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                樹脂成形事業 技術レポート 2009.7.22号

 

            〜 金属部品と樹脂との接着性について(その2) 〜

 

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  衆議院の解散総選挙でなにやら政界は騒がしいようです。自民党か?民主党か?

  いずれが政権を担おうとも、経済発展の一翼を担うのは我々民間企業です。

  景気低迷の今こそ、日本のものづくり精神で新たな開発を進めましょう!!

  さて、第10回目は、金属部品と樹脂との接着性に関する情報の続編を紹介します。

  (配信担当:松本)

 

  第6回(3月度配信)において、インサート成形により、特殊な表面処理を施した金属部品に

  各種熱可塑性樹脂を接着する技術について紹介しましたが、

  ユーザー様からのご要望に応じ、今回はより詳細な試験データを紹介します。

  

  まずポイントとなるのが、その接着強度です。

  下記材料の組み合わせにおいて、テストピースをインサート成形にて作製し、

  テストピースの引張りせん断強度にて、相対的な接着強度を評価しています。

  テストピース形状と試験方法の概要図は下記リンクをご覧ください。

  https://www.unitika.co.jp/plastics/mold/unitikamold/jirei/090722-1.JPG

  

  【金属】

  ◇純銅:Cu、純アルミニウム:Al

  

  【樹脂】

  ◇ABS、PA6、PBT、PPS

  

  結果は、いずれの組み合わせにおいても、(界面)樹脂破壊が起きるほど強固に接着しており、

  良好な接着性であることが分かります。

  詳細な結果については、下記リンクをご覧ください。

  https://www.unitika.co.jp/plastics/mold/unitikamold/jirei/090722-2.JPG

    (画像が見にくい場合は通常のサイズに戻してご覧ください)

  

  併せて、金属部品と樹脂界面における気密性を、気密性評価用のテストピースにて評価したところ、

  通常の金属部品と樹脂との接着では、加圧ガス(0.1MPa)を注入した直後にガス漏れが生じるのに対し、

  特殊な表面処理を施した金属部品と樹脂との接着では、24時間連続で加圧ガス(0.1MPa)を注入しても、

  全く漏れは検出されませんでした。

  

  次に、金属部品と樹脂との接着において重要であるのが、高温高湿性やヒートサイクル性といった

  耐環境性です。

  ここでは、金属部品と樹脂(PPS)とを接着させたテストピースを、下記条件で処理した前後の接着強度を

  比較ています。

  

  【高温高湿条件】

  ◇温度:60℃、湿度:95RH%、時間:200h

  

  【ヒートサイクル条件】

  ◇-30℃→(60分)→80℃→(60分)→-30℃、1,000サイクル

 

  結果は、どちらの評価においても、処理後の接着強度はほとんど低下せず、いずれも樹脂部が破壊する

  ほど強固に接着しており、耐環境性にも優れる接着方法であることが分かります。

  詳細な結果については、下記リンクをご覧ください。

  https://www.unitika.co.jp/plastics/mold/unitikamold/jirei/090722-3.JPG

  (画像が見にくい場合は通常のサイズに戻してご覧ください)

 

  当然、金属と樹脂との組み合わせ、高温高湿性・ヒートサイクル性の試験条件など、

  それぞれの用途において仕様が異なりますので、ご相談いただければ、各種試験対応を検討いたします。

  お気軽にお問い合せください。

 

 

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  今月号は、金属部品と樹脂との接着性に関する情報について述べさせてもらいました。

  詳細な情報が必要な方はお気軽にご返信ください。

  9月号では、新規開発品であるナイロン熱伝導性樹脂に関する情報をお届けします。ご期待ください。

 

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  バックナンバーはコチラ・・・https://www.unitika.co.jp/plastics/mold/unitikamold/index.html

 

 

 

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