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杉原正浩 釣行記

GW遠征エギング。山口での釣行!! (2006.4.30〜5.2)
 

今年もGW遠征エギングに、4月30日から2泊3日で釣友の湯浅さんと山口へ行って来た。今年は例年より海水温の上昇が遅れ現地からの良い情報が無かったのだが、都合良く好転するかなと言う淡い期待と共に夜の高速を走り明け方に到着。

最初のポイントは向かい風になるため少しパワーのあるタックルをセット、最近のお気に入りエギエスツー3.5Nピンクシルバーを結んだ。先に来ていた多久和さん、矢田さんとポイントで合流、横に入れて頂きスタート。すると湯浅さんのロッドがファーストキャストからいきなり曲がった。かなりの大物らしくラインを引き出しているが、ファイトを楽しみながら慎重に寄せて取り込んだのは2.35kgのアオリイカ。ヒットエギはエギエスツー3.5Nオレンジ/イエローゴールドだった。この大物で今日は爆釣と思ったのだが、後が続かず風は強さを増し釣り辛くなったためポイントを移動。

次の漁港では追い風になるが強い風でラインが煽られるため、キャストは低い軌道のライナーで底を取ってからのアクションは、ロッドを横にしたショートジャークからのフォールで狙う。3.5Nオレンジ、次いでピンクからオリーブゴールドにローテーションして2キャスト目。2回目のフォール中にラインが引き込まれるアタリで600gがヒットした。続いて一瀬さんに800gがヒットするが、その後は風向きが変わり風波が強くなったため昼に終了。現地の友人宅で昼食(と言うより飲み会)と情報交換をして初日を終了。夜はおとなしく食堂で下関名物のひとつ、鯨フライ定食を頂いた。

翌日も日の出前に集合。今日も風が強く釣り辛いが、常連さんは平気な顔でシャクリ続けている。9時頃には我慢出来ずにポイント移動、数箇所探るが反応は無く、結局一箇所で粘りが必要と判断して元のポイントに戻る。
昼頃からは気温が上がり、風裏のためTシャツで充分な程になって来た。昼食後、多久和さんの4.0Nピンクゴールド800gがヒット。腰を落ち着けシャクリ続けると少し風が落ちて来た。このタイミングでまたも多久和さんに同じエギで1.3kgがヒット。
気合を入れ直しエギをローテーションさせて、アクションも変化させて粘る。そして4.0Nオリーブゴールドを遠投、小さなシャクリからのカーブフォールで狙うとボトムに着いてから微かな反応を感じた。聞き合わせをすると乗って来たのは1.0kgのアオリイカだった。しかしこれを最後に反応がなくなり終了。
ホテルに帰り汗を流してから、下関で人気の居酒屋に電話を入れるとタイミング良く席が取れた。実は昨年も行きたかったのだが席が取れず断念していたのだ。噂に違わぬ店で活気があり、地元の魚を中心にメニューも豊富で、オコゼや石鯛、カワハギの刺身、アマダイの西京焼き、トコブシの煮物、赤ムツの煮付け、他にも焼き物等を肴に美味しい夜に満足した。

最終日も夜明けと共にスタート。しかし天気予報が外れ向かい風が強く、昨日より気温が上がらず寒さを感じる。エギは飛ばず別のポイントへ移動。先に友人三人が入っているが、苦戦している。追い風になり飛距離が出て広く探れるのだが、エギを触ると冷たく海水温は低いようだ。エギエスツー3.5S3.5N3.5D4.0Nとエギのサイズとタイプ、カラーをローテーションさせて、ボトムを中心に表層から中層まで広く探るが反応は無く残念ながら、矢田さんと一瀬さんにヒットしたのみで終了。
今回は低水温と強風の厳しい条件での遠征となったが、今後は海水温の上昇と共に期待が出来るエリアである。

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湯浅さんがヒットさせた2.35kgのアオリイカ
多久和さんがヒットさせた1.3kgのアオリイカ
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私がヒットさせた1.0kgのアオリイカ
藤の花

 

<今回の使用タックル>
●エギング-1
ロッド コータック コンペティションエギ83
リール ダイワ トーナメントエアリティー2500
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEII 0.5号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N、3.5D、4.0N号
●エギング-2
ロッド コータック コンペティションエギ78
リール ダイワ トーナメントエアリティー2500
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングPEII 0.6号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N、3.5D、4.0N号
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用

<この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2006年6月4日に掲載されました。>

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