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2011年5月26日
沖縄本島平安座島の海風でのルアーとエギング!!
沖縄本島から更にフェリーで離島へ渡って、ディープのアカイカ型のアオリイカとルアーでガーラ(デカメッキ)、ミーバイ系を狙いに行く予定であったが、台風3号の接近に伴い波が高くなり風も強くなるため断念。急遽予定を変更して平安座島の海風でのルアーとエギングで出船して来た。明日の取材予定のおきなわ釣王国のスタッフと連絡のやり取りをして、同行の宮城さんとも夜に打ち合わせをする予定である。その前に昼はガッツリととんかつセットを食べてしまった。とんかつと三枚肉そば、冷奴にごはんとカロリーを摂り過ぎセットであるが、美味いので完食である。
とんかつと三枚肉そばのセット
夕食は明日の打ち合わせのため?宮城さんと居酒屋へ行く。まずは生オリオンと刺身はヤイトカツオと島ダコで海ぶどうも付いている。そしてフチャンプルーに島らっきょうの天ぷら、もずく、アーサーの天ぷらと揚げ物シリーズもオーダーして乾杯。アレッ、打ち合わせだった様な気がするのだが・・・
刺身はヤイトカツオと島ダコに海ぶどう、フチャンプルー
島らっきょうの天ぷら、もずく、アーサーの天ぷら
フチャンプルー
5月26日(木)早朝に宮城さんと合流して平安座島の海風で、坂本船長、おきなわ釣王国の取材スタッフと共に出港。
今回ボートに持ち込んだタックルは全部で4セット。外せないのはエギング用で、コンペ82改に10ステラC3000SDH、ラインはキャスラインエギングスーパーPEll210の0.5号、リーダーは1.75号、エギエスツーの3.5S、3.5N、3.5D、3.5DDやディープ用にアゴリグも用意した。
次はルアーのジグやワーム用で、コンペ73にイグジスト2506、キャスラインエギングスーパーPEll210の0.8号とリーダーはアイガーlllスーパーの5号を2m、ルアーはメタルジグがスミスのメタルフォーカス28gをメインに各サイズ、ダミキジャパンのまうすりん21g、ビッグマウス30g他、ワームはジグヘッドとアンダーショットで使用する予定。
そして、ルアーのキャスティング用として、コンペ84プロトにイグジスト2506、ラインはキャスラインエギングスーパーPEll210の0.8号、リーダーはアイガーlllスーパーの5号を2m、ルアーはスミスのサージャー、スーパーサージャー、サラナ、チェリーブラッド等のミノー系をメインに使用。
最後はルアーと言うかタイラバ用にロッドがテイルウォークのデルソルC632ML、リールはアルファスRエディション103、ラインはキャスラインエギングスーパーPEll210の0.8号、リーダーはアイガーlllスーパーの4号を1.5m、タイラバはダミキジャパンのビッグマウス30~60g、他タイラバを各種用意した。
今回用意したタックルとエギエスツー、ルアー、リーダー、小物など
最初はナブラのガーラ狙いに行くが、海が濁って波と風が強くて釣りにならず、すぐに引き返して風裏の比較的静かなリーフエッジでデカイカとミーバイ狙いに変更した。手にしたタックルはエギング用のコンペ82改で、エギエスツー3.5Nピンクゴールドにアゴリグをセットしてボトムを叩くが反応が無い。宮城さんもアゴリグでボトムを攻めているが、反応が無いようなので、早くもタックルを持ち替える。次はコンペ73でアンダーショットにワームをセットしてボトムを叩く。丁寧にボトムを叩いているとゴツゴツと明確なアタリが来た。合わせを入れて引きを楽しませてくれたのは、ナガジューミーバイ(バラハタ)である。このまま連発モードかと思ったが単発で終了、ポイントを移動する。
この時点では静かな海と青い空
先ずはナガジューミーバイ(バラハタ)がヒット
次はリーフのアウトサイドエッジを狙いに行くが、台風の影響が既に出ているのかうねりが大きく、ボートが左右に揺れて足元が安定しない。この時点で宮城さんの調子が悪くなり船酔いでリタイヤ。私は酔い止めが効いているのか何とか持ちこたえている。少しでもキャスト出来るタイミングにミノーでリーフエッジを狙う。キャストしてフォールさせてからミディアムスピードでリトリーブすると、ゴンッとバイトして来たのは定番のイシミーバイ(カンモンハタ)。坂本船長は操船しながらダウンした宮城さんの代わりではないが、私のコンペ73を「チョット貸して」と手にしてワームをキャスト。直ぐにイシミーバイをヒットさせて、その後はイシミーバイを連発、ミミジャー(ヒメフエダイ)もヒットさせる。流石にポイントに慣れた船長である。
大きなうねりと波が・・・
イシミーバイ(カンモンハタ)がミノーにヒット
坂本船長は私のコンペ73でイシミーバイを連発
続いてミミジャー(ヒメフエダイ)もヒット
ミノーでの反応が余り良くないので、次は私がコンペ73を手にしてワームで狙った。水深は7~12m程度で偏光グラス越しに見えるリーフのエッジにキャスト、ボトムまでフォールさせてからはリフト&フォールやシェイクで誘う。ボートは少しずつ移動させながらキャストしやすい方向を維持してくれる。数キャスト目にボトムから誘い上げた時にゴゴンとバイト、合わせも決まり首を振るファイトは根魚独特の引きでイシミーバイがヒット。次は同じパターンで浮いたのは、真っ黒で全身に小さなブルーの斑点があるヤーラミーバイ(アオノメハタ)で、初めて釣り上げた魚である。
私もワームでイシミーバイ
珍しいヤーラミーバイ(アオノメハタ)もヒット
その後もヒットはしてもサイズアップしないため、沖のディープではなくシャローエリアのアオリイカ狙いで移動する。風裏になり波も穏やかで釣りはしやすいポイントに入る。ここではエギング用タックルのコンペ82改を手にした。ボートの揺れが無くなったためか、ここで宮城さんが復活した。2人でピンポイントを狙ってキャストする。宮城さんはエギエスツー3.5Nピンクマーブル、私はピンク/イエローゴールドのアワビシール付である。最初に宮城さんに500gがヒット、続いて私も少しフォールさせてから、小さく3回ダートさせてカーブフォールさせるともたれるアタリが出た。合わせを入れると予想外に強くロッドを締め込む引きで、浮いたのは1.1kgのアオリイカである。
宮城さんと私にダブルヒット
1.1kgはピンク/イエローゴールドにヒットした
その後も同じようなポイントを叩くが反応が無い。ディープにある岩場も反応が無いため、思い切ったシャローエリアをひと流ししてみる。このポイントで前に来た時のヒットカラーはパープル/ピンクシルバーだったよねと、話しながらエギを交換してキャスト。キャストしてボトムギリギリまでフォールさせてからは、小さく3~4回ダートさせて水平ドリフトからカーブフォールのパターンで探る。すると直ぐに答えが出た。カーブさせた時にもたれるアタリが出たのだ。余りにも狙い通りのヒットで気分は最高!サイズはキロ足らずの950gである。そして宮城さんにもヒットしたが、サイズは物足りない300g。
950gが狙い通りにヒット
宮城さんが300gを乗せた
シャローのアオリイカ狙いでは大型は出そうにないため、最後はタマン狙いで移動する。今度はコンペ84プロトでディープタイプミノーである、チェリーブラッドDEEP90をキャストする。このタイプのロングビルのフローティングルアーは、リーフに当たった時にリトリーブを止めると浮き上がって根掛りを回避してくれるので良く使っている。宮城さんはシンキングミノーである。最初のヒットは宮城さんで、ムチュー(オグロトラギス)、続いて定番のイシミーバイが来た。私も潜らせてからのリトリーブで、リーフの横を通過する時にゴンッとアタってイシミーバイがヒットした。しかし狙いのタマンからの反応は無く、時間切れで終了となった。
宮城さんにムチュー(オグロトラギス)がヒット
続いてイシミーバイ
私はディープミノーでイシミーバイ
【今回の使用タックル】
■エギング用<この釣行記の一部はおきなわ釣王国 Jr.31号2011年7月号に掲載されました。>