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釣行記

エギング釣行記 杉原正浩

2014年1月16日~19日

恒例の沖縄での初釣り!

今年も恒例の初釣りに沖縄でのボートエギングに1月16日(木)~19日(日)の日程で行って来た。
薄暗い時間に自宅を出発して車のエンジンを掛けると温度はマイナス1℃で、凍結注意とインパネに表示された(^_^;)
暖かい沖縄へ行けば大丈夫と思って定刻通りのフライトで那覇空港へ着くと、いつもより気温が低いものの15℃と十分に暖かくて一安心。
レンタカーで高速を北上して先ずは腹ごしらえに食堂へ直行、久し振りに野菜そばの小をオーダーしたが、食べるペースが遅いので麺が膨れて食べてもボリューム満点で、完食出来なかった。

エギング釣行記

野菜そばの小

満腹になってから最初のポイントへ行ってタックルをセッティング。
ロッドはエバーグリーンのプロトのエギングロッド82、リールはイグジスト2508PEH、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210 WHの0.5号リーダーは1.75号エギエスツーβの3.5Nオレンジイエローレッドをセットした。

最初のポイントは護岸されたシャローエリアに岩やリーフが点在しているため、ショートキャストして徐々に距離を伸ばして探るエリアを広げるが、全く反応が無いため30分程で見切りをつけた。

次は小規模の漁港へ行って見たが、風向きが悪くて強い風が横から吹き付けて白波が経っているため、キャストもせずに移動。

次は大きな漁港で防波堤のコーナーで風を避けたブレイクに岩が点在するポイントに入る。最初はショートキャストしてブレイクをチェック、次は沖のボトムから中層をチェックして、立ち位置を変えながらチェックするが全く気配を感じる事が出来なかったので、本日の釣りを早々に終了してホテルへ向かう。

チェックインして部屋から釣友の宮城さんに連絡、打ち合わせを兼ねた食事の待ち合わせ場所と時間の確認、そして明日のボートエギングで予約している善海丸の仲村船長にも連絡すると、風と波は治まる予報なので出船時間は8時と決めた。

明日のメンバーに連絡をして待ち合わせの居酒屋へ行くと、宮城さんは少し遅れる様なので先に生オリオンと島らっきょうの浅漬け、ジーマーミ豆腐を注文する。
取り敢えずひとりでグイッと頂いていると宮城さんが到着、追加オーダーは、生とはいけい、ふーちゃんぷるー、アーサのかき揚げ、そして先月来た時の泡盛のボトルも頂きました。

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島らっきょうの浅漬けとジーマーミ豆腐

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生オリオンと付だしの鳥もも

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はいけい

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ふーちゃんぷるー

17日(土)はコンビニで飲み物と昼食を買って、本部の浜崎漁港へ7時40分に到着。
既に宮城さん、横目さん、石川麗華ちゃんとおきなわ釣王国のスタッフも着いている。
タックルをセットしていると仲村船長と手伝いのモリオさんも来て、準備が整って予定通り8時に出船。

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善海丸で出船

今回用意したタックルはディープ用2セットと予備で1セットの合計3セットである。

メインのディープ用は、ロッドが昨日キャスティングでも使用したエバーグリーンのプロトのエギングロッド82、リールはイグジスト3012、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.5号エギングリーダーの1.75号エギエスツーβの3.5Nオレンジスギゴールド、シンカーは20号をセット。

次もディープ用で、ロッドがエバーグリーンのプロトのエギングロッド80、リールはBB-XハイパーフォースC3000D Type-G、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.5号エギングリーダーの1.75号エギエスツーβの3.5Nパープルパープル、シンカーは15号をセットした。

予備はロッドがエバーグリーンのプロトのエギングロッド82、リールはイグジスト2508PEH、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210 WHの0.5号リーダーは1.75号である。

天気予報通りで風は弱く天気は晴時々くもりで、最高気温は17℃と沖縄としては寒い日であるが、私にとっては寒いとは感じない楽な天候である。
最初のポイントは50m強で、メインタックルの82を手にして投入。
ボトムから大きく煽ってスローにフォールのパターンとハイピッチショートジャークのパターンを取り混ぜてチェック。
船中最初のヒットは9時前に乗せた私で、ボトムからハイピッチショートジャークを4~5回からドリフトのセットで、3回目のドリフト中に小さなアタリを感じて、ロッドティップを送り込んでしっかり抱いたタイミングでフッキング。
ズシッと重さが加わってロッドが大きく曲がった。
結構なサイズが最初から乗って来たかとニンマリしながら巻き上げていると、段々と抵抗が小さくなり浮いて来たのは何と700gと予想を大きく裏切るサイズでガックリ(^_^;)

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最初のヒットは700g

最初のヒットからすぐに続いて麗華ちゃんにもヒット。
エギエスツーβの3.5Nピンクオレンジクリアーに乗って来たのはクブシミ(コブシメ)
更に続いて私に乗って来た。
タックルをプロトの80ソリッドティップに持ち替えて、エギエスツーβの3.5Nピンクスギゴールドをセットしてボトムからのハイピッチショートジャークで浮かせてからのドリフト中に触ったアタリで送り込んで抱かせた。
しかしサイズはダウンして300gと本日最少のアオリイカ

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麗華ちゃんにはコブシメがヒット

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次は300gと本日最少サイズ

続いて同じタックルのままで様々なアクションとレンジを探っていると、先程と同じボトムからハイピッチショートジャーク4~5回の2セット目で小さなアタリを捉えて送り込んでフッキング。今度は多少重さがアップしたが浮いたのは800gとサイズが伸びない。
暫く誰にもヒットしなかったが、船首に仲村船長がロッドを持って行ったなと思ったら、すぐにアオリイカをぶら下げて帰って来た。
何とボトムへ落として最初のアクションで乗せたそうだが、サイズは500g程である。
そしてキャビンの前角の横目さんのロッドが曲がった。
かなりの曲がりであるがグイグイとロッドを絞り込む引きが無いので、クブシミかなと船尾から見ていると浮いて来たのはロングサイズのナマコで全員爆笑。

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多少サイズアップして800g

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横目さんにヒット!?

ポイントを何ヶ所も叩き、エギエスツーβのカラーを替え、様々なアクションでアプローチして、そんな中で小さなアタリが出ても乗せられず時間だけが過ぎる。 気分を変えるために正午ピッタリに昼食の弁当をキャビンで食べて、さんぴん茶を飲んで少し休憩。

そして13時過ぎに突然状況が急変した。
先ずは横目さんにヒット。
ロッドが絞り込まれてファイトがスタート。
私は船尾からロッドの曲がりと角度を見てヒットポイントを想定して、プロト80ソリッドティップに今年発売予定のニューカラーのエギエスツーβの3.5Nオレンジホロマーブルをセットして、ヒットポイントは私が叩いているポイントと近いと判断、ハイピッチショートジャークを4~5回入れてドリフト、もう一度ハイピッチショートジャークを4~5回入れてドリフトさせると、ロッドティップを引き込むアタリが出たので、少し送り込んでからフッキング。
ロッドがバットから曲がって狙い通りのヒットで、ドラグを鳴らしてラインが少し引き出される。これで2人のダブルヒット
ここで隣の麗華ちゃんのロッドとラインの角度を見て、ボトムから少しエギが浮いていそうなのでボトムを取り直すようにアドバイス。モリオさんが来て更にエギを目立つように強めのアクションをアドバイス。すると狙い通りに乗って来て3人のトリプルヒットとなった。
船首の宮城さんにもヒットしたらフォースなのになぁと思って見ていると、奇跡的にも宮城さんフッキング・・・ロッドが大きく曲がって4人全員のロッドが同時に曲がってフォースヒット達成(^o^)v
取り込んだのは最初にヒットした横目さん、次が麗華ちゃん、そして私のアオリイカも浮いたのだが、宮城さんのアオリイカが足1本のために先に取り込んだ。
最後に私の順番が回って来たので水面まで浮かせると・・・・
アレッ・・・・
何かおかしい?・・・・
2つヒットしてる!
そうです。
私のエギエスツーβには2杯のアオリイカがヒットしていたんです。
無事に2杯共取り込んで、〆て4人で5杯ヒットとなりました。
気になるサイズは、横目さん1.2kg、宮城さん1.2kg、麗華ちゃん1.5kgでめでたく自己記録更新、私は1.8kgと500gで足して2.3kgでした。

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4人全員にヒット

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大きい方の1.8kg

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ダブルヒットは1.8kgと500g

同じポイント、少しズラしたポイントとその後に流してみたが、全く反応が無く1流しだけの爆発に止まって移動。
何ヶ所か流して私がエギエスツーβの3.5Nピンクスギレッドをセットしてアプローチ、するとボトムから少し上げたレンジでヒット。何と300gの小イカサイズのアオリイカ
直後に麗華ちゃんにもヒットして取り込んだのは500gと私よりひと回り大きいサイズでダブルヒット

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麗華ちゃんと私でダブルヒット

その後は沈黙の時間が続いたが、先程と同じピンクスギレッドに久し振りのアタリが出て1kgが乗って来た。
しかしこのヒットを最後に反応が無くなり、終了時間となりました。

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1kgが乗って来た

港に戻りタックルを片付けて船長と明日の出船について打ち合わせ、しかし天気予報では最悪の15mの風と2~4mの高波になりそうで、船長から夜に連絡を受ける事にして解散としました。
ホテルでシャワーを浴びて待ち合わせ時間にタクシーで名護市内の居酒屋へ行くと、先に宮城さんが来ていて取り敢えず生オリオンで乾杯。
程無く呉屋さんも合流。
飲んでいる時に善海丸の仲村船長から連絡があり、明日は北西の風が15m、波は2~4mと高くなるとの天気予報で、予想通りの出船不可となりました(T_T)
しかしこのまま引き下がる事は出来ないので、先月の忘年会に顔を出してくれた船長に宮城さんから連絡をしてもらうと、風が強く沖は波も高くなりそうなのでインリーフなら出船出来るとの事で出港時間を決めて一安心で新年会・・もとい打ち合わせを再開しました。
今日のオーダーは、豆腐チャンプルー、ゴマサバと島ダコ、鹿児島のキビナゴの刺身、白身魚のモズク包み揚げ、焼うどん、あら煮、伊是名島の常盤も飲んで、〆は巻き寿司を頂きました。

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豆腐チャンプルー

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ゴマサバと島ダコ、鹿児島のキビナゴの刺身

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白身魚のモズク包み揚げ

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焼うどん

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あら煮

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伊是名島の常盤

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巻き寿司

 

18日(土)は、宮城さんと桜川さんと私の3人でエギング。

今日のタックルは、メインがキャスティング用でロッドはエバーグリーンのプロトのエギングロッド82、リールはイグジスト2508PEH、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210 WHの0.5号リーダーは1.75号エギエスツーβの3.5Nを使用。

結果は朝に私と桜川さんがミーチャーサイズを乗せて、そして桜川さんが1.5kg、私はエギエスツーβの3.5Nオレンジスギゴールド2.15kgを釣りました。

本日の画像と詳細については、後日にさせて頂きますのでご了承ください。

終了後に私はホテルまでの帰りに寄り道、今日から今帰仁と本部の桜まつりが始まっているので、今帰仁城跡の桜まつり会場を見に行きましたが、駐車場には車が溢れていたので、そのままスルーしてホテルに帰りました(^_^;)

ホテルへ戻ってシャワーを浴びて荷物の片付けをして、早上がりをしたため集合時間を早めたが、集合場所の居酒屋までタクシーで行くと、宮城さんが来ている。
先ずはお疲れさんの生オリオン、暫くすると桜川さん、野口さんも合流して新年会のスタート。今日のオーダーは、スーチカー、もずくのヒラヤーチー、オムソバ(勿論中のそばは沖縄の平打ち麺)、中味ニンニク炒め、刺身盛り合わせ、ソーメンチャンプルー等で、明日は釣りに行く予定が無く、帰阪するのも午後の便でゆっくり出来るため、そこそこの時間迄話が弾みましたが、いつも通り泡盛も頂いてます。

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スーチカー

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もずくのヒラヤーチー

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オムソバ

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中味ニンニク炒め

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刺身盛り合わせ

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ソーメンチャンプルー


19日(日)はホテルでゆっくりしてチェックアウト、一気に南下せずに名護城(なんぐすく)公園の緋寒桜を見に行った。何度も来ているのだが一度も行った事が無かったため、時間に余裕があるので良いチャンスである。
名護城公園は日本さくら名所100選の1つに数えられているそうで、名護城公園の桜まつりは1月25日からだが、行って見ると3分咲き程度であるが緋寒桜が咲いていて、展望台からは2万本の桜が見られるそうだが、今日はパラパラと咲いている程度たったので、満開の時に来てみたいものである。
桜を見てからは那覇まで戻って、昼食に軟骨ソーキそばを食べて、定刻通りのフライトで帰阪した。

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定番の赤いハイビスカス

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オレンジのハイビスカス

 

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ピンクのハイビスカス

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名護城(なんぐすく)公園の緋寒桜

 

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名護城公園の寒緋桜

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名護城公園は日本さくら名所100選の1つ

 

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名護城公園の寒緋桜

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展望台から「さくらの園」を見ると2万本の桜

 

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名護の町と海

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高知から徳島辺りの山には雪が

 

【今回の使用タックル】

その1 エギング キャスティング用
ロッド : エバーグリーン プロト エギングロッド82
リール : ダイワ イグジスト2508PEH
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡWH210 0.5号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリーダー 1.75号 2m

エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N         
ルアー : スミス メタルフォーカス18g
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

 

その2 エギング ディープ用
ロッド : エバーグリーン プロト エギングロッド82
リール : ダイワ イグジスト3012         
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡ210 0.5号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリーダー 1.75号 2m         
エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N         
シンカー 8~20号を水深と状況によって使い分け
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

その3 エギング ディープ用
ロッド : エバーグリーン プロト エギングロッド80
リール :シマノ BB-XハイパーフォースC3000D Type-G         
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡ210 0.5号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリーダー 1.75号 2m         
エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N         
シンカー 8~20号を水深と状況によって使い分け
※ハンドルはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

 

この釣行記の一部はおきなわ釣王国 2014年4月号No.107号に掲載されています。
この釣行記の一部は(株)コスミック出版 アングリングソルト2014年5月号通巻29号に掲載されています。

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