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杉原正浩 釣行記

春の離島遠征エギング。長崎県の上五島での釣行!! (2006.4.13〜16)
 

春の離島遠征エギングに、4月13〜16日まで釣友の久保山さんと2人で長崎県の上五島へ行って来た。大阪から中国、山陽、九州自動車道を経由して約750キロで佐世保着。コンビニで飲料水とつまみを買い、長崎と言えばそう「ちゃんぽん」を朝から食べて、フェリーで有川に渡った。
最初の仕事は昼食の確保、スーパーへ行って買い込んでから北の強風を避けて南下した。先ずは小さな漁港でタックルをセットして浅場からチェック。スローフォールにチューニング済みの新製品、エギエスツー3.5Sオレンジ/イエローゴールドで探るが反応無し。エギを触ると冷たく海水温は低いようで、澄み気味のため少し深めに移動、3.5Nピンクシルバーに替えてボトムを叩いてから、連続ダートでエギを浮かせると追い掛けて来たので、サイトで抱かせて200g。次は50mキャストして底を取り、軽いシャクリで1m跳ね上げてカーブフォール、次のシャクリからのフォールでラインが走り500gと連続でヒット。久保山さんにも反応が合ったが、タッチのみで帰ってしまった。

次の漁港では風が当たらない高い堤防の内側コーナーに小型が浮いている。しかし狙いのサイズではないため、反応だけ確認してから生簀の周りを狙うとこれが的中。生簀の沖にキャストして1m沈め左右のダートで誘って、沖のコーナーにあるブイの際にフォールさせると、ラインが止まるアタリでヒットしたのは500g
次の漁港でも防波堤の内側にある生簀の際にキャスト、ここでは狙いを変更しロープも多いが、底までフォールさせてから一気に水面までダートさせて、エギを水面まで浮かすと数杯追い掛けて来た。ヤル気満々のイカのため、久保山さんを呼んで二人で同サイズをヒットさせたところで初日の釣りは終了。
予約していた民宿に行き、風呂に入りさっぱりする。遠征の楽しみである夕食は地元の新鮮な魚づくしで、30cm程のガシラ(地元名ホゴ)とヒラマサの刺身、キビナゴの酢味噌和え、サワラの味噌ホイル焼き、黒ムツの煮付け、サザエのつぼ焼き、魚のすり身と豆腐の鍋、さつま揚げとボリューム満点で、大ビールを片手にご機嫌で美味かった。

翌日も強風の天気予報のため、宿で朝食を食べてからスタート。ポイントが限定されるが多少の風は我慢して、サスペンドタイプキャスラインエギングPEllの0.6号をセットしたタックルで宿の近くから叩くが反応が無く、新規ポイント開拓のためうろうろする。幾分風対策が出来る足場の低い小さな漁港が目に付き、先端と根元に分かれて入るとすぐ久保山さんにピンクマーブル500gがヒット。足元のブレイクで乗ってきた。しかしここでも単発で移動を繰り返すが、まともに竿が振れるポイントが無く走り回って広い護岸に辿り着いた。ファーストキャストで久保山さんにヒット、沖のボトムを叩いた3.5Dピンクレッド800gのアオリイカ。次は私の番で、3.5Dパープル/ピンクゴールド300g、久保山さんにモンゴイカの800g、私にもモンゴイカの500gがヒットした。さらに移動して僅かに風を避けられるポイントで300gを上げて終了。今夜も昨夜同様に盛り沢山の魚料理に舌鼓を打ち、チョット多めに飲んでしまった。

3日目も同じような天気予報のため、朝食を食べてから出発。風向きが少し変わったため、昨日出来なかったポイントに入るが、ヒットするのは500g迄で狙いのサイズには程遠い。そこで干潮前で大きく潮が引いているため、狙いをロックフィッシュに変更。ジグヘッドにワームをセットして足元の岩陰をチェック。反応が無くなるとキャストしてゴロタ岩のブレイクを狙い、ガシラとアズキハタをヒットさせた。
潮が上げて来たので本命のエギングを再開。護岸のポイントに入り、夕方で潮が少し濁り気味のため、エギエスツー3.5Nオレンジ/イエローゴールドをセット。キャスト後に底を取り、軽いシャクリで1m跳ね上げてのカーブフォールを繰り返すと、3度目のフォールでラインに小さなアタリが出るが触っただけ。次のシャクリからのフォールでラインが引き込まれるアタリで400gをキャッチ。他は新子サイズの反応だけで、掛けずに様子を見るだけにして、日が傾き寒くなったので本日終了。懲りずに今夜もチョット飲んでしまった。

いよいよ最終日、午前中のフェリーで帰るため時間が無いのだが、のんびりムードのふたりは朝食をきっちり食べて宿を後にした。当然まともにシャクル時間が無く、ビッグサイズには出会えずにタックルを片付けた。
海水温が低く今回のサイズには不満が残るが、今後の気温と海水温の上昇で大型が期待出来る島である。

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私がヒットさせた500gのアオリイカ
私がヒットさせた500gのアオリイカ
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久保山さんがヒットさせた800gのアオリイカ
久保山さんがヒットさせた800gのモンゴイカ
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私がヒットさせた25cmのカンモンハタ
希望の聖母(マリア)像
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今回のタックル 有川港のくじら

 

<今回の使用タックル>
●エギング
ロッド コータック コンペティションエギ82
リール ダイワ トーナメントエアリティー2500
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEII 0.5号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N、3.5D、4.0N号
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用

●エギングとメッキ
ロッド コータック コンペティションエギ78
リール ダイワ トーナメントエアリティー2500
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングPEII 0.6号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N、3.5D号
ルアー ワーム
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用

<この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2006年5月5日に掲載されました。>

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