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杉原正浩 釣行記

初秋のエギング。沖縄県北部での釣行!! (2007.9.5)
  まだまだ真夏の日差しが容赦無く降り注ぐ中で、9月5日に沖縄でエギングを楽しんで来た。今回はおきなわ釣王国の取材であり、同行者の宮城さんは訪沖の際には頼りになる釣友で、やんばると言われる県北部エリアをテンポ良くランガンで回ってみた。秋の数釣りシーズンには少し早いが、浅場での反応が楽しめてシーズン到来を思わせてくれた。

最初は護岸のポイントでエギエスツー3.5 Sピンク/イエローレッドをセット、水深は3m前後で透き通った海はリーフの位置が偏光グラスを通してよく見える。迷わずリーフの沖にキャスト、底近くまで沈めてから左右のダートで誘ってからカーブフォールのパターンで探る。すると数キャスト目に足元近くで水面直下をドリフトさせていると、突然アオリイカが現れた。そのままステイさせて距離が詰まってから、超スローにフォールさせてヒットしたのは300gのアオリイカだった。沖縄の海は細かいサンゴで出来ているために底は白く、アオリイカが透明に近い体色で追い掛けて来た時には見つけ難いため、必ず水面で少しステイさせて様子を見るのがポイントである。少し移動して浮いている群れを宮城さんが発見、すぐに300gをヒットさせるが残りは沈んでしまった。そこで宮城さんはオリーブレッドに交換、ボトムを攻めて同サイズをヒットさせた。

次に漁港を狙いに行くが大型船が入っている。そのためシャローのポイントから攻めるが、シジャー(ダツ)がエギを追い回すだけでイカの反応が無い。その内大型船が港を出て行ったため岸壁に移動するが、スクリューで掻き回して濁りが出て反応無し。

更に移動、次も護岸の浅いポイントである。タイミング良く日が射してリーフの位置がハッキリ見えたため、沖目にキャストしてリーフの上ではダートで誘ってから、エッジにフォールさせると出て来たのは500gで、今の時期としてはグッドサイズである。広い護岸を二人で分かれて狙ったが他には反応が無い。少し早目の昼食のため車を走らせて、チョット知られた店に行った。オーダーは迷わずソーキそばで、鰹だしで王道の味の美味いそばだった。

食後の最初に行った漁港では、端から順番に漁港全てのポイントを叩いてみた。最初に右側の堤防内向きの砂地に点在するリーフを狙うと、新子サイズが3.5号のエギエスツーを追い掛けて来るが無視してキャストを繰り返す。3.5 Sオレンジマーブルを小型のコブシメが追い掛けて来たので、写真用にヒットさせて撮影後にリリースする。漁港内の船着場で狙うと宮城さんのオレンジマーブル300gがヒット。続いて私には最奥のシャローと左の堤防の内向き、更に外向きとで、3.5 Sオレンジ/イエローゴールドで連発するが、全て100g程の新子サイズである。

最後は強くなって来た風を避けたポイントでシャローから順番に攻めるが、最も風の影響が少ないピンポイントで宮城さんが群れを発見。2人でダブルヒットを狙い先ずは宮城さんにヒット、続いて私も抱かすが外れてしまった。当然の事だが群れが沈んでしまい反応ガ無くなったため、少し時間を空けてから表層からボトム狙いに変更。エギエスツー3.5 Sブラウンゴールドを足元のブレイクエッジの沖にキャスト、底を取ってからショートジャークで浮かせると一杯だけが浮いて来た。先ずはサイトで抱かせて300g。同じ狙い方では反応しないため、次は更に沖にキャストして底を取りジャーク〜ドリフト〜カーブフォールのパターンで狙うと、フォール中にツンッとアタリが出て同サイズをヒットさせて終了とした。

たっぷり汗を流して無事に取材を終えた後にすることはひとつである。ホテルで汗を流してから宮城さんと合流したのは、お洒落な人気の居酒屋で予約を入れずに飛び込みが難しいと言われているが、地元ネットワークで確保して頂いた。沖縄料理のみならず、日本各地から食材を入手しているようで、メニューも豊富である。いろいろと並べた肴を食べながら、オリオンビールを飲み過ぎたのは何時もの事である。

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宮城さんがオリーブレッドでヒット
綺麗な海を行くボート
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ピンクマーブルで500g
オレンジマーブルでコブシメ
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澄んだ海では魚も丸見え
宮城さんがオレンジマーブルで
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ブラウンゴールドで連発
沖縄の魚屋さん-1(グルクンなど)
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沖縄の魚屋さん-2(イラブチャーなど)
沖縄の魚屋さん-3(マグロなど)
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沖縄の魚屋さん-4(カジキ、マグロにサメも)
空港にあった残骸

 

<今回の使用タックル>
●エギング
ロッド コータック コンペティションエギ78
リール ダイワ イグジスト2506
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEII 0.5号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギ・ルアーはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用

<この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2007年9月28日に掲載されました。>

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