ニュースリリース 高分子事業

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高分子事業

2019/1/28

透明帯電防止コート剤「ATシリーズ」プライマー用途の開発について<帯電防止性と密着性の2つの機能を両立できる新規コート剤>

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 ユニチカ株式会社(本社:大阪市中央区 社長:注連浩行)は、優れた帯電防止性と密着性を有するコート剤「ATシリーズ」を新たに開発しました。

 これは、ナノサイズの無機粒子を樹脂エマルション中に均一に分散させたもので、無機粒子成分による帯電防止機能と、樹脂成分による良好な密着性の二役を担える材料です。帯電防止性を付与するための透明性に優れたトップコートだけでなく、インキ等のプライマー層としても適用することができ、例えば、印刷フィルムをロールで取り扱う際の静電気抑制、剥離帯電防止に役立ちます。



1.開発の背景

 一般に樹脂製フィルムは表面抵抗が大きく、摩擦などで帯電しやすいため、ほこりやゴミの付着に加え、ロール状フィルムを巻き出して剥離する際に静電気が生じる等の問題が起こり得ます。

 一方で、フィルムの表面にインキをコートして印刷する場合、フィルムとインキとの密着性を確保するためにプライマー層を設けることが一般的になされています。

 以上のような状況を踏まえ、当社では、優れた帯電防止性と密着性の2つの機能を有するコート剤の開発を進め、プライマーとしても適用できる透明帯電防止コート剤「ATシリーズ」を開発しました。



2.透明帯電防止コート剤「ATシリーズ」の特長

 (1)安定した帯電防止性

「ATシリーズ」から形成した塗膜の表面抵抗値は湿度依存性がほとんどなく、安定した帯電防止性を発現します。



 (2)プライマーとしての適用

「ATシリーズ」は、基材フィルムにインキ層を形成する際のプライマー層とすることができます。インキ層を形成した後も帯電防止性を有することにより、例えば、ロール状フィルムを巻き出す際の剥離静電気を抑制することができます。



 (3)幅広い基材やインキへの適用

「ATシリーズ」には、バインダ樹脂成分として、ポリエステル系とポリオレフィン系の2種類を取りそろえており、基材やインキの種類に応じた選定が可能です。


 (4)環境適合性

芳香族系有機溶剤(トルエン等)を含まない、環境に配慮した水系のコート剤です。



3.今後の展開

  透明帯電防止コート剤「ATシリーズ」について、トップコート用途での拡販に加えて、プライマー用途としての展開を積極的に推進します。

 トップコート用途としては、例えば半導体工程用の帯電防止テープのような精密機器分野での帯電防止・静電気障害防止用途、包装材料分野での帯電防止コート等、さらなる用途拡大を図ります。さらに、密着性付与を兼ね備える帯電防止層として、インキ等のプライマー層での適用検討を進め、幅広い用途で活用いただけることを目指します。



本件については、以下の展示会に出展いたします。

<コンバーティングテクノロジー総合展>
日程:2019年1月30日(水)~ 2月1日(金)
会場:東京ビッグサイト 東2ホール 小間番号 2K-20(ユニチカブース内)

以上



<本件に関するお客様のお問い合わせ先>
ユニチカ株式会社 樹脂事業部 機能樹脂営業部
機能樹脂第一グループ(東京) TEL:03-3246-7610
機能樹脂第一グループ(大阪) TEL:06-6281-5551


<本件に関する報道関係のお問い合わせ先>
ユニチカ株式会社 広報グループ
TEL:06-6281-5695

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