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杉原正浩 釣行記

恒例のGWエギング遠征。長崎県の五島での釣行!! (2008.4.30〜5.3)
 

恒例のGWエギング遠征は4月30日〜5月3日まで、長崎県の五島へ釣友の藤谷さんと山口さんの三人で行って来た。夜中の高速を佐世保まで走り朝食はいつものチャンポン、しかし一寸味が変わったように思うのは私だけだろうか?そしてクーラー用の氷を買い込みフェリー乗り場へ。予定時間まで間があるためテレビを見てウロウロしていると、何と予約しているフェリーが濃霧のため欠航との事。次の便では現地着が夜になってしまうため、別のフェリーを利用しようと思っても午後の便で時間が有り過ぎ。そこで佐世保市内の釣場でシャクルことにして、ナビを頼りに釣場探しである。

何となく良さそうな漁港を見つけてシャクリ始めることにする。最初はエギエスツー3.5Nピンクゴールドをセットした。軽いキャストで底を取りシャクリからカーブフォールのパターンで責めるが反応無し、次は3〜4回ダートさせてからのカーブフォールに時折7〜8回のダートで広いタナをチェックするが反応無し。他の二人にも反応が無いため移動する。次の漁港はワンドの奥で海水が澱んでいるため、数キャストで移動。ワンド入り口の漁港へ行くと、多くの釣り人が居る。ここでも暫くチェックするが反応が無いため、最も雰囲気が良かった最初の漁港に戻ることにした。

三人バラバラのポイントに分かれたが、私は港内の護岸に入った。3.5Nピンク/イエローゴールドを漁港の入り口方向へキャスト、底を取り4回ダートからのカーブフォール、次は8回ダートからのカーブフォール、次は水面までの連続ダートで浮かせると後ろに黒い影がある。そのまま水面直下を水平ドリフトで誘うが距離が詰まらず、足元まで追いて来たのでそのままのステイで抱いてくれたのは500gのアオリイカだった。しかし後が続かず他のポイントを探したがパッとしないため終了した。

早目の昼食に市内の中心部へ移動、目的はいつもの佐世保バーガーのテイクアウトである。フェリー乗り場でパクついて、やっとチケットを買って一安心である。フェリーで一眠りして目的地に到着。時間が無いので着いた大きな港をチェックする。浅くて沖に低い根が点在しているので、車を止めた前からスタートする。佐世保で釣ったそのままでキャスト、少しだけフォールさせてダートから水平ドリフト、根のインサイドでフォールさせるともたれるようなアタリで300gがヒット、島での第一号である。そのまま広範囲にチェックするが反応が無く、いろいろあった初日の釣りを終了した。

予約していた旅館で風呂に入り、楽しみのお食事である。ヒラスとクジラの刺身に鳥のタタキ、オコゼ?の唐揚げ、タコの煮物、イカの和え物、酢の物、漬物とあったが、風邪気味で万全の体調ではないためビールは程々でした。

2日目は6時から出動、旅館はフェリー乗り場近くのため昨夕の防波堤へ行く。三人がそれぞれ気に入ったポイント別れ、私は車の前のシャローからチェックする。3.5Sピンクシルバーで広範囲に叩くが反応が無く、防波堤の先端へ向いて移動。すると藤谷さんの行動が怪しい。近くへ行くと足元にギャフとイカが転がっている。写真を撮って検量するとジャスト1kgで、3.5Nピンクマーブルでヒットしたそうだ。思いの外、引きが強く初めてのキロとギャフ打ちを何とかこなして満足気である。山口さんも3.5Nピンク/イエローマーブルのシャローチューンで300gを上げて朝の部は終了。

朝食後は島を一周するため速いペースのランガンでチェックした。小さな漁港をチェックするが反応が無く、次のポイントは比較的大きな漁港である。足場が高い防波堤で、4.0Nピンク/イエローゴールドを沖へキャストしてフォール、ボトムから一気に水面まで連続ダートさせて浮かせると後ろから追い掛けて来た。サイトであっさり400gがヒット、同じパターンで山口さんも同サイズをヒットさせた。昼は弁当を買いに行って食べてから先程の漁港へ戻り、私と山口さんは同じエギで同じパターンで、同じサイズを仲良くヒットさせた。次の漁港では私が3.5Sピンクレッド200g、地磯では3.5Nピンクレッド500g、藤谷さんはお気に入りのピンクマーブル400gをヒットさせた。

そして地磯からヤエンで狙っている地元の方達と話をして、隣から狙わせて頂いたが水深があり潮も動いて良さそうであるが反応が無い。そこで反対側のシャロー狙いに変更、見やすいオレンジマーブルに交換した。キャストして表層でダートさせてから、偏光グラスを通して見える根のインサイドエッジでフォールさせる。次々とポイントを叩いて狙っていると、フォールからダートで浮かせると後ろから追い掛けて来る影が見えた。表層で水平ドリフトさせると、一気に追いついてヒットしたのは800gだった。最後の漁港では山口さんのエギを追い掛けて来たが、ヒットに持ち込めなかったグッドサイズが居た。

宿に戻って汗を流してから夕食である。今夜はヒラスの刺身、マダイの塩焼き、エビのタレ焼き、クジラの串揚げ、イカの煮物、和え物に漬物である。今夜も万全の体調ではないためビールは程々でした。

3日目の朝飯前は藤谷さんがピンクマーブルで400gをヒットさせただけだった。朝食後は昨日行けなかったポイントをチェックするが反応が無く、次は昨日反応が良かった地磯のポイントに入り、ここでも藤谷さんがお気に入りのピンクマーブルで600gをヒットさせた。

漁港では山口さんもピンク/イエローマーブル500g、私も同じカラーで600g、藤谷さんはピンクゴールド500gをヒットさせた。そして漁港横の地磯で藤谷さんに待望のデカイカがヒット、ドラグを鳴らして走ったが掛かりが浅かったのかバレてしまった。次に来た奴はサイトで掛けたがコレも無念のバラシとなってしまった。他にも移動を重ねて単発でのヒットを拾い回る感じであるが、サイズは伸び悩みである。

今日の最後も地磯で、三人がバラバラにポイントに散らばった。私は強風を避けて追い風向きに入り、オリーブゴールドパープルマーブルとローテーションさせるが反応が無い。仕方なく向かい風になるが、少しでも水深がある位置から狙うことにした。3.5Nピンクシルバーをキャスト、底を取り小さなシャクリからフォール、次は風対策でロッドを横にしてのダートからフォールさせた。ボトムに着く寸前にラインが引き込まれるアタリ、聞き合わせをすると確かな重みが乗ったが上がって来たのは600gだった。

そして今夜は別の旅館でお楽しみの夕食である。メニューはヒラスとサザエの刺身、エビのグラタン風、魚のフライ、和え物、茶碗蒸し、漬物である。今夜もビールは控えめである。

最終日の朝練は少し足を伸ばした漁港にしたが不発で宿に戻り、朝食後に荷物をまとめて出発した。地磯のポイントへ入るが、私に200gがヒットしただけで移動を繰り返す。昨日まで反応していたポイントでも不発、見えイカも全く反応が違う。どうやら触ったエギが冷たく感じ、海水温が下がったように思える。

最後は朝飯前ポイントに行くことにした。ここでは山口さんが見えイカの群れを見つけて、オレンジレッドをキャスト。表層でのダートで誘うと、いきなり飛びついて来たのは500gだった。これで群れは沈んで反応は止まってしまった。

今回はランガンで反応が良いイカをサイトで獲ることがメインパターンになったが、ディープでは反応が無く狙いの大型を獲ることが出来ずに今回の遠征は終了した。
佐世保に戻ってから夕食にチャンポンを食べてから長い帰途についた。

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佐世保ではピンク/イエローゴールドで500g
藤谷さんはピンクマーブルで1kg
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私のピンク/イエローゴールドで400g
山口さんのピンク/イエローマーブルにも400g
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ゆったりとした時間が流れている
藤谷さんと私にダブルヒット
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オレンジマーブルにヒット
サイトで800gがヒット
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藤谷さんが抜き上げる
藤谷さんのピンクマーブルに600g
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藤谷さんのピンクマーブルに400g
山口さんのピンクマーブルに500g
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私のピンクシルバーに600g
最後は山口さんのオレンジレッドに500g
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五島の澄んだ海

 

<今回の使用タックル>
●エギング
ロッド コータック コンペティションエギ82
リール ダイワ イグジスト2506
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
ライン ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEII 210(プロト) 0.5号
リーダー ユニチカ キャスラインエギングリーダー1.75号 2m
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
エギ ユニチカ エギエスツー3.5S、3.5N、3.5D、3.5DD、4.0N
※エギはスナップをブリンソンノットで接続
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
 リーダーとエギはハングマンズノット(ブリンソンノット)でスナップを使用

<この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2008年5月16日に掲載されました。>

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