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釣行記

釣行レポート

2015年9月30日

層を釣りわけ、アオリをGet!

 徳島市内で用を済ませた後、小鳴門海峡へアオリイカを釣りに寄った。前回、エギングを楽しんだときよりもサイズが少し良くなっていると聞いて期待してやって来た。
 今年は、どういうわけか例年のデーターを参考に動いていては、釣果につながらないことも度々で、とにかく頭を抱えていると真顔でぼやくアングラーが少なくない。だが、そうは言っても、年間三カ月ほどしか楽しむことのできない秋の新子のアオリイカだし、私くらいの年齢になると、この先何年くらいやれるかもわからないので、数がどうであるとか大きさがどうであるとか、正直そういう不平を言ってはいられないところがある。
 それで、今回も潮汐表を睨んで、夕暮れからが時合となる小鳴門海峡の島田島側のワンドへと足を運んだ。私にとっては勝手を心得たわが家とも言うべき釣り場なので、べつにワクワクしたりしないが、陽が落ちた海峡は風もなく、涼しくて、仕掛けを扱うにも好都合だったので、俄然やる気が出た。

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アオリイカの目は大きい。夜もよく見えそう

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ボトム付近でヒットした

 すでに潮が左から右へと緩く動いていたので、私は波返しの上に立って、その先のカケアガリに沿う流れの只中へとエギを振り込んだ。手前は全くと言ってよいほど流れがなく、浅い。しかも、底は変化の乏しい砂泥地で、オヤジの髪の毛よろしくちょぼちょぼとアマ藻が生えているだけである。むろん、カケアガリの沖側がポイントなのは言うまでもなかった。
 このカケアガリ付近で、地味な大きめのエギを使ったズル引き釣りで、これまで何度もいい思いをしてきているので、陽が落ちて薄暗くなってからのエギの選択に迷いはなかった。
 流れに対して、まずは直角に投げて、潮下へと自然に流しながら、ほんの少し沈める。その後、ラインを張ってゆっくり、ごくゆっくりリールを巻く。アタリがなかったので、今度はさらに遠投して同じことをくり返した。
 それでも、アタリがない。
 そう多くはないようだが、ベイトがいて、しかもうわずっているようなので、アオリイカがちょっかいを出して来てもよさそうなものだが、イカパンチすら送ってよこさない。
「バシッと、ジャブでも打って来んかぃ!」
 そんな言葉が私の口をついて出た。
 今度は、やや潮上へ投げて、流れ任せに少し深めに沈めてみる。すると、ラインを張ってすぐに仕掛けが勢いよく持っていかれた。何とも間の悪いことであった。ズル引き釣りではラインが強く張られているときのアタリは、まず釣れない。あんのじょう空振りに終わった。仕掛けは張らず緩めず、これがズル引き釣りの鉄則だが、理想のかたちをつくる前の不意打ちだった。
 それでも、アタリが来たので私は胸をなでおろした。とりあえず好戦的なアオリイカはいる。よし、やってやろうじゃないか、そういう気になった。
 しかし、どういうものか、その後、ぜんぜん音沙汰がない。
 それが付近で釣っている誰もが同じようにアタリもないのならどうということはないが、先行者の若者らが少し離れた場所でライトをつけるたび、その灯りのなかに、エギに逆さにぶら下がったアオリイカが照らし出されるのを見せつけられるにつけ、もう私は心中穏やかならずであった。

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今回使用したラインとリーダー

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シャクリ釣りに変更したらいきなり、来た!

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今回はシャクリ釣りでしか釣果を得られなかった

 たしかに、ワンド全体に薄くベイトの気配があった。
 ベイトが海面近くにいるならアオリイカもそれを捕ろうと浮いて来ていて何ら不思議はない。これは、ズル引き釣りには、もってこいの状況だ。なのに、釣れない。アタリすらよこさない。
 それなら、劣勢を逆手に取って好機だと考え、何らかの工夫をしてみるなら今後に役立つメソッドがみつかるかもしれない。
 しかし、ちょっと用事を済ませた帰りに寄り道しただけの私に、そんな覚悟など微塵もないのは明らかだった。
 そうは言っても、手をこまねいてばかりもいられない。
 私はズル引き用の地味なエギからシャクリ用の派手なエギに替えた。サイズも少し小さくした。小さいエギのほうがアオリイカにちょっかいを出させやすいからというのではなく、流れが速くなっていたので、ストンと底まで素早く落ちて、しかも流されにくいタイプのエギをチョイスしたまでのことである。その方が誘いの回数を多くできる。すぐに流れを横切って魅力のない手前の浅場にエギが入ってしまったのでは元も子もないのだから、その沖側で一回でも多く誘って抱かせのチャンスを演出しなくてはならない。
 カケアガリ付近は沖側へ急激に落ち込んでおり、その傾斜部に沿って移動してくるベイトをつけ狙うアオリイカも少なくないにちがいなかった。
 ズバリ、そのとおりであった。
 いきなり、かっさらうようなアタリが来て、向こうアワセに乗って来た。悪くないサイズのアオリイカだ。
その後も、フォール中にエギにちょっかいを出して来たりした。
 辺りが暗いために、速いといってもどのくらい流れているかよくわからなかったが、思うほど押しの強い流れではないようだった。
 ここで、大きめのエギに交換した。目先を変える必要があるかどうか、推し量りかねたが、まあ、替えどきというと替えどきであった。
 これがまた功を奏して、ユニチカ・エギS2の3号(ノーマルタイプ)で更なる釣果を得ることができた。
 その後、オモリに穴をあけて軽くしたエギS2を用いて、それより少し上の層でもアオリイカをキャッチ。まずまずの成績をあげた。
 潮が悪くなかったので、もっと長く釣りをしていたかったが、着のみ着のままやって来たため、夜が深まるにつれ寒くなった。
 腹も減って来たので、ここで釣りをよすことにした。

【今回の使用タックル、ライン】

ロッド : ノリーズ・エギングプログラム・ハードジャークスクイッド80
リール : ダイワ エメダルダス2500
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡWH 0.5号
リーダー: ユニチカ キャスラインエギングリーダーⅡ 1.5号

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