HOME > 釣行記 > ソルトルアー釣行記 吉竹勝  > 2007年秋冬

釣行記

ソルトルアー釣行記 吉竹勝 

2007年秋冬

沼津のジギング タチウオ三宅島のジギング カンパチ

私は三宅島へ年間に何度か釣行している。その目的は大型のヒラマサとカンパチ、そして大型のアオリイカ狙いである。5月にシャウトの小野ちゃんが23キロオーバーのヒラマサを釣り上げ2007年も盛り上がったが、毎年ジギングで20キロオーバーのカンパチも何匹か釣れ上がっている。

2007年11月の釣行では三宅島沖に聳え立つ大野原群島の三本岳周りでカンパチとヒラマサを狙った。子安根沖の水深50メートルラインからスタートした。このポイントでは小型のカンパチの反応が多く何匹か釣れ上がる。次に青根沖を狙うが反応が無く大根沖へ移動し、マカド根まで流すがまったく反応が無く苦戦する。大型実績の高いマカド根沖をじっくり攻め一発勝負に賭けたが、バイトが無くラスト1時間に再び子安根周りでアカハタを狙った。三宅島はアカハタの魚影が非常に濃く、ジグでも勿論釣れるが重めの鯛ラバかインチクで狙った方が実績は高い。潮も速く根掛かりも多いためラインを細くしすぎるとジグのロストが多くなってしまうため、PEを2号くらいにしてフックを細軸に変えて、根掛かりしてもフックが伸びてジグを回収できるようなセッティングにしたい。1時間で1キロ前後のアカハタを10匹ほど釣り終了時間となった。アカハタの反応はよかったが本命のヒラマサとカンパチの反応が悪く苦戦した1日だった。

12月中旬再び三宅島へ向かった。今回は名古屋のアシストホルダーで有名な村瀬さんと同行した。20時30分に竹芝桟橋到着、近くの中華料理屋で軽く乾杯した。釣行前の一杯は格別であり、明日への期待も高まるひとときでもある。22時30分の東海汽船で三宅島へ向けて出港。レインボーブリッジの下を通過して台場の綺麗な夜景を見ながら再び乾杯、東京の夜景は最高である。

定刻の5時に三宅島の錆ヶ浜港へ到着。今回お世話になる天狗屋のスタッフ、谷 順二さんが迎えに来てくれた。「凪だから今日は大丈夫だよ」と言われ安心する。宿に着くと天狗屋の高橋哲也(テッチャン)さんがタックルの準備をしていた。6時30分に坪田港を出港、今回は三宅島本島周りを狙う事にした。私と村瀬さんはジギングでカンパチとヒラマサ、テッチャンは泳がせ釣りでモロコ、カンパチ、ヒラマサを狙った。坪田港沖の水深50メートルラインからスタート。魚探には餌となる鯖やムロアジの反応が多く出ていたが、このポイントにはベイトの反応だけでカンパチやヒラマサの反応は無かった。しかし泳がせ用のエサである鯖とムロアジは結構釣れた。ジギングでも何匹かの鯖が釣れたが本命の反応は無く移動。

次に飛行場沖水深70〜40メートルラインを狙った。一流し目は反応がなかったが、二流し目で私にヒット。その直後に村瀬さんにもヒットしたが、サイズは2キロクラスで一安心。小型でもカンパチはよくファイトしてくれるので楽しい。その後このポイントを何度か流すが反応が無くなり移動、坪田港から阿古港の間で根を変えて狙っていったが、ベイト反応は濃くあるのにヒットしないのが不思議なくらいである。ただ潮が流れていないのが原因のようで「流れ始めれば釣れるよ」とテッチャンが言った。ほぼ毎日、三宅島で磯釣りや船釣りのガイドをしている彼の言葉に迷いや不安は一切感じられなかった。

やがて少しずつ潮が流れ始め新鼻沖で私にバイトがあり、又もその直後村瀬さんにヒットした。サイズは先程と変わらないようだが、ライトタックルで狙っていたためファイトを思い切り楽しんでいた。遠征とはいえ根魚狙いや小型のカンパチ狙いにはライトタックルは必需品である。このポイントで爆釣劇が始まり、村瀬さんが2キロクラスを釣り上げた後、すぐに私にもヒット同サイズが上がる。更に村瀬さんにヒット、私にもヒットと僅か30〜40分の間に、サイズは2〜5キロクラスだったが15匹ほど釣れ上がった。さっきまで何も反応が無かったのが嘘みたいな出来事である。泳がせ釣りのテッチャンにもヒットするがやはり同サイズのカンパチだった。泳がせ釣りでもサイズが同じと言う事は、おそらくこのポイントには大型のカンパチは居ないのであろう。新たなポイントを探し移動するものの、カサゴが何匹か釣れ上がるだけでカンパチの反応はなくなり沖上がりとなった。

2日目、昨晩から強い西風が吹き続き東海汽船が三宅島着発となったため、ここで村瀬さんは東京へ帰る事になった。私は三宅島に残り2日間楽しむ事にした。朝まで吹いていた風が昼頃少し止んできた。13時船長から坪田港前なら出来るけど行くかと連絡が入り、テッチャンと2人で出船した。昨日から吹き続けた冷たい風により水温は2度落ちてしまっていた。状況はかなり悪いようでベイトもほとんど魚探に映らなかった。風と波の影響で坪田港から三池港の間しか釣りが出来ないため苦戦したが、なんとか私は3キロクラスのカンパチを釣る事が出来たが、泳がせ釣りはまったく反応が無く苦戦した2日目だった。

3日目、昨日よりは少し風は落ち着いたが相変わらず西風が強く吹いていた。6時30分出船、今日も坪田港沖から三池港沖がポイントになる。風さえ止めば良いポイントが沢山あるため狙えるが、その場所まで行けない事が私はストレスに感じていた。昨日よりはベイトの反応も多く期待したが、カンパチの反応が無く苦戦した。
11時にテッチャンが泳がせ釣りで大型を掛けた。ゆっくり慎重にファイトしていると水面が青白くなり大きなモロコが浮き上がった。37キロの大きさはド迫力である。3日間攻め続け最後に手にした大魚にテッチャンも喜んでいた。

今回の釣行で3日間釣りをしたが、初日に村瀬さんと新鼻沖で爆釣した時は最高に楽しかった。2日目、3日目は狙う場所が限定されてしまったため思う釣果に至らなかったが、冬でも水温が安定していればカンパチやヒラマサが狙える場所で、東京からは日帰りでも十分楽しめます。また出船率の高くなる春から秋が特に大型が狙いやすくなる。凪さえ良ければ1年中ジギングを楽しめる三宅島は最高に楽しいフィールドである。

ソルトルアー釣行記

望月さんが上げたアカハタ

ソルトルアー釣行記

瀧さんが上げたカツオ

ソルトルアー釣行記

底狙いのインチクでアカハタ

ソルトルアー釣行記

私に来たカンパチ

ソルトルアー釣行記

村瀬さんのカンパチ

ソルトルアー釣行記

村瀬さんの次はカサゴ

ソルトルアー釣行記

竹端さんにもヒット

ソルトルアー釣行記

村瀬さんが上げたカンパチ

ソルトルアー釣行記

今回はこのサイズが最大だった

ソルトルアー釣行記

高橋哲也さんは泳がせで37kgのモロコ

ソルトルアー釣行記

私のタックル

ソルトルアー釣行記

三宅島沖、大野原群島の三本岳

【今回の使用タックル】

ロッド : スミス AMJ‐S52EX、LPJS-CJ62/280、WRC-44MARIANA/200
リール : シマノ ステラ 8000HG、ステラ 20000PG、オシアジガー 5000PG
ライン : ユニチカ ユニベンチャー1パワージギング8 3号、4号、5号
リーダー : ユニチカ ショックリーダーフロロカーボン(プロト) 40lb〜100lb
ルアー : がまかつ ブレードポイントツナ 6/0 7/0、バーティカルライト4/0
アシストホルダー : 斐田設備工業(株) アシストホルダー

<この釣行記の一部は(株)岳洋社SALT WATER GAME FISHING MAGAZINE 2008年3月号に掲載されました。>

ページのTOPへ

ソルトルアー釣行記一覧へ