ニュースリリース 高分子事業

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高分子事業

2006/2/24

ガスバリアーフィルム原反事業の譲渡について

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 住友化学株式会社(本社:東京都中央区、社長:米倉弘昌、以下「住友化学」)、日本エコラップ株式会社(本社:東京都中央区、社長:小田康博、以下「日本エコラップ」)並びにユニチカ株式会社(本社:大阪市中央区、社長:大西音文、以下「ユニチカ」)は、今般、住友化学が開発し、日本エコラップで製造販売しておりますラミネート用ガスバリアーフィルム原反「セービックス?」(SEVIX?)事業を、2006年4月1日を目処にユニチカに譲渡することで合意いたしましたのでお知らせいたします。

 「セービックス?」は、高靭性有機高分子にガス遮断性無機物を、ナノコンポジット化技術で分散させたバリアー層を有するハイバリアーフィルムであり、2001年の上市以降、その高酸素遮断性から、菓子類、畜肉・水産加工品などの食品包装分野向けに出荷を拡大してまいりました。しかし、日本エコラップと住友化学は、コスト面を始めとした競争の激化のもとで同事業の一段の飛躍を期すには、フィルム原反からの一貫生産体制の確立による競争力強化が望ましいと考え、一方、セービックス原反であるナイロンフィルムおよびポリエステルフィルムの製造メーカーであるユニチカは、バリアーフィルムのラインアップの拡充によりフィルム事業の一段の強化を図りたいとの意向を持っておりましたことから、ここに三社の思いが合致し、本事業の一層の発展、強化を期して、ユニチカへの譲渡を決定した次第であります。本事業は、今後ユニチカの新たな体制の下で引き続き「セービックス ?」として製造販売してまいりますが、これまで同様ユーザー各位のご要望に応えつつ、製品の改善にも努力してまいる所存でありますので、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申しあげます。


※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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