トップメッセージ

CSRレポート発刊にあたって

ユニチカは、1889 年(明治22 年)に設立され、昨年、創立130周年の節目を迎えることができました。そして、気持ちも新たに2020年度の事業活動をスタートさせています。当社グループは「暮らしと技術を結ぶことによって社会に貢献する」という経営理念を掲げ、現在、高分子事業、機能資材事業、そして繊維事業とそれぞれ特長に富んだ業容に変化させ、グローバルに事業展開を行っています。
これからも、当社グループの持つ「強み」を活用し、その特長を生かせる分野に技術力と営業力を発揮していくことで、お客様に必要とされる製品やサービスを提供し、社会に貢献してまいります。

長期ビジョン

本年5月に2030年近傍を見据えた長期ビジョン『G‐STEP30』を策定しました。そして、経営理念をより具体化させ、「安全で安心な暮らし」、「便利で快適な暮らし」、「環境と共生する暮らし」の3つの暮らしに『価値』を提供できる製品やサービスを通じて、「持続可能な開発目標(SDGs)」に貢献することを当社グループのミッションと致しました。今後は、当社グループの保有する機能をさらに磨いていくことで、このミッションを果たすべく努めてまいります。
また、企業の持続的成長に向けて、人材の確保、育成・強化が欠かせないとの考えから、多様な人材を惹きつける柔軟な働き方や働きがいのある職場づくりなどの取り組みについても一層進めてまいります。

環境への貢献と共生

長期ビジョンとともに、3か年の新中期経営計画『G‐STEP30 1st』も策定し、現在、その目標を達成すべく取り組んでおります。本中期計画では、成長ステージに向けた「基盤強化」を最優先課題と位置づけ、①強固な事業ポートフォリオの構築、②グローバル化の推進、③社内風土・意識改革の3つを主な方針に掲げ、企業価値の向上に向けて取り組んでいます。
なかでも、長期ビジョン、新中期経営計画双方での当社の基本姿勢である“環境との共生”については、事業活動における環境負荷の低減に努めることに加えて、地球環境に優しい環境配慮型素材の展開など、企業としての環境対応を強化し、サステナブルな社会ニーズに応えるべく企業活動を進めてまいります。

ガバナンス強化

昨年の品質不適切事案の反省に基づき、最重要課題である「品質保証体制の確立」につきましては、品質保証に関するグループ内体制を見直すとともに、再発防止策に徹底して取り組んでおります。また「コンプライアンス強化」につきましても、コンプライアンスに関する組織体制を整備し、行動規範となる「ユニチカグループ行動基準」の見直しも実施し、役員・従業員の意識改革にも取り組んでおります。今後も真摯にこれらの取組みを進めていくことで、当社グループの信頼回復に努めてまいります。

コロナ禍における当社の役割

2020年初頭から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界で蔓延し、これまでの社会の価値観や行動が大きく変容しています。新型コロナウイルス感染被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。また、今回のコロナ禍が一日も早く終息することを強く願っております。
このような状況の下、社会で必要とされる当社グループの製品・サービスを継続的に供給することが、当社グループとして果たすべき社会的責任であると考え、企業活動を営んでおります。
これまで医療用資材については、不足が深刻化していた医療現場向けのアイソレーションガウンを関係省庁へ緊急供給しています。また衛生資材についても、各種方面に不織布や短繊維製品を供給させていただいております。これからも当社グループでは、コロナ禍においても社会に貢献できる新たな製品・サービスの開発、提供に努めてまいります。
今後も当社グループでは、長期ビジョンの目指す姿である「お客様から選ばれ続ける企業」やサステナビリティな社会へ貢献できる企業になるべく、企業活動を続けて参りますので、引き続きご支援賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

上埜修司

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