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2012年4月13、14日
種子島デカイカ狙いツアー(3、4日目)
3日目も若潮丸で午前中は、篠田さん、高橋さん、ソウルキッチン(焼肉屋)のマスター松山さんと私の4人で西之表港を出港して、昨日とは違うポイントを狙う作戦である。
西之表港のロケット灯台
タックルは昨日と同じで、コンペ82改、コンペ82、コンペ73である。最初に手にしたのはコンペ82改にエギエスツー3.5DDのオレンジシルバー、水深は15~20mで岸から沖へ吹く風が強めである。
軽くキャストして底を取り、3~4回ジャークからフォールはスローを心掛ける。このパターンで狙っていると、フォールでコンと小さなアタリを感じた。ロッドティップで聞いて荷重を感じてからフッキング、ドラグが唸ってラインを引き出すかと思ったのだが・・・余り引かずに上がって来たのはキロアップのアオリイカ。種子島では期待値が高いため、これでは満足出来ないのである。(かなり船が揺れていたので写真は撮らず生簀へ入れた)
同じパターンで連発かと気合を入れ直したが、誰にも反応が無く午前の部はそのまま終了した。
昼飯を食べて午後の部はメンバーが入れ替わり、石原さん、仁禮さん、中島さんと高橋さん、私の5名である。風が弱くなり釣りがしやすくなったが、雨が降り出し合羽を着てのスタートである。ポイントは午前中に出たエリアをメインとして手前から叩く作戦。
水深は15~20mを中心に流すため、私はコンペ82改にエギエスツー3.5DDのピンクシルバーをセットした。底を取ってからジャークさせてフォールと、午前中のパターンで狙う。
午後からのメンバーにもアゴリグでの狙い方を伝えると、行き成りのヒットが連発した。
最初はキロ足らずと小さいから写真を撮らずに生簀へ放り込んでいると、石原さんのロッドが大きく撓った。ラインを引き出し今迄とは明らかに引きが違う。慎重に寄せて取り込んだのは3.7kgのデカアオリである。しかし地元種子島のメンバーの感覚をここで改めて知ったのは、量った数字が3.7kgと分かると、「4kg無いか」の一言で写真を撮ろうともしないのである。
石原さんに大物がヒット
石原さんにヒットした3.7kgのアオリイカ
その後は私にも3.5DDパープル/ピンクレッドでキロアップ、高橋さんと中島さんにダブルヒット、石原さんにヒット、仁禮さんにもヒット、更に石原さんにキロアップ、高橋さんにキロアップ、私にもヒットと結構な連発があったが、残念ながら狙いのサイズをヒットさせられずボートエギングは終了の時間を迎えた。
私のパープル/ピンクにもキロアップがヒット
高橋さんと中島さんにダブルヒット
石原さんにヒット
仁禮さんにもヒット
石原さんのこれもキロアップ
生簀の中でも一際デカイのが居る
高橋さんもキロアップ
これもキロアップ
今回もお世話になった若潮丸と船長
港へ戻りタックルを車へ積んでラッキー種子島へ行って篠田さんに結果報告、天気が良く風と波が無ければビッグサイズに出会えたかも知れないが、天気には逆らえないので残念である。
改めて見てもデカイ3.7kg
ラッキー種子島の前で
一旦ホテルへ戻ってシャワーを浴びて待ち合わせの店を行くと、今夜は宴会で篠田さんが手配してくれた料理が並び、地元のメンバーも20名程と賑やかな楽しい席となった。
料理は刺身、車エビの塩焼き、鍋、貝、酢の物、茶わん蒸し、他にもウチワエビのお吸い物と贅沢三昧。生ビールで乾杯の後は、地元の焼酎である甘露も頂きました。
宴会場では情報交換やQ&A、更にはお土産まで頂いてご機嫌なひと時であった。
そして今夜もこれで終わらずに、もう一軒行って遅くまで飲んだくれてしまいました。
豪華な料理と生ビール
今夜の宴会は20名程で
ウチワエビのお吸い物と地焼酎
最終日は天気が回復して日が差してきたが後の祭りで、ソウルキッチン(焼肉屋)のマスター松山さんのボートに乗せて頂いて初めてのポイントを狙ったが、うねりがあり風も強いためボートを止める事が出来ず、苦戦の連続で反応を得る事が出来なかった。
ボートエギングは早々に諦めて目ぼしいポイントをショアからランガンしたが、反応するのは小さいのだけで時間切れと言うより諦めました。
レンタカーを返すには時間があるため、足を延ばしてロケットセンターへ行ってから空港へ行き、定刻通りの便で帰途に着いた。
種子島と言えばロケット
ロケット発射台が見える
使われていたんや
これはロケット発射台
天気が良くなった帰りの飛行機
桜島と夕日
【今回の使用タックル】
■その1 エギング用<この釣行記の一部は (株)コスミック出版 アングリングソルトVOL.18 2012年7月号 に掲載されました。>