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釣行記

エギング釣行記 杉原正浩

2013年11月23、24日

串本でのエギング&ナブラ撃ち

和歌山県串本の釣友である坂本さんから連絡があり、ナブラ撃ちのトップゲームで連日メジロとブリのヒットがあるとの事。おまけではあるがイルカが6~7頭湾内にいて、イルカウォッチングは確実に出来るとお誘いを頂いたので、お言葉に甘えて具志堅さんと11月23日(土)~24日(日)に行って来た。

 

23日の夜に出発して24日の未明に到着、コンビニで缶○○○とつまみを買ってパーキングに停めてプシュとやってから仮眠。
朝は目が覚めても薄暗い時間帯は動く気にならずスルー、太陽が上がってからゆっくりと朝食タイム、そして徐にバッグドアを開けてタックルの用意に取り掛かる。

 

タックルはプロトのエギングロッド82にステラC3000S、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210 WHの0.5号でリーダーは1.75号で、エギエスツーβのオレンジオイルホロをセットした。
この時点で既に8時過ぎであるが、慌てる事無く串本大島へ向かう。
港内のピンポイントをチェックすると、ボトムからの連続ダートで新子サイズが2杯追い掛けて来た。
この2杯の反応を見ると、ダートで離れて、ステイで少し寄って来て、フォールで離れる。長い時間を費やす程のサイズでは無いので反応を見ただけで移動。
外向きも中層~ボトムを簡単にチェックしてみたが反応が無い。
天気は晴れで風も弱く絶好のエギング日和であるが、潮が動かずすぐに見切りをつけて移動。

 

次のポイントも漁港で10時頃に到着、エギエスツーβの3.5Nのピンクオレンジクリアーに交換。
最初は足元のブレイクをチェックしてから沖にキャスト、底を取ってスラックジャーク3回からのフリーフォールで行き成りラインが引き込まれるアタリ。
ヤッタ!と合わせを入れるがナント空振り。
そのままフォールさせて次のアクションからのフォールに集中、しかし反応無し。

2セット目のフリーフォールで集中、分かりやすいアタリが出て500gのアオリイカが乗って来た。

 

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500gのアオリイカ

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ピンクオレンジクリアーにヒット

気を良くして次のキャストでも底を取って同じアクションを2セット、さすがにこれでアタリが出る程甘くは無いので、次にリアクション狙いの8回連続ダートを入れてカーブフォール、何と狙い通りにツンとアタリが出て500gと2キャスト連発ヒット

 

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2キャスト連発で500g

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これもピンクオレンジクリアー

更にその次のキャストでは底取りをして、ボトムから最初のアクションを入れようと思ってロッドティップで聞くと、何やら違和感があるのでそのまま合わせると乗っている。
3キャスト連続ヒットは出来過ぎと笑いながら寄せると、ヒットしているのは新子サイズであるが後ろからまずまずのサイズが追い掛けて来ている。
隣の具志堅さんにキャストを指示するが、タイミングの悪い事にライントラブル発生中(-_-)
それならばとダブルヒット狙いでそのまま泳がせていると、最初のアタックは失敗したが2度目のアタックでフッキングに成功してダブルヒット
具志堅さんに写真を撮って貰ったが、ギャフ打ちも頼もうかなと思ったが何とか抜けそうなので、そのまま抜き上げると大きい方がバレてしまった。見た目は800gクラスで残念(T_T)
バレずに取り込んだ新子はリリース

 

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上に新子、下に800gクラスのダブルヒット

気を取り直してキャストを再開、アクション、キャスト距離、立ち位置等を変更しながらアプローチして400gを追加した。

 

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400gを追加

昼食休憩を挟んで午後の部では、数キャストしたが潮が止まって気配が感じられないため、具志堅さんを防波堤に残して私は車に戻りお昼寝休憩(-_-)zzz
少しうつらうつらした頃に携帯電話がなって起こされたが、暫くダラダラと車の中に居たが退屈なのでタックルを手に具志堅さんに様子を聞くが異常無しとの事。
しかしキャストを再開、エギエスツーβのピンクイエローレッドに交換して、いつも通り足元からチェックしてから遠投して午前中のヒットパターンで探る。
岸よりから少しずつ沖側へ移動しながらチェックしていると、ボトムからスラックジャークを3回入れてカーブフォールさせている時にラインを引き込むアタリが出た。
フッキングも決まりロッドが綺麗に弧を描いて今日一の引きで850gを抜き上げた。

 

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今日一の850g

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ピンクイエローレッドに乗った

これは午前中と同じ様に連発モードに突入かと思ってキャストを続けたが、単発なのか反応が無いためエギングを終了した。

 

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夕日が沈む

予約していたホテルへ行ってシャワーを浴びてから坂本さん宅へ。
既に坂本さん一家と一緒にエギングチームであるイカゲルゲのメンバーも来ている所へお邪魔した。
取り敢えず缶ビールを頂いてプシュ、テーブルには所狭しとズワイガニとタラバガニ、花咲ガニとカニさんファミリーが勢揃いしている。
遠慮無く頂いたが、今シーズン最初のカニさんに口数が少なくなり、ビールも焼酎も両手が塞がっているのでスローペースになったのは言うまでも無いが、大満足の夕食であった。
ごちそうさまでした\(^o^)/

 

 

11月24日(日)はナブラ打ちで坂本さんのボートに乗せて頂くため、8時過ぎの待ち合わせ前に着いてタックルのセッティング。
メインとなるナブラ打ちのキャスティング用は、ロッドがテイルウォークのクロシオS70M、リールはカルディア3520PE-SHで、ラインはユニベンチャー1パワージギング8の200mの2号で、リーダーはシルバースレッドショックリーダーの30lbを1.5m、ルアーはフローティングとシンキングのペンシルベイト各種。

 

ナブラ待ち時のジギングとタイラバ用のロッドは、テイルウォークのソルティシェイプのライトジギングC63/120、リールもテイルウォークのエランワイドパワー71BR、ラインはユニベンチャー1パワージギング8の2号、リーダーはシルバースレッドショックリーダーFCの20lbで、ダミキジャパンのビッグマウス60g、80g、100g、バックドロップ100g、130gを用意。

 

そしてエギングタックルは昨日使用していた、プロトのエギングロッド82にステラC3000S、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210 WHの0.5号でリーダーは1.75号エギエスツーβを用意。

 

予定通り準備が出来て出港、メンバーは船長の坂本さん、坂本さんの長男、具志堅さんと私の4人で、串本大橋の手前でナブラが出るのを待つ。
風は弱く波も無いベタ凪で船酔いの心配はしなくても良さそうである。
しかし全く気配が無いので私と具志堅さんの2人は、暇つぶしで根魚狙いのタックルを手にしてビッグマウスを投入。何度か凸凹した根を叩くが反応が無いため、路線を変更してアオリイカ狙いでエギングタックルを手にしてボトムを叩くが、これにも反応が無くポイントを何ヶ所か叩いて回るが諦めて元のポイントへ戻る。

 

湾内に何頭が居ると言われていたイルカが背びれを出して泳いでいるのが見えた。数は6~7頭見えたが、静かに沈んだり浮いたりするだけでジャンプする姿は見せてくれなかった。

 

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イルカが背びれを出して泳ぐ

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これは3頭のイルカ

昼は上陸せずにボートに弁当を届けて頂いて船上で昼食休憩。
弁当を食べると退屈タイムとなり、キャスティングタックルでバックドロップの40gをセットしてボトムを叩くと、ファーストキャストで何とヒット。上がって来たのはエソで写真も撮らずにリリース。
連発は無くポイントを移動して、次はエギングタックルでジグをキャスト、ボトムからジャーク&フォールさせると、又もファーストキャストでヒット。しかし先程よりサイズダウンしたエソでリリース。

 

暫く退屈な時間が過ぎた頃に海の様子が変わって来た。
鳥が低く飛び、クルクルと回り出した。

 

そして突然ナブラが!

 

ボートはナブラへ一直線に走り、キャスティングタックルを手にして構える。
そしてタイミングを計ってシンキングペンシルを一斉にキャスト、ナブラの少し手前に着水してリトリーブ、しかし反応無し。
すぐにナブラは無くなり、最初のトライは失敗。

 

次は岸寄りの浅場でナブラが発生。
ボートは急行~~しかし間に合わずキャストも出来ず。

 

別の位置でナブラ発生~ボートで急行~微妙なタイミングでキャスト~ノーヒット。

 

ここで一寸の間だが手が空いた河田フィッシングの河田さんが来て、坂本さんの長男が乗り移った。
この選択が正解で、次は河田フィッシングのボートの周辺でナブラかぜ起こり、我々のボートが近付いた時には既にヒットさせていた。
今日最初の本命は坂本さんの長男がヒットさせたのはメジロには小さいハマチサイズ

 

エギング釣行記

坂本さんの長男はハマチをヒット

このヒット以降は何度もナブラが起こったが規模が小さいため、ボートで走っても間に合わずキャストする事すら出来ないため、ナブラが起きる事を予想してエンジンを切って静かに待つ事にする。

 

そしてベイトが飛び出してザワザワと気配が出て来た。
次の瞬間ボートの近くでナブラが発生、すぐにボートを移動させてシンキングペンシルをキャスト。
リトリーブとほぼ同時にガツンと強烈なヒット!
ドラグを鳴らしてラインを引き出すパワーは本命のファイトに間違いない。
ナブラはまだ続いているため、具志堅さんも坂本さんもキャストするがヒットさせる前にナブラは治まってしまった。
私は十分にファイトを楽しんでからネットで掬ってもらったのは、狙い通りのメジロであった。

 

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メジロを獲った

その後も何度かナブラが起きたが、残念ながらヒットさせる事は出来ずに終了となった。
持ち帰ったメジロは、刺身と叩きでも食べたがなかなかでしたよ(^o^)v

【今回の使用タックル】

その1 エギング用
ロッド : プロト エギングロッド82
リール : シマノ ステラC3000S
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡWH210 0.5号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリーダー 1.75号 2m

エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

 

その2 ルアー、キャスティング用
ロッド : テイルウォーク クロシオS70M
リール : ダイワ カルディア3520PE-SH
ライン : ユニチカ ユニベンチャー1パワージギング8 200m 2号
リーダー : ユニチカ シルバースレッドショックリーダー 30lb 1.5m
ルアー : フローティングとシンキングのペンシルベイト各種
       ダミキジャパン バックドロップ40g

 

その3 ルアー、タイラバ、ジギング用
ロッド : テイルウォーク ソルティシェイプ ライトジギングC63/120
リール : テイルウォーク エランワイドパワー71BR
ライン : ユニチカ ユニベンチャー1パワージギング8 2号
リーダー : ユニチカ シルバースレッドショックリーダーFC 20lb 2m
ルアー : ダミキジャパン ビッグマウス60g、80g、100g
       バックドロップ100g、130g
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスプリットリングをブリンソンノットで接続

この釣行記の一部はスポーツ報知大阪本社版2013年11月30日付に掲載されています。
この釣行記の一部は(株)コスミック出版 アングリングソルト2014年3月号通巻28号に掲載されています。

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