過去の釣行記TOP > エギング釣行記 杉原正浩 2014年9月5日
2014年9月5日、6日
夏の沖縄!ボートでのルアーゲーム!
夏のチャーターボートでのルアーゲームに沖縄へ行って来た。
ターゲットはタマン(ハマフエフキ)、クチナジ(イソフエフキ)、オニヒラ(デカメッキ)、ミーバイ(ハタ)で、エギングタックルを使用したルアーゲームである。
9月5日(金)に、うるま市のボートフィッシング海屋にお世話になった。
5日(金)は天気予報ではくもり時々雨、波は1.5mで風は然程強くは無いとされていたが、実際の天気は晴れ時々くもり、1日の降水量は1.0mm、日照時間10.3時間、最高気温31.6℃、最低気温26.7℃、平均風速5.3m、最大風速は東の風10.3m、最大瞬間風速は東の風14.8m、波は場所により1.5m以上あった様に感じた。
今回用意したタックルはメインがルアーのキャスティング用1セット、ミーバイ系狙いのタイラバ用1セット、念のためのエギング用1セットの合計3セットである。
メインのルアーのキャスティング用は、プロトのエギングロッド82、リールはイグジスト2508PEH、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210 WHの0.8号、リーダーはアイガーⅢスーパーの4号、ルアーはベイブル70S、90S、チェリーブラッドLL90Sでタマンやオニヒラ用。
次のタイラバ用は、ロッドがエバーグリーンのスキッドロウ・インペリアル80のプロト、リールはステラ3000HGM 、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.8号にアイガーⅢスーパーの4号、ビッグマウスの50g、60g、80g、他にワームを用意した。
念のためのエギング用は、ロッドがエバーグリーンのスキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82のプロト、リールはイグジスト2508PEH、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.5号にエギングリーダーの1.75号、エギエスツーβの3.5N(ノーマル)と3.5S(シャロー)を用意。
今日のメンバーは、宮城さんと田後さん、豊島さんと私の4人で、おきなわ釣王国の取材スタッフも乗船して、上原船長の操船でタマン、クチナジ、オニヒラ、ミーバイを狙って7時に出船。
最初はシャローのポイントからスタート。
手にしたタックルはメインのプロト82で、お気に入りのベイブル70SのLチャートバックをキャスト。ボトム近くまでフォールさせてリフト&フォールで探る。
最初にヒットさせたのは宮城さんで、バイブレーションでイシミーバイを喰わせた。
続いてのヒットは私でリフト&フォールのフォール中にアタリが出て、イシミーバイが喰って来た。
更に私にイシミーバイがヒットするがサイズダウン。
最初のヒットは宮城さんのイシミーバイ
私にもイシミーバイがヒット
このまま連発かと思ったが反応が続かずポイント移動。
次にヒットさせたのは田後さんで、やはりバイブレーションでフォールのアタリを捉えてムルー(ホオアカクチビ)をヒットさせた。
その直後に宮城さんにもヒット、しかしこれはクチナジのミニサイズでリリース。
田後さんにムルーがヒット
宮城さんにクチナジのミニサイズ
暫くヒットが無かったが沈黙を破ったのは田後さんで、バイブレーションでクチナジのグッドサイズをヒットさせた。
続いて豊島さんもバイブレーションでクチナジをヒットさせる。
更に宮城さんもヒットさせたが、黒いボディーにブルーの点々があるアオノメハタ。
その次は私・・・では無く、田後さんがクチナジをヒットさせる。
田後さんにクチナジのグッドサイズ
豊島さんにクチナジがヒット
宮城さんにアオノメハタがヒット
田後さんにクチナジがヒット
そしてやっと私にもヒット。
ベイブルの90Sグローチャートバックをボトムからリフト&フォールさせている時のフォールでコンッとアタリが出て、クチナジが喰って来た。
続いて豊島さんもクチナジをヒットさせる。
そして田後さんがリーフのスリットでヒットさせた奴はパワフルだった。
ドラグを鳴らして暴力的に走るパワーは例の奴に違いない。
途中でスリットに潜られそうになりながらも強引なファイトで浮かせたのは、予想通りのタマンである。
計測したサイズは60cm、2.5kgと立派なタマンである。
私にもクチナジがヒット
豊島さんにもクチナジがヒット
田後さんにタマンの60cm、2.5kg
田後さんがタマンをヒットさせてから暫くは反応が止まったので、丁度昼でもあるので弁当として買っていたおにぎりをパクリと頂く。
暑さもかなりのもので、クーラーに入れてある水を飲みながらキャストをするが、小移動の旅に水を飲まないと熱中症になりそうな程である。
そして午後の部のスタートは絶好調の田後さん。
今度はミノーでクチナジをヒットさせた。
その後は暫く反応が無かったが、豊島さんがミノーを表層でジャークさせていると3匹のオニヒラが浮いて来てヒットしたそうで、ヒットの瞬間が見えてテンションが上がりまくり\(^o^)/
取り込んだオニヒラは、65cm、2.75kgでした。
田後さんにクチナジがヒット
豊島さんにオニヒラの65cm、2.75kg
なかなかパワーファイトが出来ていなかったが、やっと私に順番が回って来た。
ベイブル90SのLオレンジゴールドをキャストして、ボトムからのリフト&フォールで狙っていると、コンッと明確なアタリがフォール中にあり、フッキングさせた途端にドラグを鳴らして走るパワーにタマンが来たと思った。
強引なファイトをしようとしても言う事を聞いてくれず、思い通りに寄せる事が出来なかったが、何とかボートに寄せた魚は・・・・・
何だ これ?!
黒っぽくて、長くて、頭の上についているのは・・・・・
ネットで取り込んだのは、頭の上に吸盤がついているコバンザメで初めて釣り上げた。
長さは60cmオーバーで、重さは見るのを忘れた(^_^;)
私にコバンザメの60cmオーバー
その後は目ぼしい魚のヒットは無く夕方に帰港しました。
タックルを片付けてホテルへ戻り、夕食は宮城さんと田後さんと3人で居酒屋に集合。
取り敢えず乾杯の生オリオンを飲んで、様々な料理を食べながら今日のルアーゲームを振り返り、楽しい食事となりました。
9月6日(土)は今帰仁でシーカヤックに乗ってのルアーゲームを楽しむ予定を組んでいたのだが、朝になって目覚めた時は大丈夫だったが時間の経過と共に雨が降り出して来た。
そして集合場所に着く頃には本降りになり、宮城さん、桜川さん、そして午前中のメインとなるはずであった、沖縄のカヤックガイドで沖縄カヤックフィッシング「ハーモナイズ」のオーナーでもある新崎聖さん、通称ショーさんが足こぎのシーカヤックを2艇、車に積んで来てくれていた。
その後も仲底さん、横目さん、そして午後からバーベキューと宿の手配をしてくれている比嘉さんも到着するが、如何せん雨は止みそうに無く、風も吹いているのでシーカヤックフィッシングは残念ながら中止となりました。
楽しみにしていたので残念だが、雨と風には勝てません(T_T)
ダラダラとした時間が過ぎたが、何もしないと夕方からのバーベキューが出来ないので、比嘉さんが手配してくれた今帰仁の宿「ハイビスカス」、今夜は全ての部屋を貸切にして頂いたので、テントを2張り設置して雨避けの屋根を作り、テーブルと椅子も置いて準備。
部屋は洋室と和室があり、キッチンもある。
タイワンキンギョと呼んでいた
今帰仁のバーベキュー会場
今帰仁の宿ハイビスカス
外観は古民家
レトロな居酒屋も併設
宿泊施設内のキッチン
洋室は3部屋
和室は1部屋
和室にはレトロなテレビ、ラジオ、扇風機、他
上から見ると
雨が降っているのでテントを設置
買い出しに行くついでに昼食を食べに、宮城さん、桜川さんと一緒に出発。
最初に行くのはそば屋で、ソーキそばの大を3人共完食しました。
そして買い出しでは、地元今帰仁の泡盛、缶ビール(プリン体カット)、お茶、水、ごみ袋、紙皿、割り箸、その他諸々を買って戻ると、何とオリオンビールの工場から業務用の樽のビールが届いてサーバーにセットされている。
しかも残っていたメンバーは既にチェックとか味見とか適当な理由を付けて飲んでいるではないか!!
私も当たり前のように味見をさせて頂きました(^_^;)
設置したテントの横にはシークワーサーが沢山生っていて、シークワーサー割りも何時でも出来そう。
本格的なサーバーでオリオンの生ビール
シークワーサーが沢山生っている
こんな感じ
そしてキッチンでは昨日釣ったクチナジ、タマン、オニヒラ、ミーバイの料理に桜川さんが掛かっていた。
クチナジは鱗を取って3枚に下ろして骨を取り、まな板に並べて熱湯をサッとかけて臭みを取り、氷水で絞めてから刺身用に切り分けて完成。
他の魚も料理をして冷蔵庫で保管する。
昨日釣ったクチナジを料理する
クチナジは軽く湯引きして氷水で締める
早くに炭の準備は出来ていたので、予定より少し早いが17時30分頃から網の上に食材を並べてバーベキュー開始。この時点で到着したメンバーも加わり、10名程と賑やかになって来た。
クーラーの中から袋詰めされた肉、肉、肉、ソーセージ、鶏、などを乗せて焼くのだが、私は焼き係をしながら生ビールを手元に置いて飲む。
最初はタン、網に乗せられるだけを焼き、焼けた肉は四方八方から手が伸びて消えて行くので、次は空いたスペースに骨付きソーセージを乗せる。
更に比嘉さんが下処理をしてくれたシマチョウも網の上に乗せる。
続いてハイケイ、これはひね鶏と言った方が分かりやすいだろうか、口に入れて少し硬めの肉だが噛むほどに味が出て来る。
当然工場直送の生オリオンを飲むペースも早くなる。
これは肉、肉、肉、ソーセージ
最初はタンから
続いて骨付きソーセージ
下処理済のシマチョウ
これはハイケイ
テントの下でも盛り上がる~~
肉系ばかりではなく、クチナジ、タマン、ミーバイの刺身が登場。
そして本日のゲストの重見さん一行が到着。
重見さんは前もってケンサキイカとアユを送ってくれたので、どちらも網の上で塩焼きにする。
当然の事だがケンサキイカは、料理人でもある重見さんが自ら料理して舟盛りにして刺身で登場した。
ここで私が入れ替わりでキッチンへ入り、前もって送っていたアオリイカを捌き、キャベツをザクザクと大き目に切り、玉ねぎは細く切り、豚肉も切って準備完了。
そうです。
これから鉄板で焼きそばです。
最初は鉄板に殆ど油を引かなかったので少し麺が焦げ気味になってチョイ失敗。
自宅ではホットプレートなので油を引く必要が無いので忘れてました(^_^;)
2度目は油を引いてまずまずの出来上がり。
3度目は焼いたっけ?
忘れてしまいました・・・
自分で焼いていたので作っている時の証拠写真が無いんだよねぇ~
クチナジ、タマン、ミーバイの刺身盛り合わせ
ケンサキイカの丸焼き(ピンボケ)
アユの塩焼き(これもピンボケ)
重見さんが料理したケンサキイカの刺身盛り
私の担当は焼きそば
ひとり、またひとりとテントの下から消えて行き、部屋で休んでいる者、風呂に入って寛いでいる者、キッチンのテーブルで飲み直している者、様々なスタイルで楽しんだバーベキューも終わり、まったりとして私は飲み直し組に合流して泡盛を頂きました。
早くからスタートしたので然程遅くはならず、と言ってもそれなりの時間になって部屋へ引き上げて本日終了となりました。
翌朝は昨日の天気がウソの様に晴れて、と言いたいがどんよりとした天気である。
早目にシャワーを浴びて目を覚まそうとしたが、調子に乗って飲み過ぎたため頭が痛~~い(T_T)
朝食はアイスコーヒーだけで、片付けを少しお手伝いして荷物を車に積んだ。
今回のバーベキューでは常時テントの下に居たのは10名程で、数人がキッチンや部屋に居たりして、早くに引き上げたり、到着が遅くなったりした者も居たためか、それとも用意した食材が多過ぎたためか、最後に片付けをした者のお土産となりました。
片付けが終了して解散。
私は高速で那覇まで移動して、少しお仕事をして午後の便で帰阪しました。
ホテルから見た景色①
ホテルから見た景色②
ホテルから見た夕景
老舗の店のソーキそば大
ソーキそば
牛肉そば
小鉢にもやしと肉を取り分けてから食べる
しょうが焼き定食
ソーキ、軟骨、三枚肉入りそば
【今回の使用タックル】
その2 ルアー タイラバ用
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル80のプロト
リール : シマノ ステラ3000HGM
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡ210 0.8号
リーダー : ユニチカ アイガーⅢスーパー 4号 3m
ルアー : ダミキジャパン ビッグマウス50g、60g、80g
※ハンドルは夢屋14ステラロングハンドルに交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスナップをブリンソンノットで接続
その3 エギング用
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82のプロト
リール : ダイワ イグジスト2508PEH
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡ210 0.5号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリーダー 1.75号 2m
エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N(ノーマル)と3.5S(シャロー)
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続
この釣行記の一部はおきなわ釣王国 2014年12月号No.111号に掲載されています。
この釣行記の一部は(株)コスミック出版 アングリングソルト2015年1月号通巻33号に掲載されています。