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杉原正浩 釣行記

今年の初釣。沖縄でのエギング!! (2007.1.10〜13)
  毎年の恒例になっているが、今年の初釣りは1月10日から13日まで沖縄本島へエギングに行って来た。今回は単独釣行である。午前便で那覇空港へ着いてレンタカーに乗り、最初のポイントはいつもの沖縄そば屋。ソーキそばとジューシーのセットで腹ごしらえをして一気に北上。連絡をしていたうるま市のコンビニで釣友の与古田さんと合流、他にも小渡さん、新垣さん、マミ(池端)さん、ルミコ(荻堂)さんと、釣雑誌である“おきなわ釣王国社”の仲栄真さんと総勢7名で午後もゆったりとスタート。

最初のポイントは風が強く不発、次の漁港では風の影響は少なく何とかなりそうである。エギエスツー3.5Nピンクレッドをセット、沖へキャストして底を取り、シャクリからカーブフォールのパターンを繰り返し、足元の掛け上がりではジャークで浮かせるが反応なし。次は少し角度を変えてキャスト、底を取って4回ジャークからのカーブフォールと時々フリーフォールで狙うが反応なし。2キャスト毎に移動するがピンと来ないため、大きくシャローへ移動。軽くキャストして底を取り、連続ジャークで掛け上がりからエギを浮かせると黒い影が追って来た。水面近くでステイさせるが一定の距離が縮まらないため、エギを3.5Sブラウンマーブルを更にスローチューンしたものに替えて狙うと反応が変わった。水面でのステイに3杯のアオリイカがためらいも無く近づいて来る。少しでもサイズが良いのを選んで最初のヒット。他のメンバーを呼んでポイントと狙い方を説明すると、ルミコさんにヒット。マミさんは見えイカ相手に手こずっているので、横からキャストして説明(横取りとも言う)、きっちり同サイズが抱いて来た。しかしその後は反応が無くなり名護漁港へ移動。数キャストしたところでポツポツと雨が降って来た。しばらく様子を見ていたが止みそうではないため、初日の釣りは終了にして全員で食事をした。

2日目は釣友の宮城さんと2人で東部の漁港からスタート、2番目の漁港の港内で最初のヒットを得た。エギエスツー3.5Sオレンジレッドを係船されている漁船の舳先へキャスト、水深は2m程で底を取り小さなジャークでエギを浮かせるが反応なし。次は岸からのブレイクが重なる船のシェイドへキャスト、底を取り軽く2回ジャークしてからフォールさせると、ラインが少し引き込まれるアタリを捕らえてコブシメの1.1kgをキャッチ。次のポイントに移動して同じエギをキャスト、横風でラインが流されるため、ロッドを横にして3回ジャークを入れてフォールさせると、もたれる様なアタリで今度はアオリイカの300gがヒットした。しかしどのポイントも単発で後が続かない。昼食はソーキそばを食べて作戦会議、と言うより休憩をした。

そして午後の再開は浅い砂地でリーフが点在しているポイント。3.5Sピンクレッドをセットして広く探ったが、私にも宮城さんにも200gのアオリイカがヒットしただけだった。しかし夕方に入った護岸のポイントでは来た。ここも浅い砂地にリーフが点在するポイントで、エギは最初だけ底を取り小さなシャクリかジャークで浮かせてから、底ギリギリまでフォールさせてリーフに当たる寸前で次のアクションを入れる事を繰り返し、足元の駆け上がりの手前でエギを水面まで浮かせると追い掛けて来た。足元の水深は50cm程と浅いので昨日反応が良かった、3.5Sブラウンマーブルのスローチューンに交換、誘いをいれてからボトムでステイさせ、サイトでヒットさせたのはコブシメの1.4kgだった。しかし後が続かないため釣りは終了、ホテルで荷物を降ろした。
そして夜は一寸お洒落な居酒屋でイカ談義を肴にオリオンを飲み過ぎてしまった。

3日目も宮城さんと2人で北上、最初の漁港で日の出後にスタートするが反応が無く移動。南下している途中で初めてだが良さそうなポイントを発見して岩場へ入った。水深はかなりありそうなため、3.5Nオレンジイエローゴールドをセットしてキャストは30m程、底を取り最初のシャクリからのフォールでラインが引き込まれた。このアタリに合わせを入れると引きが軽く、浮いてきたのは又もコブシメの1.3kg。さらに南下しながらめぼしいポイントに入るが反応が悪い。夕方には前日にも入った浅くリーフが点在するポイントを狙った。エギエスツー3.5Sオレンジイエローレッドのスローチューンをセット、50m前後のキャストで広く探った。今回のヒットパターンである、最初だけ底を取ってからジャーク主体のアクションからドリフト気味にフォールさせて探っていると、追い掛けて来ている影が見えた。ロッドを立てて更にスローに誘うとあっさりと抱いてくれたのは・・・又もコブシメの1.4kgだった。しかし途中で合流した、仲栄真さんのカメラに収まって雑誌のネタにはなった。次にロッドを曲げたのは宮城さんで、エギエスツー3.5Sパープルピンクマーブルでヒットしたのは、300gのアオリイカだった。その後も私にもヒットはするがアオリイカの小型だけであった。
沖縄最後の夜は宮城さんの楽しい仲間達と居酒屋でご機嫌な時間を過ごして、今日も懲りずに調子に乗ってオリオンに泡盛と飲み過ぎてしまった。

最終日は朝から雨模様。ゆっくりとホテルを出て、ファーストフードショップで朝食を摂り、宮城さんに連絡を入れるとポイントの様子を見に行ってくれていた。すぐに追い掛けて合流、横風があり釣り辛いが何とかなるだろう。しかし反応が無く、怪しい空と相談しながら足で稼ぐべく動いてみるが来ない。しかしリーフが大きく切れ込んだエッジにエギをフォールさせると、コンッと明確なアタリが出た。合わせを入れたがラインブレイク、ミーバイかダツにやられたようだ。そこでミノーをキャストするが小型のエソしか来なかった。魚と遊んでいると空が暗くなって来たので、一旦車に戻ると雨が強くなって来たので今回の釣りを終了した。
これからも暖かく透き通った海で、大型が狙える南の島へ出掛けても良いだろう。

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ルミコ(荻堂)さんにアオリイカがヒット
私にヒットした1.1Kgのコブシメ
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私にヒットした1.1Kgのコブシメ
300gのアオリイカがヒット
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私にヒットした1.4Kgのコブシメ
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私にヒットした1.3Kgのコブシメ
宮城さんにアオリイカがヒット
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私にヒットした1.4Kgのコブシメ
マンタみたいな小型のエイ
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ハタタテの仲間?
こんな標識があります
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こんなところにヤンバルクイナが
 

 

<今回の使用タックル>
●エギング
ロッド コータック コンペティションエギ82
リール ダイワ イグジスト2506
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEII 0.5号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
エギ ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N号
ルアー ミノー、メタルバイブレーション、他
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギ・ルアーはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用

<この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2007年1月29日に掲載されました。>

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