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杉原正浩 釣行記

鹿児島県の種子島での釣行!! (2009.11.18〜21)
 

大型のアオリイカを狙って鹿児島県の種子島へ、11月18〜21日にエギングに行って来た。メンバーは東京から釣友の高橋さんと宇野さんで、私は伊丹空港から鹿児島空港へ飛び、鹿児島空港で合流して種子島空港へ到着。空港でレンタカーを借りて強い北の風を避けるために南下した。最初は南種子町で昼食後に最南端の漁港へ行くが、風が回り込んでいるため断念、ロケット発射で有名な宇宙センター横の漁港へ行った。釣りの前に以前にも撮っているがロケットの写真を撮ってからスタートした。

ロッドはエメラルダスST86MLに、リールもエメラルダス2506、ラインはユニチカのキャスラインエギングスーパーPEll210の0.5号リーダーはエギングリーダーの1.75号を2mエギエスツー3.5Nピンクシルバーをセットした。先客が2人防波堤の先端でクロ狙いの為、防波堤の根元からキャスト。天気が良く透明度が高いため底まで丸見えである。砂地にある根の周辺を探るが反応が無い。高橋さんのエギにメッキが追い掛けて来たがルアーに換えてもヒットせずに移動。

北西の風のため東岸を北上、次の漁港ではエギより小さいアオリイカが追い掛けて来ただけである。

次の漁港ではピンク/イエローゴールドに交換して港内のかけ上がりにキャスト、岸沿いのファーストキャストは反応が無く、次は少し沖よりに角度を変えてキャスト、底を取り4回ジャークからのカーブフォールを繰り返し、連続ジャークで水面までエギを浮かせて水平ドリフトさせると黒い影が見えた。ふたつ見える影の大きい方に狙いを絞りフォールさせると、狙い通り抱いた今回のファーストヒットは300gのアオリイカである。残りの一杯を狙ってキャストするが、一度も姿を現さないため終了。更に別の漁港へ行くがうねりが入り反応が無いため初日の釣りを終了して宿へ向かった。

今回の宿は西之表市内で、途中にラッキー種子島へ寄って店主の篠田さんから近況を伺うと、単発だが2キロクラスも出たそうで、ヒラスズキも好調との事でヤル気が出て来る。夜は篠田さんから情報を聞きながら居酒屋で作戦会議という名の飲み会である。アサヒガニ、モハミ(ブダイ)の唐揚げのあんかけ、地蛸とアカバラ(カンパチ)の刺身、地蛸の唐揚げ、ナガラメ(トコブシ)、おでんに後は、ん〜といろいろあったような気がするが・・・生ビールと地焼酎の甘露は水割りで頂いて初日の夜が暮れました。

2日目は北東の風が吹く予報のため、西岸をランガンした。最初に中種子町の漁港からスタート。タックルは昨日と同じで、エギエスツー3.5Nピンク/イエローゴールドでボトム、中層と狙うが反応が無い。そこへ高橋さんが怪しい動きで足元を狙っている。近づくとミノカサゴが2匹足元でエギを狙っているがフッキングしないようで、マウスリンを結んで目の前に落として誘うと、ゆっくり近づいてパクッと食い付いた。上顎にきれいにフッキングしていた。

幾つかの漁港をランガンしてからは、東京組が奮起して午前中に宇野さんが4.0Nのオレンジ/イエローマーブル400g、そしてシャローで岩が点在する地磯のポイントでキロアップを乗せたが、取り込みの前に針外れのバラシ。しかし気を取り直し500g800gと連発させた。高橋さんも3.5Sオレンジマーブルと4.0Nピンク/イエローマーブル小型連発の後に、4.0Nオレンジ/イエローマーブル300gをヒットさせた。

午後からも漁港をランガンして、私が3.5Nオレンジマーブルを遠投してスラックジャークのフォールでラインが走るアタリを捉えて300gを乗せ、同じ漁港で宇野さんは小型を乗せて、最後に行った漁港でもロッドを曲げたが残念ながらモンゴイカの800gで終了した。 夕食は昨日とは違う居酒屋で、モハミの唐揚げ、ザコ(キビナゴ)の一夜干し、アカジョウ(スジアラ)と地蛸の刺身、天ぷらに鳥の唐揚げなどで生ビールが進んだのは言うまでもない。

3日目も朝はコンビニで朝食を済ませてからスタート。最初は北東の風を避けて西岸の地磯に入った。ここでは高橋さんが4.0Nオレンジマーブル400gを幸先良く乗せ、北上したポイントでも小型を乗せた。次の漁港では宇野さんが4.0Nオレンジゴールド小型を連発させたが、その後は私の3.5Nオレンジマーブルにモンゴイカが乗っただけで、ランガンしても不発で午前の部は終わった。 昼食後の漁港では、宇野さんが外側の浅場にあるスリットから600gピンクマーブルで引きずり出し、地味系のブルーマーブルでも小型を乗せた。高橋さんは防波堤の先端部で追い掛けて来たアオリイカにスイッチが入らないため、カラーをアピール度が低いブルーレッドに交換して300gを抱かせ、その後もブラウンレッド、ピンクマーブルとローテーションさせて小型を連発させた。私は不調でパープル/ピンクマーブル小型を乗せただけである。

サイズが出ないまま最後に行った漁港では、エサ釣り師が数人居たが片付けているところだったので、撒き餌が効いていれば一発で乗るかもと話しながら入った。高橋さんが声を掛けてファーストキャスト、底を取り2度目のシャクリからのフォールでアタリが出た。合わせを入れるとドラグが鳴ってグッドサイズと分かる。暫くやり取りをして寄せて来たところで痛恨の針外れのバラシ。昨日に続いてのキロアップのバラシであった。

宿でシャワーを浴びてから夕食は3軒目の居酒屋、種子島の居酒屋は美味しくて値段も安いため、宿で食事をしないでいそいそと出掛けてしまう。今夜の刺身はセガツオとキビナゴ、トビウオと安納芋のすり身揚げ、トビウオのすり身揚げ、キビナゴの唐揚げ、落花生の塩茹で、その他いろいろに生ビール、地焼酎は黒甘露と甘露を頂きました。

最終日も朝食後に出発、北西の風が強く荒れ気味のため東岸の漁港から入った。最初の漁港は反応が無く、南下した漁港で最初の反応は私に来た。エギエスツー3.5Nオレンジレッドを港内の浅場に見える岩場周辺を狙った3キャスト目、少し沖目から連続ダートで水面までエギを浮かせてドリフトさせると浮いて来て、水面でのステイで抱いたのは200gである。防波堤の外向きに入った宇野さんはオレンジゴールド300g、隣で高橋さんも小型を抱かせて移動。幾つ目かの漁港で私が3.5Sオレンジシルバー200gを乗せて午前の部が終了。

昼食後に選んだ最後のポイントは西岸の地磯。私は潮が引いて浅くなっている砂地に岩が点在するポイントに入り、3.5Sオレンジシルバーで岩場の周辺を表層のダートで誘い、水平ドリフトから少しのカーブフォールで抱かせるパターンで細かくチェックした。そして狙い通り追い掛けて来たが、抱き切れなかったため3.5Sピンクシルバーの穴あけチューンに交換して同じパターンで狙うとすぐに300gが乗って来た。その後に高橋さんが400gを乗せて、堤防から私が小型を乗せたところでタイムアップとなった。 残念ながら強風と時折振る雨と天気に恵まれず、狙いのサイズが出ず釣果は思わしくなかったが、夜の居酒屋では地焼酎と美味しい食事は外さない種子島であった。


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初ヒットは私のピンク/イエローゴールド
ミノカサゴをサイトでヒットさせた
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宇野さんの4.0Nオレンジ/イエローマーブルにヒット
高橋さんはオレンジ/イエローマーブルで
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宇野さんはオレンジマーブルの4.0Nで
好調な宇野さんは連発ヒット
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負けじと高橋さんも乗せる
私のオレンジマーブルにもヒット
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シャローの岩場はスローチューンで乗せた
今回の私のタックル
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アサヒガニ
モハミの唐揚げにキビナゴの串焼きなど
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鹿児島から種子島へは小型機で
鉄砲伝来の島
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ロケットの島でもある
ロケット発射台を望む
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遠くに霞む屋久島

 

<今回の使用タックル>
ロッド ダイワ エメラルダスST86ML
リール ダイワ エメラルダス2506
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEll210 0.5号
リーダー  ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ   ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N、3.5D
  
ロッド コータック コンペティションエギ82改(Kガイド仕様)
リール ダイワ イグジスト2506
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEll210 0.5号
リーダー  ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ   ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N、3.5D
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用

<この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2009年12月2日付に掲載されました。>


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