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釣行記

エギング釣行記 杉原正浩

2011年9月9日

沖縄本島でのボートフィッシング2日間!!(1日目)

今回は沖縄本島でボートからルアーでタマン(ハマフエフキ)、ガーラ(デカメッキ)、ミーバイ(ハタ)系とエギングでのアオリイカ狙いに行って来た。
行きの空路は天気が良く、窓からは桜島から吹き上がる噴煙やトカラ列島の島々が見えた。しかし気になるのは台風13号の接近に伴い、波が高くなり風も強くなるかも知れないのである。釣行前日の9月8日に船長に様子を伺うと、明日の出船は大丈夫そうとの事で一安心。取材予定のおきなわ釣王国のスタッフと連絡のやり取りをして、待ち合わせ時間を決めた。今回は初心者のお嬢さんも同行するとの事で、チョット楽しみと不安が頭を過る。夜には同行予定の宮城さんと打ち合わせをするのだが、前回とは違い昼はソーキそばで大人しく済ませた。

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桜島から噴煙が

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トカラ列島宝島

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昼のソーキそば

予定通り夕食は明日の打ち合わせを兼ねて居酒屋へ行く。店には宮城さんが先に着いていて、まずは生オリオンを頂き適当につまみになりそうなものをオーダーして、更にジョッキが空いてゆく。話が盛り上がってアッと言う間に時間が過ぎて終了になりました。アレッ、前回も同じ流れになった様な気がするのだが・・・

9月9日(金)早朝にホテルを出発して辺野古漁港で、豊島船長、宮城さん、おきなわ釣王国の取材スタッフ、石川麗華さん(今後は麗華ちゃん)と合流、7時30分に出港した。 今回ボートに持ち込んだタックルは全部で3セット。
メインとなるルアーのキャスティング用にロッドはコンペ84プロト、リールはイグジスト2506、ラインはキャスラインエギングスーパーPEII210の0.8号、リーダーはアイガーIIIスーパー5号を2m、ルアーはスミスのシーバット、ベイブル、カクーンシーバス、サージャー、サラナ、チェリーブラッド、他
ルアーのジグ、ワーム用にロッドはコンペ78、リールはイグジスト2506、ラインはキャスラインエギングスーパーPEII210の0.8号、リーダーはアイガーIIIスーパーの5号を2m ルアーはスミスのメタルフォーカス28g、他とミキジャパンの超マウスリン21g、ビッグマウス、他、ジグヘッドにワーム、アンダーショットにワーム
エギング用にロッドはコンペ82改Kガイド仕様、リールは10ステラC3000SDH、ラインはキャスラインエギングスーパーPEII210の0.5号エギングリーダー1.75号エギエスツー3.5S、3.5N、3.5Dを用意した。

出船して最初からタマン狙いのポイントで、水深は3~5m程なのでコンペ84プロトにシーバットをセット。麗華ちゃんもシーバットの色違いをセット、宮城さんもミノーをセットしてスタート。キャストしてミディアムスピードでリトリーブを基本に、少しフォールさせてから、ボトム近くまでフォールさせてからと試していると本日最初のヒット。引きは弱く狙いのサイズでは無い事は確かであるが、浮いたのは小型のクチナジ(アミフエフキ)である。

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シーバットでクチナジ(アミフエフキ)

次はサイズアップとキャストを続けるがヒットしないのでポイントを移動、少し水深が5~8mと深くなったので、ルアーはベイブルにチェンジ。麗華ちゃんも自分で釣れそうと思えるカラーを選んでもらい、チャートバックのベイブルに交換。水深に合わせてフォールさせてからミディアムスピードでリトリーブしていると、宮城さんのロッドが曲がりイシミーバイがヒット。そしてすぐに麗華ちゃんのロッドも曲がった。ヒットしたのはクチナジでまずは全員にヒットである。

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宮城さんはイシミーバイ(カンモンハタ)

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麗華ちゃんはベイブルでクチナジ

そして本日のクライマックスが突然やって来た。宮城さんのロッドが大きく曲がりドラグが鳴ってリールからラインが引き出された。本命のタマンの登場・・・しかし次の瞬間ロッドは曲がりを失いバレてしまった。船長の話では2~2.5kgサイズと思われるそうだ。何にしても残念である。
バラシたポイントを船を立て直して再度狙うと、私のシーバットにグッドサイズのイシミーバイがヒット。宮城さんのミノーに小型のタマンがヒット、麗華ちゃんのベイブルにはエソがヒットした。

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シーバットでイシミーバイの良型

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宮城さんにタマンが来た

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麗華ちゃんにエソがヒット

その後も本命のタマンを狙うが、今日は潮が余り動かないためか反応が無いため、リーフのアウトサイドエッジへミーバイ系の根魚を狙いに移動する。しかし奄美方面へ向かった台風の影響が有り、リーフエッジではうねりが大きくボートが左右に揺れて足元が安定しない。本来狙いたいエッジには近付けず、少し離れたポイントを狙うことになった。
ここで手にしたのは、アンダーショットにワームをリグったコンペ78。キャストして底を取り、ロッドを立てて根掛りを回避しながらリフト&フォール、すぐにアタリがあり最初の獲物は、赤に小さなブルーの斑点があるナガジューミーバイ(アオノメハタ)である。続いてアカミーバイ(ニジハタ)がヒットして来た。その後はパターンが見えた私はアカミーバイが連発、ひとりでロッドを曲げて気分は爽快。

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ワームでナガジューミーバイ(バラハタ)がヒット

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アカミーバイ(ニジハタ)がヒット

バス歴が長い私には慣れたリグであるが、バスに慣れていない沖縄のアングラーはチョット戸惑い気味。麗華ちゃんは慣れないワームゲームに戸惑ってシンカーのロストが多いので、チョットアドバイスをするとすぐにアカミーバイ(ニジハタ)がヒット。そして宮城さんもワームゲームに苦戦してリグをロストしている。
アンダーショットリグのワームばかりで釣っても面白くないので、ここで超マウスリンの21gにワームをセットした。パターンはほぼ同じで、ボトムまでフォールさせてからティップで少し持ち上げてスライド、そしてフォールのパターンである。答えはすぐに出て、ハンゴーミーバイのグッドサイズがヒット。その後もほぼキャスト毎にアタリがあって退屈しない時間が続く。しかし宮城さんは苦戦中・・・
潮が止まって来てアタリが遠くなり、サイズもダウンして来た時に食って来たのは、クマドリ(モンガラカワハギの仲間)である。初めて釣った魚で、黒い体にオレンジのラインが入った何とも言えないカラーの魚である。

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麗華ちゃんにもアカミーバイがヒット

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超マウスリンでハンゴーミーバイ

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超マウスリンでクマドリ(モンガラカワハギの仲間)

そして更に潮が動かなくなり、船長も小まめにポイントを移動してサイズアップを狙わせてくれるのだが、私の超マウスリンにヒットするのは小型のアカミーバイばかりである。どうもデカイ奴が出る気がしない状況である。暫らく沈黙していた宮城さんがイシミーバイをヒットさせた。続いて麗華ちゃんのワームにもイシミーバイがヒットして船内が賑やかになる。そして私には超マウスリンでヒロサー(ヒトスジモチノウオ)がヒットしてきた。変わった魚だなと思って見ていると、宮城さんのロッドが今までのサイズとは違う強い引きで大きく締め込まれた。慎重にやり取りをして浮いたのは、ヒロサー(ミツバモチノウオ)のグッドサイズである。

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宮城さんにイシミーバイがヒット

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麗華ちゃんにもイシミーバイがヒット

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ヒロサー(ヒトスジモチノウオ)もヒット

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宮城さんにはヒロサー(ミツバモチノウオ)の良型

そして今回のボートでの締めにヒットさせたのは、何と麗華ちゃんである。ワームの扱いに慣れてきて、ロッドワークも良くなって来たなと思って見ている時にフッキング。綺麗にロッドが曲がってファイトを楽しんで取り込んだのは、ハンゴーミーバイのグッドサイズである。このヒットが締めを飾り、ボートゲームは終了とした。

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〆は石川さんにハンゴーミーバイの良型

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帰港中

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私の今回のタックル、エギエスツー、ルアー、小物など

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右から宮城さん、豊島船長、石川さんと私

船から上がり不要なタックルを片付けて、昼飯は弁当を買いに行って全員で食べて午後の部である。風向きと濁りを考慮すると西海岸を北上するしかないのだろうか?エギングに慣れていない麗華ちゃんにレクチャーしながら目ぼしいポイントをランガン、最終的には夕日が沈む時間まで頑張り、北端近くまで行ったのだが結果は・・・

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麗華ちゃんとエギング

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海に沈む夕日

遅くまで頑張ったものの結果が出せなかったため、宮城さんと明日の午前中は残業エギングとなったのだが、今夜は宮城さんの釣り仲間との飲み会である。ホテルでシャワーを浴びてから予定時間を大きく遅れて店に行くと、既に出来上がり気味のメンバー達が待っていた。先ずは生オリオンを一杯、二杯と頂いて、つまみを食べて会話に加わる。そして泡盛の水割りを頂いて、時間がアッと言う間に過ぎてお開きとなりました。何か大事な話があるような事を言っていた記憶があるのだが、肝心の方は出来上がっていたので話をしていない気がするだが・・・
今日は何時もより疲れていたのか、ホテルへ戻ってすぐに寝てしまった。

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