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2010年8月
大型シロイカ3連発!!
兵庫・柴山沖でシロイカ(ケンサキイカ)が釣れ出した。良型のアジも釣れる。
報知フィッシングクラブ「第三豊洋丸」(柳本船長 Tel 090-1075-2675)の半夜便に釣友の稲垣さんと乗った。
相客は顔なじみの酒井さん(西脇市)。船は柴山港を出て深場のポイントに着いた。水深は70メートル。仕掛けは天秤フカセの3本バリ。オキアミを抱き合わせに刺してカゴにまき餌を詰め、70号のオモリで下ろした。
トモから入れた仕掛けが流される。リールのカウンターを70メートルで止めると仕掛けが竿下に戻ってきた。上潮と底潮が逆、典型的な二枚潮だ。これでは釣りにならない。四苦八苦していろいろやったが、全く釣れない。
夕方になって、ようやく底潮が良くなった。それまでのことがうそのようにアタリが出始めた。大きなアタリで30センチのアジが釣れた。次は27センチ。酒井さんは胴突き仕掛けで調子よく釣っている。稲垣さんも快調だ。日暮れまでに良型のアジが、かなり釣れた。
日が落ちればイカタイムだ。船は浅場へ移動。付近にも漁火(いさりび)が青く光る。しばし、幽玄の世界だ。10本スッテに60号のオモリを付けて下ろした。スッテは3号で色は白、赤、緑を主体にした組み合わせだ。
電動リールのスピードを「2」の微速で底からジリジリ巻き上げた。10メートル上げたときフッと竿先を押さえる前アタリが出た。構わずに上げているとグイーと締め込んできた。乗った。スピードを上げて巻き上げると胴長30センチの大イカが上がってきた。
次は30メートルで18センチがヒット。20メートルラインでダブルヒット。イカが
上ずりだした。そんな中、激しいアタリ。重く強く引いた。3連かなと思いながら上げてみると37センチの特大サイズだ。続いて33、34センチ・・・・。
一体どれだけ釣れるのかと思ったが、その後は散発。釣果はシロイカ16〜37センチ
18杯、アジ25〜35センチ14匹。酒井さんは、シロイカ24杯、アジ多数。
いい土産になった。うまいシロイカは、これからが本調子だ。
【今回の仕掛け】
竿 : 船竿20号 2.1m
リール : 電動リール
道糸 : ユニチカ ユニベンチャー1 2号 300m
先糸 : ユニチカ ユニベンチャー船フカセ 5号 1.5m
幹糸 : ユニチカ ユニベンチャー船ハリス4号 10m
枝糸 : ユニチカ アイガーIIIスーパー 3号 30cm
スッテ : 3号10本
オモリ : 60号
<この釣行記の一部は報知新聞2010年8月27日に掲載されました。>