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杉原正浩 釣行記

ナイトゲームで2キロオーバーHIT!! (2002.1.26)
  年末から寒暖の差が大きく、冬型の気圧配置が続き水温は低下気味でアオリイカの活性は低い事が予想されるが、この時期から2キロオーバーの大物が出る和歌山の串本へ釣友と、これを狙って1月26日、エギングに行って来た。最近の情報では、串本周辺は夜明け前や夕方以降の反応が良いようで、当日は大潮で満潮は4時40分。午前4時前に串本港の通称赤灯波止場に到着。

釣場をチェックすると南東からの風が有り、本命の外向きは釣り辛いが内向きは支障なさそう。早速タックルを準備する。ナイトゲームのため見易いホワイトカラーでサスペンドタイプエギングPE0.8号を使用、ロッドはアキュラでエギは3.5号のオレンジ。根本寄りの外向きから始める。足元の捨石周りのかけ上がりを狙って、底まで沈めてから軽くシャクリを入れテンションを掛けながらフォール。この時リールのすぐ前でラインに軽く指を掛け、エギの沈下に伴って掛かるテンションに拠って着底を感じ取る事が出来る。

釣友の重見氏も外側狙いだが、ひとり具志堅氏は内向き狙い。すると具志堅氏の1投目、着底後の最初のシャクリからフォール、次のシャクリに入ったところで「ナンか来た!」「もう来たんか?」「あんまり引きません、700g位かな?」そこに重見氏が近寄ると、水面まで浮きかけてから、ドラグが滑ってラインがかなり引き出されだす。これは大物と慎重に寄せて浮かすと「デ!デ!デカイ!!」一発でギャフを掛け上げて見ると、狙い通りの2キロオーバーのアオリイカ。ヒットエギは3.5号オレンジ。

その後は風が強まり寒さも厳しくなったため朝まで仮眠を取る。朝からはモンゴイカがヒットしたのみで終了。具志堅氏のワンマンショーに終ってしまったが、彼にとってエギングでの初の大物が2.2キロと言う記念すべき日に成った事は言うまでも無い。

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具志堅さんがヒットさせた2.2kgのアオリイカ

 

<今回の使用タックル>
ロッド ゼナック アソート86アキュラ
リール ダイワ トーナメントZ2500SC
ライン ユニチカ キャスラインエギングPE0.8号
リーダー  ユニチカ アイガーII1.75号 1.5m
エギ エギ王3.5号オレンジ、ピンク
 

<この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2002年2月9日に掲載されました。>

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