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杉原正浩 釣行記

長崎県の対馬でサイトエギング!! (2009.6.21〜24)
 

GWに続いてまた長崎県の対馬まで6月21日〜24日に行って来た。今回のメンバーは初釣りで沖縄へ一緒に行った東京の釣友、高橋さんとその友人の宇野さん、指田さんの4人である。私は伊丹空港から福岡空港へ飛び、東京組の3人と福岡空港で合流、霧で福岡へ戻るかも知れないという条件便だったが、アッという間のフライトで対馬空港へ無事到着。レンタカーを借りて今回のエギングツアーが始まった。食事をする店が町を外れると少ないため、大型スーパーで食料と飲み物、氷を調達。運転手がいるため麦系飲料をカゴに1パック入れたのは言うまでもない。南西の風が強いため最初は南側の中部の半島で風裏になる漁港に行った。昼飯で缶ビールを1本空けてから釣りモードに入る。

タックルはコンペ82にイグジスト、ラインはエギングスーパーPEll210の0.5号に、エギエスツー3.5Nピンク/イエローシルバーをセットした。軽くチェックするが反応が無いためポイントをGWに反応が良かった漁港へ移動した。エギは全員エギエスツーで、宇野さんの3.5Nオレンジシルバーのファーストキャストで300gがヒットした。ボトムから水面まで浮かせた時に追い掛けて来てサイトで乗せたそうだ。続いて高橋さんの3.5Sピンク/イエローマーブルには200gと2人に対馬での初アオリイカがヒット。次の漁港でも先に宇野さんにヒット、続いて高橋さんが2杯、その次の漁港でも高橋さんが600gと連発させて好調なスタートである。

そして護岸のポイントへ入ったファーストキャストで、高橋さんの3.5Nピンク/イエローマーブルでボトムを叩いてロッドを曲げた。引きを楽しみながら浮いたのはキロアップである。しかし誰もギャフを持っていない!急いでギャフを取りに走りランディング態勢、しかし寸前でフックオフ。嫌〜なムードが流れたがすぐに打ち消された。宇野さんのオレンジマーブル600g、指田さんのチャートリュースマーブル300gと連発したのだ。私のシャロー狙いはチビッ子が追い掛けて来るだけで掛けずに移動。

大きく移動して北側の西岸にある漁港に入った。ここでも指田さんのピンクマーブル、宇野さんのオレンジマーブル、高橋さんのピンク/イエローマーブルにそれぞれヒット。次の漁港でやっと私のピンク/イエローレッド小型が2杯ヒット、そしてボトムをじっくりと攻めていた高橋さんのブラウンレッド500g600gと連発して初日の釣りを終了した。 今回の宿も民宿で汗を流してからがお楽しみの夕食である。刺身はヒラス、アジ、アオリイカ、ハガツオにサザエの壷焼き、剣先イカの煮付け、揚げ物、小鉢、鍋はマダイで〆は雑炊である。いつものようにビールが進み、地酒の日本酒もイッテしまった。

2日目は前夜の天気予報が悪かったので宿で朝食を食べてから出発、昨日同様に南西の風のため東岸を北上することにした。最初の漁港、次の漁港とランガンするが反応が無く、5番目の漁港で最初の反応。高橋さんのピンク/イエローマーブルを岩のスリットにフォールさせて500gを引きずり出した。宇野さんは港内向きで小型を2杯ヒットさせている。

その後はランガンで雨の合間にロッドを降ったが反応が無く数箇所目に、指田さんのチャートリュースマーブル400g、高橋さんが防波堤先端のディープを3.5DDオレンジレッドで風の中でアタリを捉えて乗せたものの・・・モンゴイカの500gでガッカリ。

そして大きな漁港で雨と風の中でそれぞれ散らばって狙ったが、最初にロッドを曲げたのは港内に沈む大きな岩のシェードを丹念に探った指田さんで、岩のシェードにチャートリュースマーブルをフォールさせてから連続ダートで浮かせてイカが追い掛けて来てヒットではなく、一旦戻った先にキャストしてフォールでツンアタリを捉えてヒットに持ち込んだ。その後も同じパターンで追加。高橋さんは先端から内向きに狙ってボトムで400を乗せ、私は内向きのシャローのウィード周りを細かく攻めてヒットさせた。

次のポイントへ移動したものの雨が強くなり本日の釣りは終了して宿へ戻ることにした。今日の夕食はハガツオ、ヒラス、サザエの刺身にイカの子の珍味、剣先イカの煮付け、揚げ物に握り寿司、その他と出て来てビール、地元の焼酎とやっぱりイッテしまった。

明けて3日目は好天になり朝食前に出撃。宿の前の護岸からスタート。私はシャロー狙いで3.5Sオレンジ/イエローゴールドの早い攻めで400g、対岸の漁港では3.5Nピンク/イエローレッドをキャストしてボトム近くまでフォール、緩めのジャークを3回入れてフォールさせるとすぐにラインが弛むアタリで600gと連発、高橋さんも宿の裏で小型を上げて気分の良い朝食となった。

朝食後は水が動くシャローで藻が多いポイントへ行った。沖に沈む岩のアウトサイドから上までダートさせて、インサイドのシェードへフォール、そしてダートさせながらエギを水面まで浮かせて追い掛けて来たイカをサイトで獲る。このパターンで300〜400gピンク/イエローレッドパープル/ピンクレッド連発。沖のウィードエリアではラインが走るアタリを捉えてヒットさせた600gの後ろから追い掛けて来たキロアップを宇野さんと高橋さんが狙うが反応せず、ヒットしている私のエギに抱いてダブルヒットとなるが、取り込み前に大きい方が外れてしまった。

そして初日に行った漁港で指田さんはチャートリュースマーブルのファーストキャストで300g、宇野さんもチャートリュースレッド400gをヒットさせた。私は藻場を攻めるが反応が無いため、ブルーゴールドに付け替えて沖目にキャスト、底を取り緩いジャークを3回入れたフォールでラインが走るアタリ。そして今度も後ろから追い掛けて来ているため、リーリングを止めて狙い通りダブルヒットに持ち込んだのは300g500gだった。次のポイントでは高橋さん、私、指田さんの順にヒット。その次では私のオリーブゴールドオレンジレッド連発。地磯に入った指田さんがピンクレッドヒットした200gを寄せてくると、足元の岩陰から500gが出て来てダブルヒットに持ち込んだ。サイズはともかく反応が良いアオリイカは、狙い通りのポイントから狙い通りの位置でヒットしてくれるため満足度は高い。

その後は深場狙いで指田さんは3.5D、宇野さんは4.0Nをメインに使用してヒットさせている。深い漁港で宇野さんがベイトフィッシュに合わせて、ディープからエギを浮かせると3杯追い掛けて来て、一番大きい奴を抱かせて1.0kgピンクマーブルで上げた。 ロケーションを変えた漁港横にある地磯のシャローで私は、3.5Nオレンジレッド300gをサイトで、深場狙いのボトムでは底取りから緩めのシャクリでラインがふけるアタリで600g、次は大きな岩陰から追い掛けて来た500gをサイトで乗せた。漁港の藻場では3.5S300g600gを乗せて好調な一日を終えた。 宿に戻ると最後の夕食はバーベキューで、女将さんが用意をしているため炭、椅子、食材用テーブルを表に出して網を出してお手伝い。その間3人はしぶとくエギをキャストして高橋さんと宇野さんがヒットさせていた。網の上ではサザエ、黒ムツ、剣先イカ、手羽先、肉に火が通り缶ビールのピッチが上がる。続いてソーセージに野菜、他にも何かあったような・・・。調子に乗って好物のサザエの壷焼きは幾つ食べたのだろうか・・・殻は海に戻しヤドカリの家になってもらう。たらふく食べて最後にシャワーで汗を流して最後の晩餐は楽しく終わった。

最終日も走り回ったが狙いの大物のヒットは無く、広い対馬の半分どころか数分の一程度しか攻めることが出来なかったが、全員に数が釣れてサイトで楽しめたエギング釣行となった。サイトエギングが楽しめる対馬はお気に入りの島である。


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初ヒットは宇野さんのオレンジシルバー
キロアップがヒットしたが・・・
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宇野さんのオレンジマーブルにヒット
指田さんの初ヒットはチャートリュースマーブル
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高橋さんはピンク/イエローマーブルで
雨の中で指田さんはチャートリュースマーブル
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何と高橋さんのオレンジゴールドにはスレ掛かり
私のピンク/イエローレッドにヒット
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ピンク/イエローレッドに連発
宇野さんのチャートリュースレッドにヒット
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私にダブルヒット
ダブルヒットはブルーゴールドに来た
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指田さんもダブルヒット
ピンクレッドでダブルヒット
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今回の最大は指田さんのピンクマーブル
私は地磯でオレンジレッド
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防波堤の上に逆反りの虹
霞んで見えるゴリラ岩
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夕食の一部
バーベキューはサザエに黒ムツ、その後も・・

 

<今回の使用タックル>
ロッド コータック コンペティションエギ82
リール ダイワ イグジスト2506
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEII210 0.5号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N、3.5D
 
ロッド テイルウォーク ライドライド81L-ti“Silky”
リール ダイワ イグジスト2506
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEII210 0.5号
リーダー  ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ   ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N、3.5D
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用

<この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2009年7月3日付に掲載されました。>


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