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エギング四天王対談 杉原、弓削、重見、平松

対談といっても硬いものじゃない。エギングが大好きな釣り仲間が集まっただけだ。
ただ彼らはその道ではトップ中のトップ、誰が名付けたか四天王だ。
そんな彼らに、「初歩的すぎて申し訳ないんですけど…」、
そうことわった上で気になっていることを尋ねてみた。
すると言われた。「全然初歩的じゃない。本当に大切なことなんですよ、これは」と……

画像:エギング四天王

ラインにこだわれば釣りは楽になる
エギングはもっともっと楽しくなる!

杉原正浩をはじめ四天王たちは日ごろから言っている「釣りは素晴らしい、本当に楽しい。それを一番大好きなエギングを通じて伝えていきたい」だから彼らは華麗な技を、豊富な経験から得た研ぎすまされた知識を、惜しげもなく見せ、そして話す。それらには、きっとさまざまなヒントが散りばめられているはず。エギングフェスタの約1カ月後、四天王に淡路島に集まっていただいた。好きに釣りをしてもらって、いろいろな話を聞こうという魂胆だ。しかし、この日はあいにくの雨。屋根のあるところで、超初歩的なことを尋ねてみた。これが非常に面白かったのでご紹介しよう。

ラインで繋がっている4人ですが、それぞれ違う糸を使っていますね。
どれももちろん、強い糸だとは思うのですが、なぜそれを使っているのですか?

杉原 エギングスーパーPEⅡ210の0.5号にノーネームノットでキャスラインエギングリーダーの1.75号を結束する。それがボクの定番というか、ほぼこれのみですね。まれに視認性を重視したいとき、気分を変えたいときなんかはWHも使いますが。

重見 それに楽やな、この太さが一番。

杉原 そうそう、風や潮からラインが受ける抵抗って、皆さん分かってらっしゃると思いますが、かなり大きいんです。1号と0.8号というだけでも全然違いますし……

重見 0.8号と0.6号も全然ちゃう。ビックリするの0.6号と0.5号の違い。太さからしたらほんの少しの違いやけど、これが全然ちゃう。これのおかげで釣りがなんぼ楽になったか。

杉原 そう、リーダーをきっちり結ぶことができる人はぜひ試してほしいです、この組み合わせ。

重見 それまで分からんかった底が、よぉ分かるようになるよな。

杉原 ホンマにすごいです。この太さは絶妙なバランス。すごく細いのに、これで3kgクラスもちゃんと取れますから。

重見 オレが使てるのは、それの白な。エギングスーパーPEⅡWHの0.5号。ローライトで見えるんは白だけ。よぉ見えるからとにかく楽。釣りは楽せなアカンよ (笑)

杉原 弓削さんもWHですよね。

弓削 私のはエギングスーパーPEⅡWH0.5号にリーダーはエギングリーダーの2.5号。同じタックルでメバルとかもやりますから。PEは0.3号とか0.4号とかでもエエんですけど、リーダーだけは太いのを使いたいんです。

杉原 0.3号、0.4号になるとナイトゲームですよね。

弓削 専用にこだわる必要ないと思うんですよ。いいものだったら、いろいろ取り入れたいと思っています。

杉原 ハッキリ申し上げると、イカからするとラインの銘柄、分かるわけじゃないですしね。自分にとってそれが良いというのであれば、どんどん使っていいと思います。メーカーとしてはあくまでも「こういうのが良いですよ」という提案ですから、専用ラインは。

弓削 最適かどうかは本人次第でしょうけど、専用ラインはハズしませんよね。

平松 少なくとも、迷っている人には自信を持ってお勧めできますし。

杉原 平松さんは、実際お客さんと接しているわけですから、そのあたりよく分かりますよね(平松氏は某有名プロショップの店長さん)。

平松 お客さんと釣りに行くこともあるので、ラインはおのずと一般的な組み合わせになります。ちなみにボクが使っているのは、210の0.6号とエギングリーダーの2号です。

杉原 やっぱり210、良いですよね。

平松 スプールにぴったりと糸を収めたいので210は最適です。ボクが使っているS社のリールだと3〜4lb.のナイロンを平行巻きで1列入れると、きっちり入ります。

それに関連して初歩的な質問。
きっちりスプールに糸を巻くにはどうしたら良いんですか?

弓削 簡単ですよ。いったんPEを巻いて余ったところに下巻き用の糸を巻く。それをスプールに巻き取って、また別のところに巻いたうえで、リールに巻く。

杉原 面倒なようですけど、最初にそれをやっておくと次からはもう簡単、分かっているんですからね。

平松 ひと手間かけるだけでラインはすごく使いやすくなります。できるだけラインにテンションをかけてギッチギチに巻いてほしいです。

重見 マメやなぁ。

弓削 それ、糸買って巻いてほしいっていうお客さんすべてにやってるの?

平松 はい。

杉原 でも、初心者はそれやとキツいよね。

平松 そうなんです。ギッチギチより少し余裕をもって。

杉原 かといって緩すぎはダメ。

平松 そうです、トラブルの元ですから。リールに巻いたラインを指で押してみて、へこまない程度が良いですね。

重見 下巻きどうするの、そうなるとギリギリやろ?

平松 金属スプールにPEラインって、ラインにテンションがかかるとズルッと動いてしまうんですよね。ですからギッチギチに巻くときはラインで下巻きを、初・中級者のお客さんには「申し訳ないけど」って断ったうえでPEをスプールに結んだコブの上にテープを貼らせてもらうようにしています。そのわずかなテープだけで滑り止めの効果は抜群に出ます。

弓削 大変やなぁ。

平松 みんなに楽しく釣りをしてもらいたいですから(笑)

重見 何べんもオレが言うとるやろ、釣りは楽しい、楽しいのが一番!

杉原 そうそう、それを伝えるために我々4人がいるんですからね。

ちょっと話をふっただけで話はどんどん広がる。このあとも延々話は続いたが誌面の都合で紹介することができない。聞いていて本当にタメになり面白い話が満載なので紹介できないのがツライくらい。ですが、皆さんにも聞く機会はあります。各地で行われるセミナーや毎年行われるエギンフェスタがそれ。基本的すぎてバカにされるかも、なんて思わず、どんどん質問してください。面白い話がいっぱい聞けるはずですよ。

杉原正浩

釣りは楽しい!全身で表現する杉原の代名詞といえば2段シャクリ。だが、当然のことながら状況に合わせてその釣り方はさまざまに変化する。

弓削和夫

浅場が好き。人の狙わない場所が好き。そのとおりに実践し、しっかりと結果を出す。できそうでできないことを普通にやってのける男だ。

重見典宏

楽しくなければ釣りじゃない。楽じゃなければ釣りは楽しくない。ならばどうするか?スラッグジャークの帝王のエギングはこれが原点だ!

平松伸章常に意識するエギング。エギをフォールさせるとき左手はラインに。目はラインへ、そして周囲へと飛ぶ。視覚で触覚でアオリをしとめる。

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