エギング釣行記｜UNITIKA FISHING LAND

離島遠征エギング。長崎県の上五島での釣行!!　（2007.4.18～21）

昨年に続いて離島遠征エギングに、4月18～21日まで釣友の久保山さんと2人で長崎県の上五島へ行って来た。大阪から高速道路をひた走り約750キロで佐世保着。飲料水とつまみを買い、長崎と言えば「ちゃんぽん」、いつもの店で朝食を食べてからフェリーで佐世保港から上五島の有川に渡った。

島に着いて最初に行ったのはスーパー。昼飯や飲料水、おやつを買い込んでから北の風を避けて南下した。最初の漁港でタックルをセットして浅場からチェック。最初は視認性を重視してエギエスツー3.5Nピンクシルバーで探ると、小型がエギの後ろから追いて来ている。ダートから表層でドリフトさせるが、距離を詰めてくれず離れてしまった。この時点でチョット苦戦するのでは？と頭に過ぎったが・・・3.5Sのオリーブシルバーに交換してフォローを入れると、一気とは行かないが最初のヒットを得た。その後はディープを狙うが、風が強くラインが押されてエギを思ったコースに沈められない。内側の小波止に行っていた久保山さんは、300～400gをヒットさせていた。

次のポイントは小規模の漁港だが、エギを追い掛けて来るのは小型だけで狙いのサイズの反応が無く見切る。その後も風を避けて漁港を中心に狙うが、サイズアップ出来ずに初日の釣りは早めに終了した。
今回はいつもの宿が通して予約が取れず、毎日日替わりで予約しているので楽しみであるが、初日の民宿はペンション風の綺麗な洋風の宿である。何でも昨年改装したそうでロフトが設けられている。窓からは目の前に漁港が見えるが釣りモードから旅行モードに切り替わっているため、風呂に入って汗を流して楽しみな夕食である。魚は刺身、塩焼き、五島牛のステーキ、茹でた貝、蕗の煮物、イカの塩辛に小鉢と盛り沢山でビールがすすんでしまった。勿論夜釣りなど頭には無いのである。

2日目はしっかり宿で朝食を食べてから出発して北上した。暫く走って最初の漁港は、潮通しが良く水深もあり大物が狙えるポイントである。3.5Nピンクシルバーでシャローからチェックするが大型の反応が無く、沖のブレイクも叩いてみたが小型がヒットするだけである。漁港の内向きをチェックすると海藻の際から数杯のアオリイカが追い掛けて来たが、すぐには抱かないためカラーチェンジ。3.5Nブラウンマーブルに替えてやっと抱いたのは300g。その後も同サイズがヒットするが大型は反応せずに移動する。折角なので島の最北端の津和崎灯台に行ってみた。車を止めて綺麗にされた道を2人で息を切らせながら登ると、目の前に野崎島と遠くには小値賀島が見えた。気分を一新して次のポイントへと南下した。

目ぼしい漁港を順番に叩いてみるが、反応するのは小型ばかり。ある漁港に着いて用意をしていると、漁港内で作業している漁師にアオリイカ用のイカシバを入れて人口の産卵場を作り、保護している時期なので釣りは控えて欲しいと言われた。勿論受け入れて別のポイントへ移動したのは言うまでも無いが、漁も控えているようである。このようなポイントでの釣りは控えて頂きたいと思う。

大きく移動して入ったポイントは、漁港の横に続いた磯場である。定置網があり見るからに出そうなポイントである。先ずは4.0Nピンクゴールドを軽くキャスト、底を取ると5m程と手軽な水深である。ゆっくりとしたダートからのカーブフォールのパターンで探ると、少し沖でエギを水面まで浮かせた時に3杯追い掛けて来たが小さい。しかも直ぐに抱かずに様子を見ている。次は4.0Nオリーブゴールドに替えて表層でのダートで誘ってから、カーブフォールさせると抱いてきたが400g程。久保山さんも同様のサイズを連発させているが、デカイカの反応は得られない。3.5Nブラウンシルバーに替えて定置の網の近くへキャスト、ダートで誘ってからドリフトさせるとクンッと当たって同じサイズ。手前まで誘って選んでもサイズアップしないので、今日の釣りは終了して本日の宿に向かった。

汗を流してお楽しみの食事だが、刺身はヒラマサ、アオリイカ、タコ、サザエ、天ぷらはエビと野菜、イカの煮物、焼き物はエビとサザエの壷焼き、五島牛、鍋は魚チリ、酢の物、漬物と所狭しと並べてくれた。今日もビールがすすんだのは言うまでも無いが、焼酎にまで手を伸ばしてしまった。しかし今日はこれでは終わらず、宿の目の前が漁港で若主人から釣れた話を聞いたので、30分もシャクったが・・・釣れないので止めた。
このままではまずいと翌朝は、文字通りの朝飯前を狙って宿を出たのだが徒労に終わり、宿できっちり朝食を摂ってから再度出発した。

今日は風が強くポイントが限られてしまう。出来るだけ風裏のポイントを探してランガンするが、これまでと同様にシャロー～ディープまで探っても狙いのサイズがヒットしない。大型の着き場、ヒットパターンを見つけることが出来ないままに日が傾いてしまった。
最後の宿での晩餐は真鯛とブリの刺身、真鯛のあら炊き、キビナゴの酢味噌和え、黒ムツの塩焼き、キビナゴの鍋、イカの塩辛、さつま揚げとボリューム満点で、何れも味付けも良く大ビールを片手にご機嫌で美味かった。

翌朝はやっぱりゆっくり起きて朝食を頂いてから出発、数箇所チェックしたが反応が悪く今回の釣りを終了。フェリーで佐世保に戻り、遅めの昼食は人気の佐世保バーガー。予想より早く出来上がり、パクついてからカステラを土産にロングドライブの帰途についた。

佐世保港

津和崎灯台

津和崎灯台の位置

私にヒットしたアオリイカ

久保山さんにヒットしたアオリイカ

私にヒットしたアオリイカ

久保山さんにヒットしたアオリイカ

2日目の夕食

3日目の夕食

＜今回の使用タックル＞
●エギング-1
ロッド	コータック　コンペティションエギ82
リール	ダイワ　イグジスト2506 ※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン	ユニチカ　キャスラインエギングスーパーPEII 0.5号
リーダー	ユニチカ　キャスラインエギングリーダー1.75号　2ｍ
エギ	ユニチカ　エギエスツー3.5S、3.5N、4.0N号
●エギング-2
ロッド	コータック　コンペティションエギ78
リール	ダイワ　イグジスト2506 ※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン	ユニチカ　キャスラインエギングスーパーPEII 0.5号
リーダー	ユニチカ　キャスラインエギングリーダー1.75号　2ｍ
エギ	ユニチカ　エギエスツー3.5S、3.5N、3.5D号
※ＰＥラインとリーダーはノーネームノットで直結　リーダーとエギ・ルアーはハングマンズノット（ブリンソンノット）でスナップを使用

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