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釣行記

エギング釣行記 杉原正浩

2014年2月17日

沖縄でのボートフィッシング

17日(月)は那覇のホテルを出発してコンビニで飲み物と昼食を買い、本部の浜崎漁港へ7時40分に到着。途中の海岸沿いの道路から見える海は白波が立ち、うさぎがピョンピョン状態で不安要素ありあり(^_^;)
本日のメンバーは、重見さん、石原さん、岡村さん、秋田から来た石川若菜さん、Chieriさんと私の6名。
タックルをセットしていると仲村船長が来て、準備が整って予定より少し遅れて8時過ぎに善海丸で出船。
港にはモリオ船長の船で出るタシロウ達も来ていて、準備が整い先に出船した。

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善海丸に重見さん、秋田女の若菜さんも乗ります

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遠くにタシロウ達が見えます

今回用意したタックルはディープ用2セットと予備で1セットの合計3セットである。

メインのディープ用は、ロッドはエバーグリーンのスキッドロウ・インペリアルのプロトの82、リールはイグジスト3012、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.5号エギングリーダーの1.75号エギエスツーβの3.5Nオレンジスギゴールド、シンカー用のスナップをセット。

次もディープ用で、ロッドがエバーグリーンのスキッドロウ・インペリアルのプロトの80、リールはBB-XハイパーフォースC3000D Type-G、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.5号エギングリーダーの1.75号エギエスツーβの3.5Nピンクホロマーブル、シンカー用のスナップをセットした。

予備はロッドがエバーグリーンのプロトのエギングロッド82、リールはイグジスト2508PEH、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210 WHの0.5号リーダーは1.75号であるが、今回このタックルを使う事は無かった。

天気予報ではたいした風では無い筈なのに、晴れているものの風が強く後で分かったのだが南風で最大風速は南の風10.9m、瞬間最大風速は南の風14.6mもあったので、白波が立って厳しい釣りになりそうと感じたのは間違いでは無かったのである。因みに名護の最高気温は21℃、最低気温は16.8℃と寒くは無かった。

最初のポイントは水深50m強で、メインタックルの82のセットでシンカーは20号からスタート。ボトムから大きく煽ってスローにフォールのパターンとハイピッチショートジャークのパターンを取り混ぜてチェック。
何ヶ所かのポイントを叩いて反応が無かったが、10時過ぎ船中最初のヒットが石原さんである。サイズは1kgでこれから連発か?
予想通り続けて次のヒットを捉えたのは若菜さん?
しかし手に持っているタックルは〇〇さんの・・・

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今日は強風と白波、うねりもあります(T_T)

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ファーストヒットは石原さん

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秋田女の若菜さんだと思います?

私も気合を入れ直して集中、ボトムからハイピッチショートジャークを4~5回からドリフトさせていると小さくコッとアタリを感じた。そのままロッドティップを送り込んでしっかり抱いたタイミングでフッキング。
ロッドが大きく曲がってチリッとドラグが鳴った。
風でボートが流されるため実際のサイズより引きが強く感じたが、浮いて来たのは1.8kgと微妙なサイズであった。

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私も1.8kgを獲りました

これで連発も終了して、その後は風が強く吹いて白波でうさぎが飛びまくり(T_T)
突然昼前に船長が後方に「さっきからクジラが居るよ」と軽く一言。
「何で早く教えてくれなかったの?」と聞くと「何度も見てるだろうから黙ってた」って(^_^;)
慌てて船尾側から伊江島方向を見ると、クジラの潮吹きが見えた!
暫く見ていると、次は大きな尾鰭の先端部分が水中に消える寸前。
そして胸鰭を水面から出してくれるのだが、大きい胸鰭と小さい胸鰭が見えるので親子と思われる2頭のクジラだろう。
暫くはデジカメのズームをフルに使って撮影していたが、何せ船が揺れるので思い通りの写真が撮れなかったのが残念である。

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伊江島方向にクジラの親子が居ました

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クジラの胸鰭

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これもクジラの胸鰭

クジラの写真を撮ってからは、のんびりと弁当を食べながら休憩。
風が強いため狙い方を変えてアプローチ。
今度は岡村さんがロッドを曲げた。
さほど大きく無いのかリールのハンドルを巻くリズムは軽いが、取り込んだのは1kgのアオリイカ
これで全員のテンションが上がったのは当然であるが、気合だけが空回りと言うか、その後は反応が無く帰りの飛行機の便に合わせて14時に帰港となりました。
しかし朝はカメラを手にしていたChieriさんは、早い時間にキャビンに入り弁当を食べてゴロリ。そのまま爆睡して港に戻ってから起きましたとさ。
港へ戻ってタックルを片付けて、重見さん達は那覇へ移動、私は名護のホテルへ。

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最後は岡村さんが乗せました

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今日のメンバー

ホテルでシャワーを浴びて一服して寛いでからホテルを出て、夕食に生オリオンと定食を頂きました。

2月18日(火)も本部の浜崎漁港から仲村船長の善海丸でボートエギング。
ホテルを出てコンビニで昼食と飲み物を買って7時50分に到着。
今朝は途中の海岸沿いの道路から見える海は静かで何となくイケそうな気がする。
今日のメンバーは、宮城さん、桜川さん、纐纈真美さんと私の4名で、おきなわ釣王国のスタッフも取材に来ている。
そしてタシロウ達もモリオ船長の船で出るため、2艘で情報交換しながらデカイカ狙いである。
タックルは昨日と同じで、ディープ用2セットだけにした。

ロッドはエバーグリーンのスキッドロウ・インペリアルのプロトの82、リールはイグジスト3012、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.5号エギングリーダーの1.75号エギエスツーβの3.5Nオレンジスギゴールド、シンカー用のスナップをセット。

それと、ロッドがエバーグリーンのスキッドロウ・インペリアルのプロトの80、リールはBB-XハイパーフォースC3000D Type-G、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.5号エギングリーダーの1.75号エギエスツーβの3.5Nピンクホロマーブル、シンカー用のスナップをセットした。

今日の名護の気象データは、最高気温22.1℃、最低気温17.9℃、最大風速は南西の風6.8m、瞬間最大風速は西南西の風11.5mであった。

予定通り8時に出港、最初は昨日風波があって行けなかったポイントからスタート。
水深は50m強で風が弱いため、シンカーは15号をセットした82のタックルにエギエスツーβの3.5Nピンクホロマーブルをセットした。

ボトムからハイピッチと大きなシャクリの両方でアプローチするが、潮が止まり気味で風も弱いため反応が無い。

何ヶ所が叩いてからポイントを大きく移動、次は水深70~90mと深いポイントに入る。
ここでエギエスツーβの3.5Nピンクスギレッドに、シンカーは20号に交換した。
水深80m程でボトムに着いた時にラインは90m程出て、ハイピッチで4回上げてドリフトを3セット、そして底を取り直してボトムでステイさせてからロッドで聞くと何やら重い。更に荷重を掛けても重いためフッキング、ここでドラグがギャーと悲鳴を上げず重いだけ・・・。そのまま浮かせに掛かるが重いだけ・・・やっと少し引きがあり、アオリイカの横抱きと思った。

ここで宮城さんにもヒット、ロッドが締め込まれてドラグが滑っている。
デカイカのヒットか?
しかし次の瞬間ロッドティップが跳ね上がり痛恨のバラシ。
そのままラインをフリーにして底取りをする様にアドバイス。
ボトムから最初のアクションで狙い通りヒット
デカイカの抱き直しと思われたが、引きが弱いので別のイカが乗った様だ。

私の方は相変わらず何か変・・・これはもしかしたら・・・時々引くものの、殆ど重いだけの正体は・・・
予想通りの・・・クブシミ(コブシメ)の2.7kg
宮城さんはアオリイカの1.5kgで、エギエスツーβの3.5Nピンクホロマーブルに乗って来た。

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宮城さんに1.5kg

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私にはクブシミ(コブシメ)

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このクブシミ2.7kg

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宮城さんのアオリイカと私のクブシミ

群れが居る可能性があるのですぐに釣りを再開。
すぐに桜川さんにヒット
これもアオリイカで1.8kgとまずまずのサイズ。

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桜川さんには1.8kg

そして宮城さんがエギエスツーβの3.5Nピンクスギレッドに交換、ボトムから最初のアクションで奴は乗って来た。ヒットと同時にドラグを鳴らしてラインを引き出すパワーは間違いなくデカイカ。
立ち位置は少し離れているが、追い掛けて来ているイカが居れば乗せるつもりでアプローチするが、反応が無いのでエギを回収してカメラを構える。
浮いて来たのは間違い無く3kgオーバーのデカイカである。
そして船長が無事にタモ入れ成功。
しかし一瞬目を離した次の瞬間・・・船縁にデカイカの姿が・・・
船長がタモからバラシたと私と宮城さんが同時に思った・・・が、良く見るとタモの中にはヒットしたアオリイカが入っている。
と、思った瞬間に私は置いていたロッドを手にしてエギエスツーβを投入、サイトで「頂いた(^o^)と思ってワンアクション。しかし船縁のデカイカが反応しているのはタモの中のイカで、他は目に入らない感じ。
それでも目の前の軽く4kgオーバーのデカイカを仕留めるために、一旦回収してシンカーを外してエギエスツーβの3.5Nピンクホロマーブル単体でアプローチ。
しかしフォールさせても、ダートさせても、ドリフトさせても反応してくれず、そのまま船から離れて沈んでしまった(T_T)
取り込んだ宮城さんのアオリイカを測ると3.4kgで、これは自己記録更新サイズであった。

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宮城さん自己記録更新の3.4kg

その後はタシロウ達の船に連絡を入れて2艘で狙うと、すぐにヒットさせた様子で賑やかになったがサイズは遠くて分からず。
暫くヒットしたポイントの周辺を流したが、その後は反応が無くなりポイント移動。
様々なポイントを狙って見たが反応が無く、昼になったので弁当休憩にする。
そして午後からふとボートの後部を見るとホエールウォッチングの船が2艘近くにいて、我々のボートとの間に怪しい水の動きが見えた。
昨日と違い今日は至近距離でクジラが見れそうとカメラを手にする。
予想していたエリアに小型のクジラが浮き上がり背中が見えた。
どうも子供のクジラのようで大きな親の登場に期待。
しかし小型のクジラは何度か浮上して背中を見せてくれるが、尾鰭やジャンプは見せてくれず、親も姿を見せず、少しずつ移動して姿が見えなくなってしまった。

一緒に乗った過去3回は何れも波がありボートが揺れて船酔いに苦しんだ真美ちゃんであるが、今回も午前中は多少うねりがあったのでダウンしていた時間が長かったが、午後からのベタ凪で復活してロッドを手にして最後の頑張り。
そして午後の地合いの口火を切ったのはタシロウ達が乗ったボートで、ヒットの連絡を受けてポイントへ急行、最初は宮城さんのエギエスツーβの3.5Nピンクスギレッドクブシミがヒット
今日のヒットカラーはピンク系ばかりなので、オレンジ系で釣って見せると私はエギエスツーβの3.5Nオレンジスギレッドを投入。
ボトムから少し遅めのピッチでショートジャークを4回入れてドリフトさせずにステイ気味に誘うと、狙い通り小さなアタリが出て送り込んでからフッキング。
一瞬ドラグが鳴ったが長続きしないのでサイズの予想がつき、難なく取り込んだのは予想通りの1.5kgのアオリイカであった。
同じポイントでボトムを狙っていた真美ちゃんにも漸くヒットエギエスツー3.5Nピンクシルバーにヒットしたのはキロアップのクブシミで、クブシミの自己記録更新サイズである。
前回になる去年の5月には2.7kgのアオリイカで自己記録を大きく更新して、今回はクブシミで更新と数は出なかったが何とか納得の釣行となった様である。

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午後からはベタ凪微風

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宮城さんはクブシミも釣った

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私も1.5kgを釣りました

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真美ちゃんはクブシミのキロアップ

その後も頑張ったが反応が無く16時過ぎに帰港、先に戻って居たタシロウ達の釣果を聞くと数は我々と同じ位であるが、サイズが出なかったそうである。
何より宮城さんのデカイカを追い掛けて来た推定4kgオーバーをヒットさせられなかった事が残念である。
タックルを片付けて港で解散してホテルに向かった。

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今回のタックル

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真美ちゃんはカメラマニア

ホテルでタックルを整理して片付けてシャワーを浴びて、タクシーで待ち合わせの店に出発。
居酒屋では宮城さんが先に来ていて生オリオンでお疲れ様と自己記録更新おめでとうの乾杯。その後は呉屋さん、比嘉さんも来て、ちきな(カラシナ)チャンプルー、ヒラヤーチー、 焼きうどんと中味炒め、他にもいろいろと食べて、泡盛も頂きました。
次の来沖の予定とデカイカ狙いの話、さらに夏のバーベキューの話で盛り上がり、かなり先のスケジュールまで組み込みました。

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ちきな(カラシナ)チャンプルー

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ヒラヤーチー

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焼きうどんと中味炒め

最後は今回食べたソーキそばを3つ。
其々特徴があり、どれも美味しく頂きました(^o^)

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ソーキそば

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ソーキそば

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ソーキそばといなり

【今回の使用タックル】

その1
エギング : ディープ用
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル プロト82
リール : ダイワ イグジスト3012
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡ210 0.5号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリーダー 1.75号 2m
エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N
シンカー : 8~20号を水深と状況によって使い分け
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

その2
エギング : ディープ用
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル プロト80
リール : シマノ BB-XハイパーフォースC3000D Type-G
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡ210 0.5号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリーダー 1.75号 2m
エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N
シンカー : 8~20号を水深と状況によって使い分け
※ハンドルはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

その3
エギング : キャスティング用
ロッド : エバーグリーン プロト エギングロッド82
リール : ダイワ イグジスト2508PEH
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡWH210 0.5号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリーダー 1.75号 2m
エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※エギはスナップをブリンソンノットで接続
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結

 

この釣行記の一部は(株)コスミック出版 アングリングソルト2014年7月号通巻30号に掲載されています。

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