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杉原正浩 釣行記

鹿児島県の種子島での釣行!!(2008.4.24〜26)
  4月24〜26日に鹿児島県の種子島へユニチカプロスタッフの吉竹さんとエギング遠征に行って来た。
伊丹からの直行便で15時過ぎに種子島空港へ降り立ち、レンタカーで出発した。行き先は強風を避けて風裏のポイントである。小規模な漁港でタックルをセット、エギエスツー3.5Nオレンジ/イエローゴールドを結んだ。天気が回復して晴れて透明度が高い海は、点在しているリーフの位置が分かりやすく浅場からスタートした。軽くキャストして表層での連続ダートで誘ってからリーフのエッジでフォール、そして表層までダートさせながら浮かせてリーフエッジでフォール。足元近くのリーフエッジにフォールさせた時に小さなアタリを捕らえて200gの小型がヒット、ファーストキャストでのヒットに気を良くして次を狙いキャスト。その時防波堤の先端に入っていた吉竹さんの3.5Nブラウンレッドにもヒット、後ろから追いかけて来ているアオリイカがいると呼んでいる。すぐに横に行くとヒットしたアオリイカは浮かせているが、水面下にうっすらと影が見えた。少し沖へキャストしてダートで誘うと浮き上って来たため、ドリフトさせてサイトに持ち込むと迷いもなく抱いてヒットに持ち込めた。吉竹さんは500g、私は400gだった。更に私がシャローで小型を追加して移動。

次のポイントも漁港だが、先程の漁港より更に浅く数キャストのチェックで終了。次の漁港は規模が大きいが、うねりもあって釣り難く反応も無いためここで初日の釣を終了した。
夜は私の友人グループと共に美味しい肴でいつもの飲み過ぎモードに突入してしまった。新鮮な刺身、キビナゴの串焼き、トビウオ、モハミ(ブダイ)、ビールに焼酎、あとは頭痛が残るだけ(-_-;)

2日目は本命ポイントの沖堤に渡り超大物狙いだ。水深は足元で12〜15m、キャストして20m前後と深く潮流も早いため難易度が高いポイントと言えるが、210の0.5号とエギエスツー3.5DDを組み合わせている私には底取りも難しくない。朝は3.5DDのオレンジゴールドからスタートした。外側はうねりが大きく釣り難そうなので内向きにキャスト、底を取り軽くシャクリを入れてスラックを取ってラインを張ってから大きくシャクリを入れる。フリー気味にフォールさせてボトムでステイ、ティップで聞いてから次のシャクリというパターンで攻める。シャクリを入れてエギを浮かせると、流されて底に入り難くなるがフリー気味のフォールで対処する。沖は砂地で手前はケーソンにラインが擦れないように注意が必要だ。ワンキャスト毎に少し移動して広く探って歩く。エギもピンクマーブル、パープル/ピンクシルバー、オリーブゴールド、ブラウンレッドとローテーションさせるが、本命からの反応が得られない。

外側を攻めていた吉竹さんはエギエスツーを追い掛けて来たメッキを見てミノーを結んだ。そして結果はすぐに出てメッキの30cmをヒットさせた。私も横からミノーで狙うがうねりが大きく、足元でルアーが浮いて思い通りのアクションが付けられず、メッキが追い掛けて来るがヒットに持ち込めないためミノージグに交換した。少し沈めてから小さなジャークを入れるとガツッとヒット、次の瞬間ドラグを鳴らして鋭角的な引きが伝わる。楽しい瞬間である。水中でブルーのヒレが綺麗なカスミアジである。水面まで浮かせてうねりのタイミングに合わせて抜き上げたのは同じサイズの30cmだった。その後も同じパターンで狙うと次のヒットは更にパワーがあり、愛用のコンペをバットから曲げてくれて楽しさもアップである。正体はヤガラで何とか抜き上げる事が出来たが、140cmの大物だった。吉竹さんはメタルジグでカマスの40cmクラスを連発させたり、エソやヤガラの120cmをヒットさせて同じく強い引きを味わって楽しんだ。

この日は釣友である重見さんがDVDのロケで来ていたが、最終日で朝の地合いだけ攻めて引き上げて行った。
そして期待された夕方の地合いは、地元の釣友である平石さんに500gのアオリイカがヒットして一気に全員のテンションが上がったが、作業船が来てポイントが濁りで潰れて終わってしまった。

夕方の地合いはショアから狙うことになったが、地元アングラーがヤエンでデカイカをヒットさせて取り込みに入った時に、後ろから更に大型のアオリイカが追い掛けて来ていた。吉竹さんと二人でエギエスツーをキャストさせて頂くが、エギに反応してくれなかった。気を取り直し、3.5Nオレンジ/イエローレッドを風に乗せてキャスト、底を取りシャクリ、ジャークを取り混ぜて様々なアクションで狙うが反応が無い。ふと足元を見ると潮上から泳いで来る黒い影がある。サイトで狙うが僅かな距離を残して抱いてくれないため、3.5Nオリーブゴールドに交換。表層でダートさせて進行方向でドリフト気味にフォール、足元でステイさせると距離を詰めて来た。そのままステイさせているとやっとヒットに持ち込めたが、サイズは200gの小型でそのままリリースした。ポイントを変えても狙いのサイズはヒットせず本日の釣を終了した。
今日の夕食も平石さんお勧めの店に行った。トビウオの塩焼き、キビナゴの串焼き、つけ揚げ、中でもモハミ(ブダイ)のから揚げはお代わりを注文してしまった。美味しい肴でビールジョッキが次々と空いたのは言うまでも無い。

最終日も沖提に渡ったが本命ポイントは強い向かい風で攻略出来ず、内向きを狙ったがアオリイカの反応は無い。そこで昨日同様に魚釣りモードに変更して、ミノーをキャストする。ヤガラがチェイスするがヒットしないため、メタルバイブレーションにチェンジ。タナを少し下げてスローリトリーブすると一発でヒット、ドラグを鳴らして遊んでくれたのはヤガラの120cmだった。風が強さを増したため別のポイントに移動したが、立石さんがモンゴイカをヒットさせただけで今回の釣は時間切れ終了となった。

種子島は今回不発だったが超大物狙いのエギングと多くの魚種、そして美味しい肴と魅力たっぷりの島だった。

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ファーストキャストの200g
吉竹さんの500g
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私にも400g
吉竹さんにヒットしたメッキの30cm
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私にもメッキの30cmがヒット
コンペがバットから曲がる
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犯人はヤガラの130cm
サージャーにヒット
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吉竹さんはジグでカマスを連発
吉竹さんのヤガラは120cm
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重見さんはロケに来ていた
私にメッキの30cmがヒット
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ウエイビーにヒット
平石さんにヒットした500g
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このヤガラは120cm
ロケット灯台
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ロケット灯台に沈む夕日

 

<今回の使用タックル>
●エギング
ロッド コータック コンペティションエギ82
スミス スクイッドハーツ84HP
リール ダイワ イグジスト2506
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEII 210(プロト) 0.5号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5N、3.5DD、4.0N
ルアー ウエイビー85、サージャー8cm、テールスピンジグ、
メタルバイブレーション、他
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギ・ルアーはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用

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