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杉原正浩 釣行記

沖縄で良型をGET!! (2008.2.28〜3.1)
  今年の初釣りでは大型のアオリイカを上げた沖縄本島に今月も行って来た。2月28日は雑誌の取材である。最初に行ったのは津堅島、ここには昨年一度訪れたものの天候に恵まれず小型のみに終わったため、リベンジを狙ったのである。幸い天気はまずまずで風も強くなく期待が持てる。最初はエギエスツー3.5Sピンクゴールドをセットした。沖へキャストして底を取り、4回ダートからのカーブフォール、手前で浮かせても反応なし。次は少し角度を変えてキャスト、次はシャクリからのカーブフォール、そして浮かせるが反応なし。チョットヤバイ感じ・・・。
そこで20m程ポイントをシャロー側に移動、エギも3.5Sピンク/イエローマーブルにチェンジした。50mラインにキャスト、底を取り4回ダートからのカーブフォールで狙うと20mラインでフォール中にアタリ。アワセを入れても軽い手応え、上がって来たのは200gと昨秋と変わらないサイズである。そのまま続けると、今度は最初のアクションからのフォールでもたれるようなアタリ。これはヤッタかなと合わせるが300gとチョイサイズアップのみ。その後もひと通りチェックするがサイズアップはせず、早目の昼食として三枚肉そばを食べて昼の船で移動することにした。

次に選んだポイントは海中道路を渡った島である。最初は岩場からシャローのリーフ周りを攻めたが反応が無く、防波堤に移動した。ここでエギングをしていた花城さんと合流、情報交換をすると単発ながら大型情報があるようだ。暫く水道部分を狙ってみた。エギは3.5Nのピンクシルバーパープル/ピンクマーブルオレンジゴールドオリーブレッドとローテーションさせながら、早い潮流に手こずりながらもボトムを叩き、中層をドリフトさせ、手前の壁、沖の壁と可能な限りのポイントとパターンを試すが反応を得られなかった。

次に向かったのは渡船による沖磯である。始めての磯に上がったのが15時前、迎えの船が来る18時過ぎまで気合を入れ直して頑張るしかない。先ずは磯を一周してチェックするが、沖で落ち込んでいるポイントはあるが全体に浅いため、潮が上げて来る夕方が狙い目だろうか。風が強くキャストし辛いが、エギエスツー3.5Sピンクゴールドからスタート。沈み磯の周辺を順番に攻めるが反応が無い。そこで風下側に移動、渡船が着いた船着き周辺をチェックする。すると沖のブレイクラインからシャロー側にエギを浮かせてダートさせていると、小型が後ろから追い掛けて来た。水面でドリフト気味にステイさせるが、風でラインが流されてステイ出来ないためか抱いてくれない。打ち直して再度狙うが距離が縮まらず、本気になるサイズではないため諦めた。更に別の位置に移動して狙っていると、花城さんがヒットさせたようだ。見に行くと1.4kgで、3.5Nブラウンゴールドにヒットしたそうだ。大型がエギの後ろから追い掛けて来たので、打ち直すと別の小さいイカがヒットしたそうだ。残った大型にテンションが上がったものの、空白の時間が過ぎて17時を過ぎた。

3.5Sピンクシルバーを遠投してダート&フォールから、20mラインで浮かせたエギエスツーを水面で水平ドリフトさせていると、エギの後ろにもやもやとした部分があり注意していると、もやもやがエギに近付いて来た。透明に近い体色のアオリイカが追い掛けて来ているのだ。そのままサイトに持ち込んでガッチリ抱かせてからフッキング、暫くファイトを楽しんでいると、後ろに大きな黒い影が近付いて来た。ひとつのエギでのダブルヒットを狙って、ラインテンションを保ちながら止めていると狙い通りに抱いて来た。しかし最初のイカにエギを深く抱き込ませたため、次のイカがカンナに掛からない。残念ながら諦めて花城さんに狙ってもらうとあっさりヒットした。先に取り込んだアオリイカを検量すると私のは1.1kg、花城さんの3.5Sピンク/イエローマーブルに来たのは2.1kgだった。この後は反応が無くなり予想通り夕方の潮でヒットした事に満足感があるものの、ダブルヒットを逃した残念感もチョッピリ残った日であった。

続いて3月1日は宮城さんとのエギングである。前夜打ち合わせを兼ねて行った初めてのお勧め居酒屋は満席。次の店は直ぐに出て、ホテルの近くに戻って飛び込みで行った店は、古酒の種類が豊富なイイ感じの店で遅くまで飲んでしまったため、出発は日が昇り切ってからである。最初はサーフのポイントを攻めるが反応なし。
次の漁港は浅く沖の砂地にはリーフが点在している。エギエスツー3.5Sオレンジ/イエローゴールドからスタート。砂地のため底を取り軽目のダートを3回入れてから、ドリフト気味にカーブフォールで狙うが反応なし。移動しながら広範囲をチェックするが反応がなく諦めかけていたが、もう一度最初のポイントを見に行くと魚影が見えた。今迄はべイトフィッシュも見えなかったので様子を見ていると動きが怪しい。念のため3.5Sピンクシルバーをキャストして表層でダートさせると動き出した。様子を見る前にエギを掴んで横に引っ張っている。軽く合わせて取り込んだのは300gだった。
その後も数箇所叩くがヒットが無く、今回の釣りを終了した。

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最初の200gはピンク/イエローマーブル
次に300gがヒット
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花城さんにヒットした1.4kg
1.4kgはブラウンゴールドにヒット
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先ずはサイトでヒット
次に花城さんにもヒット
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私の1.1kgと花城さんの2.1kgのアオリイカ
1.1kgはピンクシルバーにヒット
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花城さんの2.1kgはピンク/イエローマーブルにヒット
シャローの砂地にリーフが点在するポイント
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サイトで300gがヒット
300gはピンクシルバーにヒット

 

<今回の使用タックル>
●エギング
ロッド コータック コンペティションエギ82
リール ダイワ イグジスト2506
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEII 210(プロト)0.5号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用

<この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2008年3月24日に掲載されました。>
<この釣行記の一部はおきなわ釣王国Jr. 12号(2008年5月号)に掲載されました。>

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