。小型のシーバスと思っていたが、水面まで浮かせたのはチヌである。40cmは楽に越えているので取り込みをどうしようか考えたが、ラインを持って抜き上げようと水面を切った時に、飲み込まれていたのか切れてしまった。久保山さんも同じリグをセットして狙うとファーストキャストでヒット。今度はロープのギャフで取り込みに成功したのは、48cmで1.8kgのチヌだった。これでは切れるのもうなずける。私も同じパターンで続いてヒットさせたのは、ジャンプを繰り返したシーバスの58cmだった。このまま続ければ連発しそうだが、予約しているフェリーに間に合わなくなるので、急いでタックルを車に積んでポイントを後にした。フェリーには間に合ったが昼食が食べられず、唐津に着いてから唐津バーガーをパクついた。そのまま大阪まで帰る予定だったが、急遽予定を変更して下関で一泊。そう、下関にはお気に入りの炉端焼きの店があるのだ。今回の釣行はサイトをメインパターンに、中層を意識した組み立てで反応を捕らえ、最後にチヌとシーバスにも遊んで貰い、会話が弾んで飲み過ぎたのは言うまでもない。

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最初はブラウンゴールド
久保山さんはオリーブゴールド
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オリーブゴールドで1.2kg
オリーブゴールドで1.2kg
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オレンジ/イエローゴールドにも
久保山さんがオレンジゴールドで
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オレンジ/イエローゴールド
久保山さんはピンク/イエローシルバー
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久保山さんが上げたチヌ
48cm/1.8kgのチヌ
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私にはシーバス
58cmのシーバス

 

<今回の使用タックル>
●エギング
ロッド コータック コンペティションエギ82
リール ダイワ イグジスト2506
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEU0.5号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N
 
●エギング、ルアー
ロッド コータック コンペティションエギ82
コータック コンペティションエギ78
リール ダイワ イグジスト2506
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEU0.5号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N
ルアー スミス ウエイビー85、ジグヘッド1/16oz+ワーム
※エギ、ルアーはブリンソンノットでスナップを使用)
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギ・ルアーはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用


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