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2013年9月14日
出雲でスロージギング&タイラバ
沖縄から帰って来た次の週末が連休となるため、プライベートで取材無しの釣りに9月14日~16日まで島根県出雲市へ行って来た。
同行者は具志堅さんで深夜に合流して高速で出雲へ走り、夜中に幕島渡船に到着してすぐに仮眠を取る前に、途中のコンビニで仕入れた缶ビールとおつまみを空にしてから布団に潜りこんだ。
9月14日(土)の早朝、タックルをセットして幕島渡船でボートからのジギングとタイラバで出港。
早朝に出港、朝日が昇る
今日のタックルは、タイラバ用のロッドがカンジインターナショナルのカトラスマスター58、リールはテイルウォークのエラン73HL、ラインはキャスラインエギングスーパーPE Ⅱ210の0.8号、リーダーはアイガーⅢスーパーの4号を1.5m、タイラバはダミキジャパンのビッグマウスの30g~100g。
スロージギング用のロッドもカンジインターナショナルのカトラスマスター58、リールはダイワのT3MXの1016XH、ラインがユニベンチャー1ライトジギングの1.5号、リーダーはアイガーⅢスーパーの4号を1.5m、ジグはダミキジャパンのバックドロップの100g~160g、闘魂ジグの40g~60g。
キャスティング用にロッドはプロトのエギングロッド82、リールはイグジスト2508PEH、ラインはエギングスーパーPEⅡ210の0.8号に、リーダーはエギングリーダーの2.5号、ルアーはスミスのベイブルの90Sと超まうすりん。
念のためボイル狙いのキャスティング用で、ロッドはテイルウォークのクロシオS70M、リールはダイワのカルディア3520PE-SH、ラインはユニベンチャー1パワージギング8の200mの2号にリーダーはシルバースレッドショックリーダーの30lbを1.5m、ルアーはフローティングとシンキングのペンシルベイトを各種用意した。
最初は少し水深があり潮も早く流れるポイントなので、私はスロージギング用でバックドロップの130gからスタート。
具志堅さんはタイラバもスロージギングも初めてなので、タックルは手持ちのバスタックルを代用して、ビッグマウスの60gをセットした。
開始早々最初にヒットしたのは私で、アカミズ(アコウ)の40cm弱である。
続いて具志堅さんにヒットしたのはアカミズで、記念すべき初ヒットとなった。
ファーストヒットはアカミズ(アコウ)
具志堅さんの初ヒットはアカミズ
続いて船長はスロージギングでキカナ(アオハタ)をヒットさせて、次に具志堅さんもスロージギングに初挑戦でバックドロップの130gを投入。すぐにロッドが大きく曲がってボトムでの強い引きでドラグを滑らせたのはキカナのグッドサイズ。
次も具志堅さんで、ビッグマウスでアカミズをヒットさせたが、口の中に食べたばかりと思われる小魚が入っていたのにビックリ。
船長はジグでキカナをヒットさせた
具志堅さんのスロージギング初物は大きなキカナ
具志堅さんにアカミズがヒット
アカミズの口の中に小魚が
私はビッグマウスでボッカ(ガシラ)、アカミズがポロポロと釣れたので、キャスティング用のエギングロッドに持ち替えてベイブルをキャスト、底を取ってからロッドでリフトさせてカーブフォールのセットを繰り返していると、フォール中にコンッと明確なアタリが出てフッキング。ロッドを大きく曲げてくれたのはキカナだった。
次にヒットさせたのは具志堅さんで、ビッグマウスでアカミズを喰わせた。
私にはボッカ(ガシラ)
グッドサイズのアカミズ
ベイブルでキカナがヒット
具志堅さんにはアカミズ
その後は暫く反応が無くポイントを転々としていると、今年も見つけました越前クラゲ。直径は7~80cm程度であるが、対馬海流に乗って北上する間に大きく育って、直径2mになる事もあるようで困った奴である。
沈黙を破ったのは船長で、ジグでカナ(マハタ)をヒットさせた。
そして暫くして私のジグにもアタリがありグッドサイズのアカミズがヒットした。
その次は船長がジグでアカミズをヒットさせ、続けてヒットさせたが強い引きでロッドが絞り込まれドラグが滑ってラインが引き出されている。
慎重なファイトで取り込んだのはヒラマサであった。
多くの魚をヒットさせたので持参したクーラーが満タンになり、早めに午前の部を終了して港へ戻って昼食休憩にしました。
越前クラゲ
越前クラゲ
船長のジグにカナ(マハタ)
私のジグにアカミズ
船長のジグにもアカミズ
船長に何やら大物?
犯人はヒラマサでした
昼食後にゆっくりと休憩してから午後の部は、別のクーラーを船に積んでスタート。
少し深場のポイントで別の魚種を狙って私はバックドロップの160gを投入、具志堅さんも同じバックドロップの160gである。
ボトムからスローなリズムのアクションで先ずはキカナがヒット。
具志堅さんにはヒラメがヒット、続いて真鯛の様なチダイにも見える鯛がヒット、更にウッカリカサゴもヒットして、とどめはグッドサイズのキカナまで連発した。
そして私にもボトムからアタリが出てフッキングさせると、ロッドが大きく曲がるがすぐに根に入られたのか動かなくなってしまった。ボートを動かしてラインの角度を変えて対処したが外れないので、無理矢理引っ張ると外れたのかラインが巻き取れるようになった。かなりの荷重があるが走る引きは無く、岩でも上がって来るのかと思ったらアカミズとウッカリカサゴのダブルヒットに海藻のおまけ付であった。
私のジグにキカナ
具志堅さんのジグにはヒラメ
続いて真鯛?もヒット
更にウッカリカサゴも
とどめはキカナ
私にはアカミズとウッカリカサゴのダブル
午後の部でもクーラーが満タンになったので早目に引き上げて、タックルとクーラーを積んで幕島渡船からことぶき荘へ移動。
そうです、今夜はことぶき荘で美味しい食事で飲み会です(^o^)/
まずは具志堅さんと2人で缶ビールで乾杯。
暫くすると地元民の上畠さんが一升瓶を持って来たので2度目の乾杯。
更に伊藤さんと後藤さんもつまみとお菓子を大量に持ってやって来て3度目の乾杯。
そして食事の用意が出来て部屋を移動すると、テーブルに舟盛りがドーンと運ばれて来た。
舟盛りにはキンメの姿造り、真鯛、鰆の霜降り、アオリイカ、サザエにお膳はサザエ、煮魚、酢の物、もずく、茶わん蒸し、おしんこで終わりでは無く、続いてカレイとワカメの唐揚げも出て来て、美味しい食事でビール、焼酎と調子に乗って飲んで、部屋へ戻って続きで飲んで夜が更けました。
舟盛りはキンメ、真鯛、鰆、アオリイカ、サザエ
お膳はサザエ、煮魚、酢の物、もずく、茶わん蒸し、おしんこと生ビール
カレイとワカメの唐揚げ
9月15日(日)は朝から船長は上畠さんで昨日合流した伊藤さんと後藤さんも同船して、具志堅さんと私の5名が中出丸で出船した。
少し深めのポイントまで走り、全員スロージギングで大物を狙う。
私は昨日と同じスロージギング用のタックルで、ロッドがカンジインターナショナルのカトラスマスター58、リールはダイワのT3MXの1016XH、ラインはユニベンチャー1ライトジギングの1.5号、リーダーがアイガーⅢスーパーの4号を1.5m、ジグはダミキジャパンのバックドロップの160gをセットして投入した。
ファーストヒットは伊藤さんでチダイを喰わせた。
沖のポイントへ向かう
最初は伊藤さんにチダイ
次にヒットさせたのは私で、ボトムから少し上げたところでバイト、フッキングを入れた途端にロッドを絞り込んでドラグを滑らせてラインが引き出される。青物の走りでは無いがトルクがあって強い引きで楽しませてくれる犯人は何か・・・
楽しませてくれた犯人は・・・・・初めて釣った魚・・・・・2kgのトラフグである。
当たり前だが天然物なので、店で食べたら○万円は払わないと食べられない代物。
今夜はこれを料理してもらって冬に食べるフグと味が違うのか、そんな事を考えると楽しくなってしまう(^o^)/
私のジグに2kgのトラフグがヒット
次にロッドを曲げたのは後藤さんでヒラメをヒットさせた。
しかし残念ながら風向きが変わってうねりと波が出て来たので岸寄りの静かなエリアへ移動、ここから伊藤さんが爆釣モードに突入して、インチクでグッドサイズのアカミズを連発。
続いて後藤さんもインチクでグッドサイズのアカミズをヒットさせる。
上畠さんも操船しながらアカミズにボッカをヒットさせている。
私と具志堅さんもアカミズにボッカをビッグマウスでヒットさせたが、風が強くなり雨が降り出して来たので10時に帰港と言う早目の撤収となりました。
後藤さんにヒラメがヒット
伊藤さんにグッドサイズのアカミズ
伊藤さんにアカミズ連発
後藤さんにもアカミズがヒット
3時間でアカミズメインのトラフグも
帰港してタックルを片付けて一段落してから全員で昼食に出雲そばを食べに行く事になり、地元の上畠さん達の先導で出雲市内へ移動。しかし3連休のど真ん中の日曜日とあって、何処の店も行列が出来ているだけでは無く道路も渋滞している。地元なんだから抜け道を通ってスイスイと走れよと、後続の私達はダメだしをしながらやっと少し待ち時間が短そうな店に着いた。
暫くして席に案内されてオーダーは女性2名が天ぷらうどん、野郎3人はカツ丼と出雲そばのセットで、上畠さんだけ大盛りを食べました。車なので勿論お茶で(T_T)。
昼食は天ぷらうどん
私はカツ丼と出雲そばのセット
昼食後はスーパーへ行って夕食前後の買い出し。
缶ビールと焼酎、おつまみを買って宿へ戻り、取り敢えず缶ビールを先に戻った具志堅さんと2人で開けておつまみをパクリ。暫くして上畠さん達も戻って来てカンパ~イ。
そこに広島のメンツも合流、テストと称して1人で来ていた弓削さんも合流して賑やかになった。
夕食は遅めでお願いしていたが予想していた時間より早く出来たと声が掛かり、いそいそと食堂に行くと舟盛りが運ばれて来た。
アカムツ、甘えび、鯵のたたき、貝と、今朝釣り上げたばかりのヒラメとアカミズが姿造りで料理されている。お膳はチダイ、魚チリ、フカフライ、酢の物と大量のサザエの壺焼きも来て、豪華な料理を食べながらビールに焼酎にと楽しい夕食になった。
食後も部屋へ戻り続きで飲んで話し込みました。
舟盛りはヒラメ、アカミズ、アカムツ、甘えび、鯵のたたき、貝
お膳はチダイ、魚チリ、フカフライ、酢の物
お膳、舟盛り、大量のサザエの壺焼き
明けて9月16日(月)は天気予報通り大荒れの天気となり当然出船など出来る筈も無く、ゆっくり起きて朝食を頂いて出雲を後にしました。
釣り上げたトラフグを食べる事が出来なかったのが唯一の心残りである。
【今回の使用タックル】