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釣行記

エギング釣行記 杉原正浩

2014年9月19日

出雲でのボートフィッシング

9月19日(金)の夜に釣友の中村さんが自宅まで迎えに来てくれて、タックルを積み込んで島根県出雲市へ向かって出発して、夜中の12時頃に幕島渡船に到着。
用意して頂いていた部屋で朝まで仮眠させて頂くのだが、途中で買った缶〇〇〇をプシュッと開けて、つまみをパクリとやる。
空き缶が1本、2本、と増えて7本になった時には2時半、このままでは寝不足で船酔い一直線となりそうなので、切り上げておやすみなさいにしました。

目覚ましが鳴ったのが5時で着替えてタックルを準備する。
沖磯ではヒラマサやイサキ、グレが釣れているため、磯釣りのお客さんは既に渡船で出て行った。
我々は若船長の船でジギング&タイラバの予定だが、タックルのセッティングにもたもたして、いつも通りで最後の出発となりました。
メンバーは中村さんと私の2人で6時に出港した。

今日のタックルは、ジギング用がテイルウォークのソルティシェイプのライトジギングC63/120、リールもテイルウォークのエランワイドパワー71BR、ラインはプロトのユニベンチャージギングX4の300mの1.5号、リーダーもプロトのシルバースレッドミニショックリーダーFCの25lbで、ジグはダミキジャパンのバックドロップ100g、130g、160gとスープレックスの130g、160gを使用。

タイラバ用はロッドがカンジインターナショナルのカトラスマスター58、リールはテイルウォークのエラン73HR、ラインはキャスラインエギングスーパーPE Ⅱ210の0.8号、リーダーはプロトのシルバースレッドミニショックリーダーFCの16lbを3m、タイラバはダミキジャパンのビッグマウスの60g~100g、とビッグマウスの60g~100gにインチク風にセットしたタコベイト仕様のハンドメイドも使用。

そしてもう1セット同じロッドで、リールはテイルウォークのエラン73HL、ラインはプロトのユニベンチャージギングX4の200mの0.8号、リーダーもプロトのシルバースレッドミニショックリーダーFCの16lbを3m、タイラバはダミキジャパンのビッグマウスの60g~100g。
いつも通りリールのハンドルは右巻きと左巻きを腕や手首が疲れたり痛くなった時に持ち替える私のシステムである。

最初のポイントは浅くなった瀬の周辺から入る。

手にしたタックルはカトラスマスター58にエラン73HRをセットしたタイラバ用で、ビッグマウスの60gのグリーンのインチク仕様を落とし込む。

中村さんはスロージギングでスタート。

ボトムまで落とし込んで巻き巻き~巻き巻き~ボトムまで沈めて~巻き巻き~巻き巻き~ボトムまで沈めて~巻き巻き~巻き巻き・・・すぐにゴゴンと強くロッドティップを引き込むアタリ~フッキング~強い引き・・・と思った次の瞬間・・・ティップが跳ね上がり痛恨のバラシ。
針ハズレである(T_T)

気を取り直して次の投入~ボトムから巻き巻き~巻き巻き~フォール~巻き巻き~ゴンッとティップが入ってフッキング。
今度は完璧にヒット。
強い引きを楽しませてくれたのは、40cmオーバーのアカミズ(アコウ)

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40cmオーバーのアカミズがヒット

続いてヒットしたのは30cmには足りないアカミズなので、リリース。
その次にヒットしたのは出雲で、と言うか今迄で最少の15cm程のアカミズで当然リリース。
その後は寂しい時間帯に突入して、船長が何度もポイントを変えてくれるのだが、ヒットするのはボッカ(ガシラ)かアカミズらしきアタリが出てもすぐにバレてしまう喰い込みの悪さと言うか、フッキングのタイミングの悪さと言うべきか。

そして今日はいつもと違って乗船時に受け取った朝飯のおにぎり弁当を食べて気分転換を図る。
沈黙していた中村さんだが、漸くジグにヒットさせたのはアカミズ

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中村さんにアカミズがヒット

朝食後にも反応が鈍い時間帯があったが、沈黙を破ってロッドを曲げたのは中村さんで、ボトムへ向かって走るパワーはアカミズの大型か?
暫くファイトを見ていたら魚が浮き始めて来た。
そして赤っぽい魚が浮いて来ると思っていたのだが、浮いて来たのはヒレが黄色の青物で、ネットに収まったのはヒラマサだった。

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中村さんにヒラマサがヒット

又もまったりとアタリが遠退いた時間が過ぎて、久し振りのヒットは私に来た。
カトラスマスター58とエラン73HLのセットでビッグマウスのレッドをボトムから巻き巻きすると、すぐにロッドティップを引き込むアタリでアカミズがヒットした。

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私にアカミズがヒット

続いてヒットがあれば良いのだが、アタリが遠退いたので大きく移動して水深70~80mのポイントに入る。
ここではライトジギングC63/120にエランワイドパワー71BRをセットしたジギングタックルで、スープレックスの160gのムラアカキンを投入して、ボトムからスローピッチのシャクリ&フォールで狙う。
ヒットさせたのは若船長で慎重に浮かせたのはマダイと間違えるサイズの、大きなチダイである。
ヒットを見ると気合が入り、うねりと波がある中でジグにアクションを付けるが、船の揺れが大きいため静かなポイントへの移動を提案する。

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若船長に大型のチダイがヒット

波をかわしながらの操船で静かなポイントへ移動したのだが、大きく揺れる船で中村さんは暫くうつらうつらと言うか、おやすみでした。
着いたのは波が殆ど無く、風も避ける事が出来るポイントで水深は浅いので、カトラスマスター58とエラン73HRのセットにビッグマウスのオレンジを投入。
ボトムまで沈めて~巻き巻き~巻き巻き~ボトムまで沈めて~巻き巻きを繰り返していると、ボトムからの巻き初めにゴゴンッと当たってフッキング。
ロッドが絞り込まれて・・・ティップが戻って・・・バラシ・・・(T_T)
どうも今日は喰いが悪いのか、活性が低いのかバラシが多く、アタリの半数以上がバラシか喰い込まずに終わってしまう。

次のポイント移動のタイミングで気分転換に、カトラスマスター58とエラン73HLのセットに持ち替えてビッグマウスのグリーンを投入。
狙い通りのヒットをさせたのは、ジグからインチクに付け替えた中村さんである。
ロッドを大きく曲げてグッドサイズがヒットしているのは間違い無い、と思った次の瞬間ロッドティップが戻ってしまった。
そのままリールのクラッチを切りボトムまでインチクを沈めて巻き出すと、何と喰い直したかのようなアタリでフッキング、ロッドが絞り込まれて狙い通りのヒット。
しかし又も痛恨のバラシ。
そして先程と同じ様に、そのままボトムまで沈めて巻き出すとアタリが出て、今度こそはと強烈なフッキング。
ロッドは絞り込まれて今度もグッドサイズがヒットしているのは間違いない。
2度ある事は3度あるって言うからね~~と言ってからかっていると、彼にとっては悪夢とも言うべき3度目のバラシ。
同じ魚なのか別の魚なのかは分からないが、続けての3連発のヒットは滅多に無い事であるが、更に全てバラシと言うのも見たことが無い。
私が「次にヒットするのは俺かな?」と冗談っぽく、しかし本気で言うと現実となった。
ボトムから巻き出した途端にゴンッと力強いアタリでフッキング、ロッドを絞り込むパワーはグッドサイズのアカミズの引き。
慎重に浮かせて取り込んだのは予想通りグッドサイズのアカミズである。

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私にアカミズがヒット

次はタックルを変更して、ロッドがエバーグリーンのスキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82のプロト、リールはイグジスト2508PEH、ラインはシルバースレッドショアゲームPEの200mの0.6号、リーダーはキャスラインエギングリーダーの2.5号、ルアーはizumiのUMAMIシャッドテール90を21gのジグヘッドにセットした。
ボートから風下側へキャストしてボトムまでフリーフォールさせて、リールのハンドルをグルグルと4~5回巻いてボトムから浮かせてカーブフォールのセットを繰り返す。
こっちの方が釣れると思って選んだ訳では無く、折角なのでキャストして釣ろうと思った選択なのだが、数回のキャストで直ぐに心が折れてタックルを変更した(^_^;)

先程まで使っていたカトラスマスター58とエラン73HLのセットでビッグマウスのグリーンを投入。
ボトムから巻き巻き~フォール~巻き巻き~フォールを繰り返すと、ボトムから2m位巻き上げてからゴンッと一気にロッドティップを絞り込むアタリでヒット。
これも先程と同じグッドサイズのアカミズである。

気分が良くなり続けていると僅か10分後、今度はボトムから巻き始めた途端にロッドティップを引き込む強いアタリでフッキング。
フッキングが決まってドラグを少し滑らせるパワーは、サイズアップのアカミズを確信。
強いパワーの引きを楽しみながらも慎重に浮かせて、船長が持つネットに収まったのは余裕で40cmオーバーのアカミズで〆を飾る事に成功した。

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続けてアカミズがヒット

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3連発目のアカミズも余裕の40cmオーバー

ボートゲームを終了して引き上げてタックルを片付けて車に積み込んでことぶき荘へ移動、途中の道路からはタイミング良く日本海に夕日が沈むのが見えて、思わず車を停めてシャッターを切った。

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夕日が西の海に沈む

ことぶき荘に着くと、いつものメンバーである地元の上畠さんと伊藤さんが待っていて、既に缶ビールを空けている。
当然の様に私達も仲間入りして、缶ビールを頂いた。
さっと汗を流してお楽しみの夕食。
今夜のメニューは、刺身がアジ、ヒラマサ、タイ、サザエ、ケンサキイカ、煮魚、サザエの壺焼き、ホイル焼き、唐揚げ、もずく、野菜と魚のせいろ蒸し、茶わん蒸しで生ビール。
更に差し入れで頂いたアユは、宿で塩焼きにして貰って食べました。
ビールの次は日本酒で島根県大田市の羅浮仙を頂きました。

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刺身、煮物、焼き物、揚げ物、もずく、せいろ蒸し、茶わん蒸しと生ビール

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差し入れに頂いたアユは塩焼きで

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島根県大田市の羅浮仙

21日(日)はゆっくりとした時間に朝食を頂きましたが、昨夜調子に乗って飲み過ぎたのか少し頭が痛くて辛い(世間では二日酔いと言う)、中村さんは平気らしい。

楽しい仲間との休日を過ごして帰途についた。

【今回の使用タックル】

その1 ルアー ジギング用
ロッド : テイルウォーク ソルティシェイプ ライトジギングC63/120
リール : テイルウォーク エランワイドパワー71BR
ライン : ユニチカ プロト ユニベンチャージギングX4 300m 1.5号
リーダー : ユニチカ プロト シルバースレッドミニショックリーダーFC 25lb 3m
ルアー : ダミキジャパン バックドロップ100g、130g、160g スープレックス130g、160g
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ジグはスプリットリングをブリンソンノットで接続

 

その2 ルアー タイラバ用
ロッド : カンジインターナショナル カトラスマスター58
リール : テイルウォーク エラン73HR
ライン : ユニチカ プロト ユニベンチャージギングX4 200m 0.8号
リーダー : ユニチカ プロト シルバースレッドミニショックリーダーFC 16lb 1.5m
ルアー : ダミキジャパン ビッグマウス50g、60g、80g、100g ハンドメイド ビッグマウスインチク仕様60g、80g、100g
※ハンドルはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスナップをブリンソンノットで接続

その3 ルアー タイラバ用
ロッド : カンジインターナショナル カトラスマスター58
リール : テイルウォーク エラン73HL
ライン : ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEII210 0.8号
リーダー : ユニチカ プロト シルバースレッドミニショックリーダーFC 16lb 1.5m
ルアー : ダミキジャパン ビッグマウス50g、60g、80g、100g
※ハンドルはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスプリットリングをブリンソンノットで接続


その4 ルアー キャスティング用
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82のプロト
リール : ダイワ イグジスト2508PEH
ライン : ユニチカ シルバースレッドショアゲームPE 200m 0.6号
リーダー : ユニチカ キャスラインエギングリーダー 2.5号 2m
ルアー : izumi UMAMIシャッドテール90
※ハンドルはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスプリットリングをブリンソンノットで接続

 

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