ニュースリリース 高分子事業

Get Adobe Acrobat Reader ※ご覧になるにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
こちらからダウンロードしてください。

高分子事業

2012/9/28

農業用保温内張り材「プチラブ ™」の共同開発および発売について

PDFを見る

 川上産業(株)とユニチカ(株)は、ハウス栽培において暖房コストを削減できる農業用 保温内張り材「プチラブ™」を共同開発し、川上産業(株)より発売を開始 しました。この「プチラブ™」は川上産業(株)の気泡緩衝シート「プチプチ®」の農業資材バージョン「エコポカプチ®」とユニチカ(株)のべたがけ資材 「パスライト®」を一体化させた保温内張り材です。

1.開発の背景
 「プチラブ™」を販売する川上産業㈱は、気泡緩衝シートの国内ナンバー1メーカー(国内シェア50%)として、「プチプチ®」のもつ弾性力・断熱 性・保温性等の特徴を活かし、緩衝包装分野をはじめとして、幅広い分野へ展開しています。また、ユニチカ(株)は不織布の農業用被覆材メーカーとして 国内50%程度のシェアを有し、ハウス用カーテン資材「ラブシート®」、べたがけ資材「パスライト®」は施設園芸や露地栽培の定番アイテムとして農業業界に大きく貢献しています。この両社が有する知見・経験・ノウハウを活かし、現場での展張試験の結果を経て「プチラブ™」を発売することとなりました。

2.農業用保温内張り材「プチラブ™」の概要
 「プチラブ™」は「エコポカプチ®」に保温性・吸湿性のある「パスライト®」を貼り合わせることで、ハウス内の保温性能がさらにアップし、ハウス 栽培における作物の病気の原因のひとつである水滴落下を減少させることで、より一層作 物の生育促進に貢献できるようになりました。



※2,400mm以上の幅広の商品に関しては川上産業までお問い合わせ下さい。

3.今後の展開について
 平成18年7月~平成19年6月間実績の政府統計※によりますと、全国の農業用ハウスで使用されているプラスチック製被覆資材の設置面積は 484,507千m2となります。この数字は、今後とも増えるものと考えております。さらに、近年は 原油価格の高騰により農業経営における運転資金の増加を招いており、このような事情からも高い保温性を持つ農業用内張りシートの需要が増えていくものと考えられます。
 「プチラブ™」の1年目(2012年10月~2013年9月まで)の目標設置面積はプラスチック製被覆資材設置面積の1%に相当する5,000千m2を想定しております。そして5年後(2017年10月~2018年9月まで)には25,000千m2の販売を目標として拡販していく予定です。

※政府統計「ハウス等の設置状況の被覆資材の種類別設置実面積」より引用。


以上


<「プチラブ™」に関するお客様からの問い合わせ先 >
川上産業株式会社 東京営業所
TEL: 03-3288-3231

<「プチラブ™」に関する報道関係からの問い合わせ先 >
ユニチカ株式会社 IR広報グループ
TEL: 06-6281-5695

【ご参考】
川上産業株式会社
代表取締役社 長川上肇
(本社)〒453-0818 愛知県名古屋市中村区千成通2-50
TEL 052-483-1031 FAX 052-483-3351
設立 1968年1月
資本金 3,180万円
売上高 12,100百万円(2011年度)
従業員数 478名(2012年5月現在)

ユニチカ株式会社
代表取締役社長執行役員 安江健治
(本社)〒541-8566 大阪府大阪市中央区久太郎町4-1-3
TEL 06-6281-5695 FAX 06-6281-5697
設立 1889年6月
資本金 26,298百万円
売上高<連結>174,662百万円 <単体>98,159百万円(2011年度)
従業員数<連結>4,745名 <単体>1,225名(2012年3月現在)

<< 前のページへ戻る


※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

一覧に戻る