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技術職志望の皆さんに一番伝えたいことは、「産みの苦しみ」というモノづくりのおもしろさをユニチカで味わってほしいということです。技術開発という仕事は、研究、着想、実験、試作、取引先からのチェックとフィードバック、この繰り返しです。悩んで悩んで、そして解決する。この喜びをいくつ持てるかが、技術者としての誇りにつながると思います。最近の若い技術者は、テクニカルスキルとヒューマンスキルを併せ持つ、バランスの取れた優秀な人が多いですね。ただ、良くも悪くも「素直すぎる」ところもあるかもしれません。イノベーションは「本当にそうなの?」と考え、「なぜ?」と言えるところから始まります。ぜひ、突き詰める「探求心」と突き進む「実行力」の両方を、そして、それらの原動力となる「実現してみせる」という「パッション」をしっかり持ってほしい。グローバルマーケットを視野に入れた開発を手がけるためにも、若い「人財」の柔軟な発想が必要ですから、大いに期待しています。
採用については化学、高分子、機械、電気などの分野を専攻している方が望ましいですが、研究スキルが身についていればフィールドは問いません。専門性よりも研究プロセスの経験値を評価しますよ。一方で、専門性に特出しているテクニカルスキルを突き詰めたタイプの方も歓迎します。いわゆる研究者気質の方ですね。研究がすぐに事業に結びつかなくても、クラゲの蛍光タンパク発見がノーベル化学賞を受賞したように、長い目で見ると大化けするような成果をあげることもありますから。未来のユニチカを牽引するのは、あなたの研究かもしれませんよ。





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ユニチカの中央研究所では「テーマ責任者制度」を採用しており、研究所の場合は入社2、3年でテーマを担当。若いバイタリティと柔軟な発想が新事業に結びつくことを期待している。さらに「国内留学制度」を取り入れており、社内選抜された社員を大学院などに2年間派遣。研究や論文のスキルが磨かれ、また、この時に培われた人脈が産学連携のきっかけになることも多いという。こうしてキャリアを積み重ね、やる気のある人財なら30代前半でグループリーダーとして活躍。ユニチカの中の伸ばしたい研究ドメインをどんどんまかされ、事業を牽引する開発を担うことになる。




大学などの教育機関やNEDOなどの国の公的機関との共同研究も積極的に進めており、繊維事業はもちろん、高分子事業での新規素材の開発で深いつながりを得ています。これまでにも、医用材料や健康食品原料でお互いのノウハウを結集させて開発した製品が数多くありますが、前述の高機能PLAやポリ尿素などは官のプロジェクトとして取り組んでいます。また、ユニチカの技術者を大学研究室に派遣したり、プロジェクトに参加させたりするケースもあります。新たな技術を獲得し、クオリティを高めることも重要なことであると考えています。
さらに、ユニチカは高機能資材を供給するメーカーですから、最終製品化を睨んで他の企業とのアライアランスも数多く手がけています。特に「テラマック」においては、NECとの携帯電話のボディフレームや富士ゼロックスとのコピー機用樹脂の共同開発などが代表的な事例です。バイオマス素材という、時代に応えた素材であることが市場ニーズを掴んだんですね。当社では、事業戦略と技術戦略が両輪の関係。社会のニーズを的確に把握し、いかに早く技術開発につなげていくか。これは永遠のテーマ。他社に対し、自社の技術力をアピールしていくことも重要ですね。
幅広い業界とのコラボレーションは、良い刺激になり、技術力の向上にもつながります。また、グローバルマーケットに対応すべく、海外企業との連携も益々増えていくと思います。これからのユニチカは、独自技術で「世界を変える」企画を仕掛けられる企業にさらに発展していくでしょう。