過去の釣行記TOP > エギング釣行記 杉原正浩 2015年12月4日〜5日
2015年12月4日〜5日
今年最後の沖縄遠征
今年最後の沖縄遠征に地元の釣り雑誌である、おきなわ釣王国の取材を兼ねて12月4日(金)と5日(土)に沖縄本島のうるま市のボートフィッシング海屋でボートゲームに行って来た。今回のターゲットはディープのアオリイカとルアーのキャスティングでのタマンやクチナジ、そしてタイラバでのミーバイなどである。
4日(金)の天気はくもり時々晴、1日の降水量は0mm、日照時間は3.7時間、最高気温20.8℃、最低気温16.9℃、平均風速5.5m、最大風速は北の風8.2m、最大瞬間風速は北の風12.9m。
早朝にホテルを出発して6時30分頃にうるま市の南原漁港に集合。
今日のメンバーは宮城さんと桜川さん、取材のおきなわ釣王国のスタッフと私。
今回用意したタックルはルアーのキャスティング用では、ロッドはスキッドロウ・インペリアル・レーザーキング86、リールはステラ3000HGM、ラインは新製品のキャスライン・エギングスーパーPEⅢ210の0.8号、リーダーはシルバースレッド・ミニショックリーダーFCの16lb。ルアーはスミスのベイブル70S、90S、90HS、チェリーブラッドLL90S、エバーグリーンのマービー70、90、アイアンマービー他。
同じくルアーのキャスティング用で、ロッドはスキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82、イグジスト2508PEH、ラインとリーダー、ルアーは同じ。
ジギング用は、ロッドがソルティシェイプ・ライトジギングC63/120、リールはオシアジガー1500HG、ラインはユニベンチャー・ジギングX4の300mの1.5号、リーダーはシルバースレッド・ショックリーダーFCの25lbを4.5m、ジグはフリースローの100g、130g、フリーフリップの100g、130g。
ディープのエギング用は、ロッドがソルティシェイプ・ライトジギングC63/80、リールはエランDG70、ラインはユニベンチャー・ジギングX4の0.6号を300m、リーダーはキャスライン・エギングリーダーⅡの2.5号を3m、エギはエギエスツーβの3.5N、シンカーは15~30号。
宮城さんのタックルは、ルアーのキャスティング用のラインがシルバースレッド・ショアゲームPEの200mの1号、リーダーはシルバースレッド・ミニリーダーFCの20lbを3m。
同じくキャスティング用でラインがユニベンチャー・ジギングX4の200mの1.5号、リーダーはシルバースレッド・ミニショックリーダーFCの25lbを3m。
ルアーはバイブレーション、シンキングペンシル、シンキングミノー、他。
今日の狙いはルアーのキャスティングとジギングでタマン、クチナジ、ミーバイ、カツオ等とディープのアオリイカもチェックする予定で、ボートフィッシング海屋の上原船長の操船で7時過ぎに出船。
先ずはシャローのポイントでタマン狙いからで、手にしたタックルは本日のメインとなるレーザーキング86、ベイブル70Sのオレンジゴールドをセットしてキャスト開始。
最初のヒットは桜川さんで、アオリイカを狙ってエギエスツーβの3.5Nのピンクスギマーブルをキャストしていて、本命ではなく外道のヤミハタ(^_^;)
暫くキャストしても反応が無い為、私はルアーのカラーをチャートバックに交換してキャストすると、ボトムからリフトさせてフォール中にコツンとアタリが出て、タテフエダイがヒットした。
桜川さんにヤミハタがヒット
タテフエダイがヒット
ポイントを移動してキャストを続けると、桜川さんのバイブレーションにタマン(ハマフエフキ)がヒット。
続いて宮城さんのバイブレーションにはイシミーバイ(カンモンハタ)がヒット。
更に宮城さんがヒロサー(ホホスジモチノウオ)もヒットさせた。
桜川さんにタマンがヒット
宮城さんにイシミーバイがヒット
宮城さんがヒロサーをヒットさせた
風が少し強くなりボートが潮と風で流されるスピードが早くなって来たため、バイブレーションからダミキジャパンの闘魂ジグ20gにチェンジして、キャストから素早くボトムまで沈めてワンピッチのショートジャークを4~5回入れてカーブフォールのセットに変更すると、すぐにヒットしたが残念ながら小型のエソだった。
暫くして宮城さんが先程と同じ様なサイズのヒロサーをヒットさせた。
闘魂ジグでエソがヒット
宮城さんに又もヒロサーがヒット
ボートでの移動中やタイミングを見計らって昼飯に用意した弁当やパンをそれぞれが適当に食べて午後の部になり、ディープのアオリイカを狙いに行く事にしてタックルを持ち替える。
私はライトジギングC63/80にエギエスツーβの3.5Nのピンクスギレッドをセットして、シンカーは25号で落とし込む。
宮城さんと桜川さんはスピニングタックルで同様にエギエスツーβの3.5Nを落とし込む。
暫く反応が無かったが宮城さんがロッドをシャクッてフッキング。
ロッドが大きく曲がってヒットするが、すぐにバレてしまった。
続いて桜川さんがフッキング。
ロッドが曲がってエギエスツーβの3.5Nのパープルスギレッドにヒット。
こちらは無事に取り込みに成功したが、アオリイカのサイズは400gとディープの獲物とは思えないサイズで全員ガッカリ(^_^;)
桜川さんのβにアオリイカがヒット
折角ヒットさせたのに同船者の私と宮城さんからダメ出しされた桜川さんには気の毒だが、ディープでヒットすればデカイと思っていただけにね・・・・。
その後はアオリイカのアタリは無く、数ヶ所のポイントを叩いても反応が無い為、ルアーのキャスティングに変更してポイントを大きく移動する。
タックルをレーザーキング86に持ち替えてベイブルの70Sをセットしてキャスト開始。
ボトムからのリフト&フォールをメインパターンにして、スローなリトリーブを織り交ぜてキャストを続けたが、目ぼしい魚のヒットは無く時間切れで終了となりました。
今日全員でヒットした魚種は、ヤミハタ、タテフエダイ、タマン(ハマフエフキ)、イシミーバイ(カンモンハタ)、ヒロサー(ホホスジモチノウオ)、エソ、アオリイカの7種類だった。
港へ戻ってタックルを片付けて、今日の夕食の店を予約して一旦現地解散をしてホテルへ戻り、明日の釣行に備えてラインチェックをしてリーダーを全て結び直して、いつもならシャワーでスッキリするのだが、今夜は理由があってそのまま待ち合わせ時間にホテルを出て店へ行く。
予約していた時間に店へ着くが、同じタイミングで着いた宮城さんと店の前で合流して店内へ。予約の窓口になった桜川さんが来ていないが、気にせず生オリオンをオーダーして2人で乾杯(^o^)
少し飲んだ頃に桜川さんが来て3人揃ったのでオーダーをする。
メニューから選んだのはお薦めのカルビ、ロース、ハラミの和牛セット、上タン塩、ミノ、シマ腸、ウインナー、アグー豚上ロース、キムチ盛り、サンチュ等。
そうです。
今夜の夕食は名護で人気の焼肉屋です。
焼肉は煙りがもくもくなので、食後にシャワーを浴びる必要があるのです。
肉は美味くてビールが調子良く進み、〆まで食べて満腹になりました。
和牛セットのカルビ、ロース、ハラミ
上タン塩、ミノ、シマ腸、ウインナー、アグー豚上ロース
12月5日(土)も昨日と同じく早朝にホテルを出発して6時30分頃にうるま市の南原漁港に集合、上原船長のボートフィッシング海屋さんにお世話になった。
今日のメンバーは宮城さんと仲本さんと私の3人。
5日(土)の天気は晴時々くもり、1日の降水量は0mm、日照時間は8.5時間、最高気温20.9℃、最低気温16.0℃、平均風速4.1m、最大風速は東北東の風6.5m、最大瞬間風速は東北東の風9.4m。
タックルは昨日と同じルアーのキャスティング用で、ロッドはスキッドロウ・インペリアル・レーザーキング86、リールはステラ3000HGM、ラインは新製品のキャスライン・エギングスーパーPEⅢ210の0.8号、リーダーはシルバースレッド・ミニショックリーダーFCの16lb。ルアーはスミスのベイブル70S、90S、90HS、チェリーブラッドLL90S、エバーグリーンのマービー70、90、アイアンマービー他。
同じくルアーのキャスティング用で、ロッドはスキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82、イグジスト2508PEH、ラインとリーダー、ルアーは同じ。
ジギング用は、ロッドがソルティシェイプ・ライトジギングC63/120、リールはオシアジガー1500HG、ラインはユニベンチャー・ジギングX4の300mの1.5号、リーダーはシルバースレッド・ショックリーダーFCの25lbを4.5m、ジグはフリースローの100g、130g、フリーフリップの100g、130g。
ディープのエギング用は、ロッドがソルティシェイプ・ライトジギングC63/80、リールはエランDG70、ラインはユニベンチャー・ジギングX4の0.6号を300m、リーダーはキャスライン・エギングリーダーⅡの2.5号を3m、エギはエギエスツーβの3.5N、シンカーは15~30号。
宮城さんのタックルも昨日と同じで、ルアーのキャスティング用のラインがシルバースレッド・ショアゲームPEの200mの1号、リーダーはシルバースレッド・ミニリーダーFCの20lbを3m。
同じくキャスティング用でラインがユニベンチャー・ジギングX4の200mの1.5号、リーダーはシルバースレッド・ミニショックリーダーFCの25lbを3m。
ルアーはバイブレーション、シンキングペンシル、シンキングミノー、他。
昨日同様7時に出船してシャローのポイントからスタート。
最初からメインタックルのレーザーキング86にベイブル70Sのオレンジゴールドをセットしてキャスト。ボトムまでフォールさせてからロッドを使ったリフト&フォールをメインにして探る。
最初にヒットさせたのは仲本さんでバイブレーションを使ってヤミハタをヒットさせた。
その直後に私にもリフトからのフォール中のバイトを捕らえてヒットさせたのは同サイズのヤミハタ。
仲本さんと私にヤミハタがヒット
そのまま連発かと思ったが反応が少なく、フッキングに至らないショートバイトが多く渋い感じ。
何度目かの移動したポイントでボトムからのリフト中にアタリが出て、フッキングと同時に走るスピードはメッキ系?
引きを楽しみながら寄せると、予想通りの体型ながら綺麗なブルーの鰭のカスミアジ。
仲本さんがゴソゴソとルアーを交換している。
付け替えたのはスプーン。
ナント交換してすぐにヒットさせてロッドを大きく曲げた。
強い引きを楽しんでネットに収まったのはクチナジ(イソフエフキ)。
更に次のキャストでもヒット!!
同じ様なパワーでロッドが絞り込まれて連発させたのは同サイズのクチナジ。
ブルーの鰭が綺麗なカスミアジ
仲本さんにクチナジがヒット
仲本さんクチナジを連発
私もクチナジ狙いでベイブルのカラーをカタクチに交換してキャスト、水深がそこそこあるので丁寧にボトム近くまでフォールさせてから、リフト&フォールさせるとフォールでコツンと明確なアタリが出てフッキング。
次の瞬間バットまで絞り込んでドラグを鳴らすパワーで走り出すが、強引にロッドを起こしてラインを殆ど出さずにリールのハンドルを巻いて底を切る。
しかしヒットした魚(この時点でクチナジだと思ってファイトしているが・・・)はボトムへ突っ込む様に走るが、ロッドとリールのパワーを信じてラインを巻き取り浮かせたのは、予想通りクチナジのグッドサイズである。
クチナジを取り込んで次を狙ってキャストを繰り返すと、同じパターンでフォール中にアタリが出たので、期待を込めてフッキング。
しかし引きが弱い。
暴力的なパワーなど全く無い。
抜き上げたのはニジハタ。
クチナジがヒット
ベイブルにヒットした
ニジハタがヒット
更にランガンで狙うと、久し振りのヒットはホシゴンベ。
どうもゴンベ系の魚は顔と胴体が別の魚で、2種類の魚を合体させたようにしか見えないのは私だけだろうか?
続いて宮城さんにも久々のヒットでイシミーバイ(カンモンハタ)。
2種類の魚が合体したようなホシゴンベ
宮城さんにイシミーバイがヒット
次のヒットも宮城さんで、先程までとは違う強い引きでロッドが大きく絞り込まれているが、少々強引過ぎるファイトで一気に浮かせたのはグッドサイズのアカジンミーバイ(スジアラ)。
アカジンを仕留めたのはバイブレーションで、暫くして次はタマンもヒットさせた。
体色は赤と言うよりは少し暗色で斑点はブルー系で目立っている。
宮城さんにアカジンミーバイがヒット
宮城さんはタマンもヒットさせた
その後もビッグサイズの反応は得られず、ディープのエギングで〆る事にしてポイントを移動。
タックルはライトジギングC63/80で、エギエスツーβ3.5Nのピンクスギレッドをセットして投入。
ボトムから5~10回ショートジャークを入れてステイからドリフト、反応が無ければボトムまで落とし込んで同じパターンを繰り返す。
暫くして仲本さんにヒット。
アオリイカだがシロイカ型で本命のアカイカ型では無く、サイズも400g程で物足りず。
仲本さんにアオリイカがヒット
今日全員でヒットした魚種は、ヤミハタ、カスミアジ、クチナジ(イソフエフキ)、ニジハタ、ホシゴンベ、タマン(ハマフエフキ)、アカジンミーバイ(スジアラ)、アオリイカの8種類だった。
都合2日間で、ヤミハタ、タテフエダイ、タマン(ハマフエフキ)、イシミーバイ(カンモンハタ)、ヒロサー(ホホスジモチノウオ)、エソ、アオリイカ、カスミアジ、クチナジ(イソフエフキ)、ニジハタ、ホシゴンベ、アカジンミーバイ(スジアラ)の合計12種類の魚が釣れました。
南原漁港からみた夕日
アップにするとオレンジ色に染まっている
タックルを片付けて一旦港で解散してホテルへ戻り、シャワーを浴びてスッキリしてから待ち合わせの居酒屋へ行くと、集合時間の5分前ではあるが私が一番乗り。
取り敢えず誰も居ないがフライングで生オリオンをオーダーして1人でゴクリ(^o^)
宮城さんが来て生オリオンを追加、桜川さん、仲本さんも来て生オリオンを追加、比嘉さん、野口さんも来てメンバーが全員揃いました。
生オリオンの次は島酒で、久米島の久米仙ブラウンが来ました。
料理はタチウオとアオリイカの刺身、ベーコン、コロッケ、フライ、ポテト、タチウオの唐揚げ、フチャンプルー、中味炒め、宮城さんが釣ったアカジンミーバイの刺身、等々を頂いて楽しい時間を過ごす事が出来ました。
生オリオンと久米仙ブラウン
タチウオとアオリイカの刺身、ベーコン、コロッケ、フライにポテト
タチウオの唐揚げ
フチャンプルーと中味炒め
アカジンミーバイの刺身
おまけ
取材釣行の前に行った店でも激安刺し盛り、付き出しのヒオウギ貝、天ぷら、刺身、中味もやし炒め、サラダ、牛スジポン酢を美味しく頂きました。
激安刺し盛り
付き出しのヒオウギ貝
天ぷら
刺身
中味もやし炒め
サラダ
牛スジポン酢
ハイビスカスも咲いていた
【今回の使用タックル】
その1 ルアー キャスティング用
ロッド:エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・レーザーキング86
リール:シマノ ステラ3000HGM
ライン:ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢ 0.8号 210m
リーダー:ユニチカ シルバースレッド ミニショックリーダーFC 16lb 2m
ルアー:スミス ベイブル70S、90S、
チェリーブラッドLL90Sシーバスバージョン
ダミキジャパン 闘魂ジグ20g
※ハンドルは夢屋14ステラロングハンドルに交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスナップをブリンソンノットで接続
その2 ルアー キャスティング用
ロッド:エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82
リール:ダイワ イグジスト2508PEH
ライン:ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢ 0.8号 210m
リーダー:ユニチカ シルバースレッド ミニショックリーダーFC 16lb 2m
ルアー:スミス ベイブル70S、90S、
チェリーブラッドLL90Sシーバスバージョン
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※Eラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスナップをブリンソンノットで接続
その3 ルアー ジギング用
ロッド:テイルウォーク ソルティシェイプ・ライトジギングC63/120
リール:シマノ オシアジガー1500HG
ライン:ユニチカ ユニベンチャー ジギングX4 1.5号 300m
リーダー:ユニチカ シルバースレッド ショックリーダーFC 25lb 4.5m
ルアー:カンジインターナショナル フリースロー100g、130g
フリーフリップ100g、130g
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスナップかスプリットリングをブリンソンノットで接続
その4 エギング ディープ用
ロッド:テイルウォーク ソルティシェイプ・ライトジギングC63/80
リール:テイルウォーク エランDG70
ライン:ユニチカ ユニベンチャー ジギングX4 0.6号 300m
リーダー:ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 2.5号 3m
エギ:ユニチカ エギエスツーβ 3.5N
シンカー:10~30号
※ハンドルはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続
【宮城さんの使用タックル】
その1 ルアー キャスティング用
ライン:ユニチカ シルバースレッド ショアゲームPE 200m 0.8号
リーダー:ユニチカ シルバースレッド ミニショックリーダーFC 20lb 3m
その2 ルアー キャスティング用
ライン:ユニチカ シルバースレッド ショアゲームPE 200m 1号
リーダー:ユニチカ シルバースレッド ミニショックリーダーFC 30lb 3m
この釣行記の一部はおきなわ釣王国 2016年2月号No.118号に掲載されています。