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                樹脂成形事業 技術レポート 2009.4.16号

 

            〜 TPE(熱可塑性エラストマー)の密着性について 〜

 

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  もうすぐGW!!みさなんもう予定はたてましたか?どこに行っても混んでますが、

  気候もいいし、せっかくの長いお休みなので、出掛けたくなりますよね〜(^^)

  我が家は、ちょっと日をずらして旅行することにしました♪

  みなさんも、楽しいGWを!!!

  さて、第7回目は、TPE(熱可塑性エラストマー)と各種エンプラ樹脂との密着性に関する情報を紹介します。

  (配信担当:渋谷)

 

  TPEとしては、

  ◇ポリスチレン系((SBS:スチレン-ブタジエン-スチレンブロック共重合体)

  ◇SIS(スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体)

  ◇SEBS(スチレン-エチレン・ブチレン-スチレンブロック共重合体)

  ◇SEPS(スチレン-エチレン・プロピレン-スチレンブロック共重合体)

  ◇ポリオレフィン系(部分架橋タイプ、動的架橋タイプ)

  ◇ポリウレタン系

  ◇ポリエステル系

  ◇ポリアミド系

  ◇ポリ塩化ビニル系

  などの種類があり、さらに硬度等の違いにより様々なグレードが上市されています。

 

  TPEは、一般的に軟質で、耐衝撃性に優れる樹脂です。

  耐衝撃性が必要とされる部分への適用のほか、ボタンやスイッチ部の成形部品へも使用されています。

  また、比較的軟質なものは、ゴム代替としてパッキン等の用途にも使用されています。

  電気・電子機器において特殊な役割をもつTPEですが、

  周囲に配置される各種エンプラ樹脂部品と接着・溶着し一体化することにより、

  防水性・気密性を確保し、部品点数・組立工数を削減することが可能となります。

 

  我々は、"封止成形"をキーワードに、

  これまで各種エンプラ樹脂同士の様々な組み合わせにおいてその接着・溶着性を評価してきましたが、

  今回は、TPEと各種エンプラ樹脂との接着・溶着性を評価した結果を報告します。

  TPEは、ポリエステル系TPE(硬度D60〜D65)を使用しました。

  また、評価方法としては、あらかじめ1次成形品として成形したダンベル型試験片を中央部分で切断し、

  再度金型内にインサートし、2次成形品を試験片断面へ射出成形して作製された試験片の引張強度により

  その接着・溶着性を評価しました。

  その結果を表1に示します。(一般的な二色成形性評価方法)

  https://www.unitika.co.jp/plastics/mold/unitikamold/jirei/090416-1.JPG

 

  TPEが1次成形もしくは2次樹脂であっても、電気・電子機器筐体としてよく使用されるABSやPBT、

  さらには透明樹脂であるPAR(Uポリマー)と良好な接着・溶着性を示すことが分かりました。

  これにより、封止成形を含むより複雑な成形品同士の接着・溶着を

  弊社の金型・成形技術により実現できる可能性が確認できました。

  今後、エラストマーの種類の変更を含め、実際の筐体イメージに近い封止成形実験型により

  接着力=耐圧力等の評価を進めていく予定です。

  こんな組み合わせはどうなの?など、TPEとその他樹脂との接着・溶着性にご興味のある方は

  お気軽にお問い合せください。

 

 

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  今月号は、TPE(熱可塑性エラストマー)とエンプラ樹脂及び電線との密着性に関する情報について

  述べさせてもらいました。詳細な情報が必要な方はご返信ください。

  来月号では、封止成形による防水型LED照明への展開に関する情報をお届けします。ご期待ください。

 

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  バックナンバーはコチラ・・・https://www.unitika.co.jp/plastics/mold/unitikamold/index.html

 

 

 

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