交通事故状況と安全対策

数字で見る交通死亡事故の特徴

昼夜別の状況と特徴

昼夜別交通事故件数(構成率) (平成23年中)

画像:昼夜別交通事故件数(構成率) (平成23年中)

交通事故件数を昼夜別にみると、夜間は交通事故全体に占める割合が約4分の1(構成率26.5%)に対して、死亡事故では約半数(同51.3%)を占めています。死亡事故率(交通事故全体に占める死亡事故の割合)は昼間の0.43%に対して2.9倍の1.25%となっています。

昼夜別・状態別死者数 (平成23年中)

画像:昼夜別・状態別死者数 (平成23年中)

死者数を昼夜別・状態別にみると、歩行中は昼間に比べて夜間の構成率が2倍以上(昼間:22.9%、夜間:49.6%)高くなっています。しかし、それ以外の状態では、すべて昼間の構成率が高くなっています。

夜間の年齢層別死者数の推移

画像:夜間の年齢層別死者数の推移

夜間の死者数を年齢層別にみると、平成13年には29歳以下が最も多く(構成率:30.5%)、65歳~74歳、75歳以上は少数でしたが、それから各年代での死者数が年々減少してきました。しかし、75歳以上だけが減少せず横ばいで推移したため、現在は75歳以上の死者数が最も多くなっています。

歩行中の年齢別・時間別死者数 (平成22年)

画像:歩行中の年齢別・時間別死者数 (平成22年)

1日のうちで死者数が多い時間帯は、65歳以上の高齢者では薄暮が始まる16時半から急激に増え、ピークは18時半頃になります。64歳以下では、21時台から徐々に増え、23時台がピークになります。また高齢者では、午前中にも死者数が増える時間帯があります。

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