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釣行記

船釣り釣行記 岡田勲

2008年4月

2連!3連!!来た〜 5連!!マダイ!!(兵庫・柴山港)

兵庫・柴山港から待ちこがれていたマダイの便りが届いた。釣友3人で兵庫県の最北端へ走った。待ってくれていた第三豊洋丸に乗り込み午前7時、出船。釣り方はオモリを一切使わない、完全フカセだ。電動リールに巻いた比重の高いフロロカーボンの道糸。それに自作の完全フカセ仕掛けをセットする。25メートルにも及ぶ自慢の7本バリ仕掛けだ。
ハリにオキアミを抱き合わせに刺し、カゴにまき餌を詰めて下ろした。水深は約40メートルと浅く、釣りやすそうだ。しかし、仕掛けを入れてみると潮は全く動かず、フカセ仕掛けが真下に下りて根ガカリばかりする。粘ったが、何の反応もなく、船はたまらずに深場へ移動。沖の深場の水深は100メートル。ここの潮場はわずかだが北に向かって流れている。
仕掛けを下ろした。30メートルでまき餌を振り出し、カウンターが40メートルを指した時、道糸がピュッと鳴ってリールから飛び出した。

来た〜! 大きく合わすとグーンと竿が曲がる。浮いてきたのは大きなカワハギ、その下に36センチのマダイだ。まだその下に45センチのハマチが付いている。3種混合で釣れた。ここからドラマが始まった。マダイの2連、3連、それにカワハギかハマチが付いてくる。夢のような釣りが始まった。釣友の稲垣さんも、マダイ釣りが初めての福田さんも調子よく釣りだす。

私の竿にまた大きなアタリが出た。軽く合わせてしばらくの間待った。竿先に2度、3度と連続してアタリが出る。追い食いだ。大きく合わせて、ゆっくりとリールを巻いた。上がってきたのは何とマダイの5連だ。これには本当にびっくりした。33〜43センチの食べごろサイズだ。その後も中だるみはあったものの、納竿までボツボツと釣れ、釣果は25〜43センチ マダイ22尾、45センチ級ハマチ9尾、30センチ級カワハギ6尾の大漁だった。

船釣り釣行記

【今回の仕掛け】

竿 : エギングロッド8.0フィート
リール : 電動丸600H
道糸 : ユニチカ ユニベンチャー船フカセ5号(300メートル)
幹糸 : ユニチカ ユニベンチャー船ハリス5号(25メートル)
ハリス : ユニチカ アイガーIIIスーパー3号 1.2m
ハリ : オーナー・マダイ10号7本バリ

<この釣行記の一部は報知新聞「Fishingニュース」2008年4月21日に掲載されました。>

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