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釣行記

エギング釣行記 杉原正浩

2013年12月6、7日

沖縄でのボートエギング

年内最後の南国沖縄でのボートエギングへ12月6日(金)~7日(土)に行って来た。
沖縄に入ったのは3日で、前半の仕事を済ませてから後半におきなわ釣王国の取材を2日間予定に組み込んだ。おまけの忘年会も2回(決してこれがメインではありません(^_^;))

いつも通りの行動パターンになってしまうのだが、昼食はソーキそば、夕食は居酒屋で沖縄料理をメインにオリオンビールと調子が良いと泡盛も飲むのがお決まりである。
今回も昼食にソーキそば大、夕食はホテルの近くの居酒屋へ1人で行って、刺身9点盛り合わせ(マグロ、イラブチャー、焼きシメサバ、アオリイカ、水ダコの吸盤、タカセ貝、甘エビ、サーモン)、しかしサーモンは食べませんが・・・
他には島とうふサラダ、マグロの串カツも頂きました。

エギング釣行記

昼はソーキそば

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刺身9点盛り合わせとオリオンビール

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島とうふサラダ

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マグロの串カツ

6日(金)の早朝にホテルを出発してうるま市の南原漁港へ行くと、既に上原船長と宮城さんが来ていた。挨拶をしてタックルをセットしていると、横目さん、おきなわ釣王国のスタッフと今回初めて一緒に乗る玉城大空(はるか)さんも到着して、本日のメンバー全員が揃った。
今日はボートフィッシング海屋の上原船長にお世話になって、ちょっと早いが恒例の納竿エギングでデカイカをキャスティングとディープで狙う作戦である。

今回用意したタックルはキャスティング用2セット、ディープ用1セットの合計3セットである。
先ずはキャスティング用で、ロッドはプロトのエギングロッド82、リールはステラC3000S、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210 WHの0.5号エギングリーダーの1.75号エギエスツーβのピンクイエローレッドをセット。
次もキャスティング用で、ロッドがプロトのエギングロッド82、リールはイグジスト2508PEH、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.5号エギングリーダーの1.75号エギエスツーβの3.5Nオレンジスギゴールドをセット。
最後はディープ用で、ロッドがプロトのエギングロッド80、リールはBB-XハイパーフォースC3000D Type-G、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.5号エギングリーダーの1.75号エギエスツーβの3.5Nパープルパープル、シンカーは8号をセットした。
予定の7時を少し遅れて出港、ベタ凪の海に朝日が昇って来た。

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朝日が昇って来た

ポイントは満潮に向けての上げ潮のため浅場からスタート。
最初に手にしたのは、ステラを付けたキャスティング用タックルである。
水深は2~4m程度で海藻や岩が点在していてピンポイントの杭もあり、分かりやすい杭や偏光グラス越しに見える黒い部分を狙ってキャストする。
最初のヒットは私で、エギエスツーβのピンクイエローレッド200gのアオリイカが乗って来たがリリース。
次は風で流されたボートから風下へキャストしてボトムを叩いた横目さんで、根掛りと一瞬勘違いしたもののロッドが大きく曲がって生命感も伝えている。
最初の引きではデカイカかと思わせたが、それでもグッドコンディションの1.5kgのアオリイカである。

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横目さんに1.5kgがヒット

その後もシャローエリアを中心にランガン、次は私に乗って来た。
エギエスツーβのピンクイエローレッドをピンポイントキャスト、ボトム近くまでフォールさせてから3回ダート、フリー気味のフォールでコンッと当たって600gがヒット。
次も同じ様なパターンでヒットしたのは600gと同サイズ。
しかし取り込むと両側のエンペラに大きな新しいと思われる傷があり、もしかしたら群れで他にも居るかも知れないため集中攻撃すると、横目さんにヒット。
しかしサイズアップでは無く、サイズダウンの300gであった。

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600gがヒット

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次も600gが乗った

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横目さんに300gがヒット

ここまでの流れでシャローのポイントにアオリイカが居る事は分かったが、狙いのサイズの反応が無いためポイントを大きく移動する。
途中の基地にはアメリカ軍の船や沖に自衛隊の潜水艦も停泊していた。

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基地にはアメリカ軍の船が見える

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沖には自衛隊の潜水艦が停泊

次のポイントではエギエスツーβの3.5Nチャートホワイトに交換して、シャローエリアに点在する岩と岩の隙間の砂地を狙ってダート&フォールでキャストを続けていると、ダートさせて岩のエッジからフォールさせるとボトム近くでコツンと明確なアタリが出て700gが乗って来た。

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チャートホワイトで700g

その後もシャローエリアをランガンスタイルで叩いたが、反応が無いためディープエリアを攻める事にして移動。
ディープ用のタックルに持ち替えて、エギエスツーβの3.5Nパープルパープルにシンカーは8号をセットして投入。今回初めて投入したレバーブレーキ付のリールであるが、試して見たい事があるので急遽入手して持参したのである。
風が思ったより吹いているため、シンカーを10号に付け替えてボトムから10m程度までの範囲を探るが反応が無い。
諦めかけた時に大空ちゃんのロッドが曲がった。
ディープでのヒットなのでキロアップは間違いないと全員の視線が集中したが、浮いて来たのは300gと期待を裏切るサイズのアオリイカ。
しかし大空ちゃんにとっての初ヒットで本人は大喜び\(^o^)/

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大空(はるか)ちゃん初ヒット

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女性2名がボート中央で頑張る

ディープを暫く叩いたが潮が殆ど流れず気配が感じられないため、昼食休憩を取る事にして一旦帰港した。
近くのコンビニへ買いに走り昼食を食べて休憩。

13時過ぎから午後の部をスタート。
シャローに岩や海藻が点在するポイントでキャスト、イグジストを付けたキャスティング用のタックルで、エギエスツーβの3.5Nオレンジスギゴールドで早いテンポで叩くが反応無し。
次はカラーをピンクオレンジクリアーに交換してボトムから中層を攻めて、少し沖目から連続ダートで水面までエギを浮かせると、後からうっすらとした影が追い掛けて来るのが見えた。
水面直下で水平ドリフトさせると迷う事無く抱いたのは、クブシミ(コブシメ)でそのままリリース。

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シャローに岩と海藻が点在する

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クブシミがサイトでヒット

その後もシャローのポイントをメインにランガンしたが、狙いのサイズがヒットする事無く時間切れで終了となりました。
アレッ、今日は宮城さんの名前が出て来なかったような気が・・・

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後列左から上原船長、私、大空ちゃん、横目さん、宮城さん

港へ戻ってタックルを車に積み込んでホテルへ向けて出発、ホテルからはタクシーで待ち合わせ場所の居酒屋へ急行。
そうです今夜は名護で忘年会です。
忘年会のメンバーは名護周辺の宮城さんを中心に、中部のメンバーや一緒にボートに乗っていた横目さんも参加してくれました。
本日のメニューはサラダ、唐揚げ、せせり、おでん、はいけい(ひね鳥)、塩焼きそば等で、生オリオンと沖縄本島最北端の泡盛のまるたも頂きました。
明日もボートエギングのため程々で引き揚げましたが、一部のメンバーは次の店へ行ったのかな?

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サラダ

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唐揚げ

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せせり

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おでん

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沖縄本島最北端の泡盛

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はいけい(ひね鳥)

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塩焼きそば

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名護での忘年会のメンバー

 

7日(土)は早朝にホテルをチェックアウトして、うるま市の平安座島のボートフィッシング海風へ向かう。久し振りに海風でのボートエギングであるが、港で合流した坂本船長は相変わらずの様子で、宮城さんとボートに乗り込んで予定通り出港した。

ボートに持ち込んだタックルは昨日と全て同じで3セット。
シャローエリアからスタートしたので、最初はイグジストをセットしたキャスティング用のタックルで、エギエスツーβの3.5Nオレンジスギゴールドをキャスト。
ボトム近くから中層までのレンジをメインに早いペースのランガンで叩いていると、昨日は沈黙していた宮城さんが先にコンペを曲げた。
エギエスツーβの3.5Nピンクオイルホロでヒットさせたのは、400gであるが幸先良く乗せてホッとした様子。

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朝一は宮城さんの400g

それからも早いペースのランガンで攻めていると、次は私のエギエスツーβ3.5Nオレンジスギゴールドをダート&フォールさせていると600gが抱いて来た。
続いて宮城さんのピンクオイルホロにサイズアップがヒット。 ファイトを楽しんで獲ったのは1.2kgとキロアップをキャッチ。

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次は私に600g

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宮城さんに1.2kgがヒット

しかしこのヒット以降反応がピタッと止まってしまった。潮が動かなくなったためと思われるが、ランガンで何ヶ所も叩いても気配も無いため昼食用に乗船前に買っていた弁当を食べて一服。
気分を入れ替えてキャストを続けていると、久し振りに宮城さんに600gがヒットした。
エギエスツーβのオレンジオイルホロで、ボトムを叩いて乗せたそうだ。

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宮城さんに600g

次はディープのポイントを狙って移動、タックルはディープ用にレバーブレーキをセットしたタックルに持ち替えて、エギエスツーβの3.5Nオレンジイエローレッドを投入。
ボトムまで落としてからロッドで大きく煽ってからゆっくりフォール、ショートピッチからフォールと様々なアプローチで攻めていると、宮城さんにヒット。
ロッドは大きく曲がっているが強い引きは無く横抱きっぽい感じ、浮かせに掛かってラインを巻き取っているとフッとロッドティップが伸びて痛恨のバラシ。

その後同じポイントを何度か狙ったが反応が無いため、ルアーでタマン、ミーバイ狙いに少し浮気。
イグジストのスプールを外して、エギングスーパーPEⅡ210の0.8号を巻いたスプールに交換して、リーダーにアイガーⅢスーパーの4号をセットして、闘魂ジグの20gをキャストしてボトムバンプ。
反応が無いのでバンザイ太郎の3インチをアンダーショットにセットしてミーバイ狙い。 しかしこれも反応が無く撃沈。

移動して次のポイントでもミーバイ狙いにバンザイ太郎でボトムを叩いていると、バイブレーションをキャストしていた宮城さんにヒット。
取り込んだのはクチナジでなかなかのファイターである。
次にロッドを曲げたのも宮城さんで、モンガラカワハギの仲間のメガネハギである。

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宮城さんにクチナジがヒット

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次はメガネハギ

狙いのミーバイの反応が全く無いので本命のエギングを再開。
気分も一新してタックルはステラをセットしたキャスティング用に持ち替えて、エギエスツーβの3.5Nピンクオイルホロに交換してキャスト開始。
シャローエリアに点在する岩と海藻の間にある砂地へキャストして、ダート&フォールでボートの流れに合わせて次々と叩く。
ふと気になって通り過ぎようとする道路状の砂地へキャスト、3~4回ダートさせて浮かせてから岩のエッジへフォールさせると、僅かにフォールしたタイミングでコンッと明確なアタリでフッキング。綺麗にロッドを曲げてくれたがドラグを滑らせてラインを引き出すパワーは無く、900gとキロ足らずのアオリイカであった。

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私に900gがヒット

その後もキャストを続けたが、狙いのサイズからの反応が無いまま終了時刻となりました。

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うろこ雲

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うろこ雲と夕焼け

港へ戻ってタックルを全て片付けて宮城さんは名護で忘年会、私は那覇で忘年会なので港で解散。
高速道路の出口で渋滞、出てからも渋滞に巻き込まれて漸くホテルにチェックイン。
荷物を置いてすぐにホテルを出て本日の会場の居酒屋へ。
店には既にスクイッドジャンキーズの金城さん(赤侍)を筆頭に、5月に一緒に海屋でディープエギングをした徳田さん等メンバーが揃い、海屋の上原船長やワイルドⅡの大城船長も来ている。
取り敢えず生オリオンを頂いて乾杯、一緒に飲むのが初めてのメンバーが大部分で、話題は当然アオリイカネタが中心となったのは言うまでもない。
一次会は11時過ぎで終了して船長達はさよなら、しかし金城さん達と2次会、3次会と流れて結局2時過ぎまで飲んでました(^_^;)

翌8日(日)にはジンベイジェットで帰阪しました。

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那覇での忘年会のメンバー

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ジンベイジェットで帰った

【今回の使用タックル】

その1 エギング用
ロッド : プロト エギングロッド82
リール : シマノ ステラC3000S
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡWH210 0.5号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリーダー 1.75号 2m

エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N
    エギエスツー3.5S、3.5D
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

 

その2 エギング用・ルアー用
-エギング用-
ロッド : プロト エギングロッド82
リール : ダイワ イグジスト2508PEH
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡ210 0.5号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリーダー 1.75号 2m
エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N
    エギエスツー3.5S、3.5D
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

-ルアー用(スペアスプールで対応)-

ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡ210 0.8号
リーダー : ユニチカ アイガーⅢスーパー 4号 2m
ルアー : ダミキジャパン 闘魂ジグ20g、バンザイ太郎3inch
      スミス ベイブル

 

その3 エギング用
ロッド : プロト エギングロッド80
リール : シマノ BB-XハイパーフォースC3000D Type-G
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡ210 0.5号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリーダー 1.75号 2m
エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N

シンカー:8~15号を水深と状況によって使い分け
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

 

この釣行記の一部はおきなわ釣王国 2014年2月号No.106号に掲載されています。

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