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釣行記

船釣り釣行記 岡田勲

2014年10月

マダイ55cm!!ハマチにカワハギ 船内笑顔 

秋が訪れ、日本海も水温が下がったようだ。経ヶ岬の沖ではマダイがポツポツと釣れ始めたので、釣友の稲垣さんと2人で出掛けた。
丹後半島の西端、京丹後市網野町の塩江港から「昭和丸」(Tel 0772-74-0798)に乗船。
午後3時に出港した。
釣り場は深い海底からグーンと突き出した「高礁」。超一級の根礁だ。水深は60mほど。潮は全く流れていない。完全フカセの長い仕掛けはもつれて使えないので3本バリにした。
仕掛けを下ろし、巻き餌を振り出して誘いをかけたが一向に反応はない1時間たっても2時間たっても同じだ。餌取りもこない。
夕方になって潮がゆっくりと北へ流れ出した途端、チビチビとしたアタリが出た。軽く合わせて巻き上げると、上がってきたのは大きなカワハギ
次の魚は、かなり重たかった。一体何が釣れたのかと思ったら良型カワハギの3連。ビックリした。
タナを5m上げてマダイを狙った。40mラインで引ったくるような強烈なアタリ。
「青物だ。」50cmオーバーのハマチだった。
次にようやく、頭を左右に振りながら43cmのマダイが上がってきた。続いて同型が2連だ。船長の船戸さんも竿を出し、マダイとメジロを2連で釣って得意顔。船中マダイと青物が入れ食いになり、、笑いが止まらない。
私の竿先が突然、震えた。竿をそっと立てて聞いてみた。ギュンと引き込んだのを、バシッと合わせた。ガツーンと手応えが返ってきた。グイグイと強烈に締め込まれる。竿は手元からひん曲がった。電動リールはうなりを上げているが、ラインが引き出されていく。
「大物だ!」元気いっぱいのマダイの引き。暴れまくるのを慎重にやりとりしてタモ入れした。55cmの見事なマダイだった。
この日は良型マダイが5尾と青物にカワハギと大漁だった。

船釣り釣行記

【今回の仕掛け】

竿   : マダイ用船竿3m
リール : 中型電動リール
道糸  : ナイロン試作糸「X」5号 
幹糸  : ユニチカ ユニベンチャー船ハリス 7号 9m
ハリス : ナイロン試作糸「X」5号 1.3m
針   : マダイ10号3本

<この釣行記の一部は、2014年10月9日のスポーツ報知に掲載されました。>

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