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釣行記

ソルトルアー釣行記 吉竹勝 

2007年5月15日〜17日

三宅島のエギング!!

5月中旬、杉原正浩さん、鈴木悟さんと2泊3日で三宅島へアオリイカ狙いでの釣行が決定した。
昨年と同じ時期、同じメンバーである。
昨年は3日間とも雨と風に悩まされた海は、水色も悪く水温の低下によりイカの反応も悪かったようだったが、杉原さんと鈴木さんは1キロ〜2キロ弱までのイカを何杯か釣っていたのに対して、私はイカに見放されたか三宅島に見放されたのか、何も釣れず3日間を過ごした。
そんな悔しさも有り今回も懲りずに東京都の竹芝桟橋へ3人で向かった。出航時間まで近くの居酒屋で乾杯した。私の中では釣行前のこの時間が一番盛り上がり楽しい時間である。
皆、「僕は3キロ」、「俺は4キロがひとつ出ればいいから」などと、贅沢でわがままな事を話していた。22時30分我々の夢と希望を載せた船、かめりあ丸が三宅島へ向かい出航した。明日の天気は良いようだ。

定刻の5時に三宅島の三池港に到着。
昨年よりも緑が多く見られ、火山ガスの濃度も少し下がってきている事を実感する。
今回お世話になる高橋哲也(テッちゃん)さんの釣り宿、天狗屋に到着。ゆっくり朝食をとりながら本日の釣行計画を立てる。
三宅島には大小6箇所の港と堤防がある。昨年は北東風の影響もあり錆ヶ浜港での実績が高かったが、今回は南西風で昨年とは逆の風となっていたため、湯の浜港から開始することにした。

昨年より水色も良く期待が高まるが、湾内そして湾口とこまめにチェックするが反応はまったく無い。
次に湯の浜港の奥にある地磯へ向かった。ウネリが少し残っていたが追い風で釣りやすく、3人でチェックするが反応はなかった。
湯の浜港は私が以前島に住んでいた、神着地区の家から一番近い場所でよく釣りをしていた堤防でもある。次に砲台の磯へ向かった。噴火前より地盤沈下が激しく、低い磯では釣りが出来なくなっている場所も多くなっていた。しかし砲台の磯でも空振りに終わった。

ちょうどお昼頃に伊ヶ谷港へ到着した。
風は少し強かったが天気は良く、皆で地べたに座り天狗屋のママが作ってくれたお弁当を頂いた。天気の良い日の外で食べるお弁当は最高である。
食事で気分を一新して堤防の付け根からチェック、5投目ほどで杉原さんのエギエスツーに1キロクラスのイカが2杯ほど反応したようだが、活性が低いためか抱かせることが出来なかったようだ。
私も少しずつ差し込むポイントを変え細かくチェックした10投目、私のエギエスツー4.0Nブラウンレッドに小さなあたりが来た。
ラインを少し張りロッドティップを立てるとラインが動いた。間違いなくアオリイカの当たりである。
思い切り合わせるとイカはもの凄いスピードで沖へ走り出した。イカの重さとストロークの長い走りに大型と実感した。
ラインを30メートルほど出された所で走りが止まりゆっくり寄せる。その間も何度か沖へ走ろうと抵抗をするが、もう体力が尽きたのであろう20メートルくらい先でアオリイカが浮き上がった。
横でファイトを見守ってくれていた杉原さんにギャフを掛けてもらった。「3キロ有りそうだよ」と杉原さんの言葉に気分が高まる。
早速バネ量りで検量、3100グラムの綺麗なオスだった。三宅島での一発目のイカが3キロアップで皆の期待とテンションも高まった。
数こそは出ないものの、一発の期待が持てるのが伊豆諸島の魅力、一発目に3キロアップが出ても珍しく無い事であろう。
その後も3人で何投かするが反応がなくなり、大久保港へ移動した。
着いて直ぐ杉原さんの4.0Nオリーブマーブルキロクラスが釣れ上がる。そのまま強引に抜き上げすぐまたフォローしている、何杯か着いていたようだ。
しかし活性が低いのか機嫌が悪いのか、近くまで来るが一定の距離を保ったまま近づいて来ないのが今回の三宅島での印象。
その場所を諦め、17時30分釣りを終え宿へ向かった。デイゲームのスペシャリストの杉原さん、私も暗くなるとテンションが大きく下がるタイプである。
三宅島へ遠征に来たのだから、島の新鮮な美味しいお刺身を食べながら皆で乾杯でしょ、やっぱり。

2日目、南西風から北東の風に変わり、天気も良い。前日チェックできなかった錆ヶ浜港へ向かうと、風も弱く沖に聳え立つ三本岳を眺めながら堤防の付け根からキャストする。
5投目ほどで杉原さんの4.0Nオリーブマーブルにヒット、昨年に大型が出ていた堤防なため期待したが、1キロクラスのイカに杉原さんも苦笑いだった。
その後、私のエギにもキロクラスのイカが少しだけ興味を示したが、昨日と同様距離を詰める事が出来なかった。堤防の端から端までチェックするが反応は無く、錆ヶ浜堤防付近の地磯に行くも空振りに終わる。

海岸沿いで昼食を済ませた後に、昨日の3キロアップの出た伊ヶ谷港、そして昨日キロクラスが出た大久保港へ、しかしいずれも反応が無く再び朝一番でキロクラスが出た錆ヶ浜港へ移動した。
この時間帯はどこへ行っても潮は動かず、耐え忍ぶ時間だけが過ぎて行った。
この錆ヶ浜港は地元の釣り人にも人気の有る場所で、夕方5時を過ぎるとアカイカ狙いで混雑する。 前日の夕方も大勢の釣り人で賑わっていた。
地元優先で我々のような遊びに来ている釣り客とは考えが違うため、16時再び伊ヶ谷港へ移動した。
「ラスト2時間勝負だからね、もう喉も渇いてきたし〜」、杉原さんの一声に納得してしまった。
再び堤防の付け根からチェックするが、相変わらず反応がないので少しずつ移動しながら探っていく。
堤防の先端付近で杉原さんにヒット、さすがです。キロクラスをキャッチした。半分私はもう諦めかけていた。
風裏側はもう全部チェックしたし、最後はエギが飛ばないけど風表側を少しチェックして帰ろ〜う。
5投目ほどでイカのワンタッチ、合わせるが乗らないため再びジャークを入れた。
そのカーブフォールで狙い通りヒットした。ドラグが気持ちよく出たため大型と思わせたが、セカンドランがなくぽっかり浮いてきた。
杉原さんにギャフを掛けてもらい検量、1.7キロの雄エギエスツー4.0Nオリーブレッドでのヒットだった。見た目は2キロを超えた感じがしたのだが、かなり身は痩せていた。
その後も風裏側をチェックするが反応がなく、18時には宿へ戻った。

天狗屋ママから「明日の天気は大荒れ、朝から大雨強風で東海汽船も着発の可能性大です・・・」と言うことなので、明日の帰り準備をしてゆっくり飲みますか。
3日目予報は的中、朝からありえない角度で雨が降っていた。昼近くまで誰も布団から出て来ませんでした・・・。

今回の釣行ではあまり数は釣れなかったが、一発大型の可能性が十分有る事が感じられた。
数釣りでなく大型を狙いたい、のんびり美味しい物を食べゆっくり釣りをしたい、と言う方にはお勧めです。
丸い形の島のため風は避けることが出来ないが結構遊べます。他に堤防からジギングでカンパチやヒラマサ、根魚なんかも釣れます。
興味のある方はぜひ三宅島へ行ってみて下さい。

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私に大物がヒット

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3.1kgのアオリイカ

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4.0Nブラウンレッドにヒット

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私のタックルとエギエスツー、リーダーなど

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杉原さんにヒットしたキロアップ

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杉原さんにキロクラスがヒット

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4.0Nオリーブレッドにヒット

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私にヒットした1.7kgのアオリイカ

【今回の使用タックル】

ロッド : スミス スクイッドハ-ツ SH-84HP・SH-88D
リール : シマノ ステラ 2500・セフィア 2500S
ライン : ユニチカ キャスラインエギングス-パ-PEII 0.6号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリ-ダ-50 1.75号
ジグ : ユニチカ エギエスツー 3.5N、3.5D、4.0N

宿泊、釣り船問い合わせ 三宅島 天狗屋

<この釣行記の一部は(株)岳洋社SALT WATER GAME FISHING MAGAZINE 2007年8月号に掲載されました。>

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