過去の釣行記TOP > エギング釣行記 杉原正浩 2015年4月28日
2015年4月28日
GWは壱岐・対馬でエギング(2)
5月1日(金)は宿で朝食におにぎり弁当を作って頂いて早朝に出発。
天気は晴れ時々くもり、1日の降水量は0mm、日照時間12時間、最高気温18.2℃、最低気温13.7℃、平均風速3.3m、最大風速は東の風5.5m、最大瞬間風速は東の風7.2m。
宿から暫く走った漁港に着いてタックルを手にポイントへ。
昨日と同じテクニマスター82にイグジスト、キャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.5号にキャスラインエギングリーダーⅡの1.75号を2m、エギエスツーβの3.5Nと3.5Sである。
最初にセットしたのはエギエスツーβ3.5Sのオレンジオイルホロ、足元のブレイクへショートキャストしてチェック。角度を変えてショートキャストで足元の磯回りをチェックするが反応が無いため、距離を伸ばして広範囲にチェックするがベイトが見えず潮も動いている感じがしないため、次のポイントへ移動。
次のポイントも漁港だが、先客が居るため軽くチェックして移動。
その次の漁港も入ろうと思ったポイントには先客が居るため、別のポイントをチェックするが反応無し。
更に移動して別の漁港に着くが、全く気配も無く移動。
次も防波堤で透明度が高くベイトが見えるため期待を込めて、エギエスツーβの新色のパープルコパーに交換。
先にキャストした具志堅さんに行き成りのヒット。
エギエスツー3.5Nピンクイエローゴールドをボトム近くから誘い上げてのフォールで乗ったのは400gのアオリイカ。
私は反対側へキャスト、ボトム近くまでフォールさせてから連続ダートで水面近くまで浮かせるパターンの3セット目、ボトムが黒っぽく見える部分にフォールさせた時にヒット。
足元まで寄せて抜き上げたのは800gのアオリイカ。
これは連発かとキャストを繰り返すが、2人共次の反応が無いため移動。
具志堅さんに400gのアオリイカ
私には800gのアオリイカ
新色のパープルコパーにヒットした
次は朝一に入ったポイントへ入り直すが、ベイトは見えずアオリイカの反応も無いため早々に見切る。
次は潮が引いているので地磯のポイントへ。
サイトに持ち込んだ時の視認性を考慮してエギエスツーβの3.5Nピンクホロマーブルに交換、足元のブレイクから海藻のアウトサイドエッジで反応が無ければ距離を伸ばして広範囲をチェック、1ヶ所で数キャストして立ち位置を移動する。
活性が低いのかエギの後ろから追い掛けて来たアオリイカを抱かせる事が出来ず、フォローのキャストでもエギを抱かせる事が出来ない。
そして戻りながらもキャストを続けてスタート地点近くに来た時にエギのカラーをピンクスギレッドに交換した。
いつも通りに足元から徐々に距離を伸ばして沖へキャスト、ボトム近くから遅めのリズムのダートを入れてカーブフォールさせると、ボトム近くでラインにピクッと小さなアタリが出たので聞き合わせを入れるとロッドに荷重が乗ってヒット。
一瞬だけだがドラグが鳴ってキロアップを確信、慎重に寄せてエギを持ってハンドランディングしたのは1.2kgのアオリイカだった。
1.2kgがヒットした
ピンクスギレッドにヒット
その後も数キャストしたが反応が無いため昼食のため食堂へ。
先程のキロアップが効いて午前の部は私の勝ちで、チャンポンと缶ビール、具志堅さんは炒飯とラーメンのセットで負けたので当然ビールは無し。
私はチャンポンと缶ビール
昼食後に向かったポイントは潮が引いた時に入れる地磯。
セットしたのはエギエスツーβの3.5Nピンクスギレッド。
多分海藻が在るだろうと思える方向へキャスト、ボトムまではフォールさせずボトム手前から3回ジャークを入れて水平ドリフトからカーブフォールさせると、分かりやすいアタリがラインに出てファーストキャストでヒット。
寄せている時の引きで追い掛けて来ている感じがするので慎重に寄せると、予想通り3杯のアオリイカが追い掛けて来ている。
具志堅さんを呼ぶが、タイミングの悪い事にライントラブル発生中。
仕方ない為ダブルを狙うが抱いてもフッキングしないため、抜き上げてすぐにショートキャスト。
少しフォールさせてダートからのフォールで狙い通り抱いて2つ目がヒット。
更にカラーを新色のピンクスギマーブルに交換して600gをヒットさせた。
この間に具志堅さんもエギエスツー3.5Nピンクイエローゴールドで500gを乗せて、追い掛けて来た3杯を全て捕獲成功した。
500gが連発でヒット
具志堅さんにも500gがヒット
新色でも600gがヒット
次のポイントも地磯に行ったが、βのオレンジスギレッドで300gのアオリイカを2杯ヒットさせたが、サイズが伸びず終了。
その次は漁港へ行くが、4杯のアオリイカが浮いているもののエギに対する反応が悪くて、抱かせる事が出来なかった。
他にも数ヶ所行ったがヒットは無く本日の釣りを終了した。
宿に戻ってシャワーで汗を流して夕食。
今夜のメニューは、刺身はカワハギとアワビ、焼き魚、煮物、ブリしゃぶ鍋で、カワハギは大量の肝が肝醤油用として用意してある。
先ずは風呂上りのビールを飲んで、カワハギをわさび醤油でひと口。
次はわさび醤油に肝を混ぜてカワハギをひと口。
具志堅さんも肝醤油でのカワハギをパクリ。
ビールが進んだ後はやまねこでもひと口。
ブリしゃぶも全部を完食は出来ずに満腹になりました。
刺身はカワハギとアワビ、焼き魚と煮物
肝醤油用の肝とカワハギ、アワビも
ブリしゃぶ鍋
5月2日(土)も宿で朝食におにぎり弁当を作って頂いて早朝に出発。
天気は晴れ時々くもり、1日の降水量は0mm、日照時間10.7時間、最高気温22.7℃、最低気温15.1℃、平均風速2.0m、最大風速は東の風4.2m、最大瞬間風速は西の風6.5m。
最初のポイントで地元対馬の釣友の川崎さんと待ち合わせ。
先に着いたのでポイントへ入って釣りを始める。
タックルは昨日と同じでテクニマスター82にイグジスト、キャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.5号にキャスラインエギングリーダーⅡの1.75号を2m、エギエスツーβの3.5Nと3.5Sである。
最初にセットしたのはエギエスツーβ3.5Nのオレンジオイルホロ。
足元から沖まで広範囲をチェックするが反応無し、合流した川崎さんと共に移動。
次の漁港ではアングラーが多くタックルを持って車から出たのだが、話をしただけで結局1キャストもせずに移動。
岩手から来たご夫婦はご主人が2kgアップ、奥さんもキロアップを釣って自己記録を更新したそうである。
次のポイントではエギエスツーβ3.5Sのピンクオイルホロで300gを乗せた。
シャロータイプで乗せた
更に移動して次のポイントでは川崎さんがキャスト開始するが、私と具志堅さんは遅くなったがここで朝食のおにぎり弁当食べるが、釣りはせずに移動。
次は漁港で少し水深があるブレイクの周辺を狙ってβの3.5Nのオレンジマーブルをキャスト。
岩が点在するショルダー部分からブレイクを狙っている時に、浮いている海藻の塊が気になり次のキャストで狙うと、海藻の下からアオリイカが出て来てエギを追い掛けて来た。
しかも後ろからキロアップも追い掛けて来ているので、狙いは後ろのキロアップに照準を合わせてアクションを入れる。
しかしエギに近付くもののヒットには至らず、βの3.5Sのオレンジイエローレッドに交換してアプローチに変化を入れる。
このローテーションが効いたのか、狙いのキロアップでは無いが小さい方がサイトでヒットして500gのアオリイカ。
そのまま大きい方を狙うが何処かに消えてしまった。
シャロータイプのサイトで乗せた
次は地磯で3人並んでキャストしていると、川崎さんにヒットして彼のラインの方向に注目すると、後から追い掛けて来るアオリイカを発見。
直ぐにサイトで狙うが反応するのはヒットしているイカに対してだけで、私のエギには全く興味を示さずサイト失敗。
川崎さんにヒットしていたのは850gのアオリイカで、獲り損ねたのは2kgアップだろう。
消えて行った2kgクラスを狙ってβのピンクスギレッドをキャストしていると、アラカブ(ガシラ)がヒットして来た。
エギエスツーβにガシラの良型がヒット
これだけで終わる訳には行かないので、立ち位置を換えてβ3.5Nのピンクマーブルをキャストしていると、チョット気になるポイント狙いで岩に乗るとブレイクのエッジに浮いているアオリイカを発見。
エギエスツーβ3.5Nのピンクマーブルをキャストして表層で連続ダートさせてからフォールさせると迷わず抱いて850gをヒットさせた。
私のエギエスツーβにも850g
ここで昼食タイム。
今日の昼食は中華で、午前中勝負に勝った私はチャンポンと焼き飯のハーフと生ビール、負けた具志堅さんは硬焼きそばと焼き飯のハーフ、川崎さんは鶏の唐揚げと焼き飯のハーフを頂きました。
チャンポンと焼き飯のハーフと生ビール
昼食後に行ったのも地磯で、先にヒットさせたのは又も川崎さんでエギエスツーβ3.5Nのピンクオレンジクリアーで800gを乗せた。
私はβのピンクスギマーブルでブレイクのショルダー部分付近にいるアオリイカを連続ダートで浮かせてからサイトで4連発させたが、サイズは300g程の小型ばかり。
川崎さんが800gを乗せた
次も地磯へ行きエギエスツーβのピンクスギマーブルとオリーブゴールドを使って、私は300g程の小型ばかりではあるが6杯乗せた。
本日最後のポイントでは、具志堅さんがエギエスツーのオレンジイエローゴールドでタコを乗せた。
話として面白いのはこれからで、タコを防波堤からリリースすると足元の壁に張り付いたので、「もう一回狙ったら?」と振る。
具志堅さんがサイトでリリースしたタコの目の前にエギエスツーを近付けると・・・
何と狙い通りに手(足?)を伸ばしてエギを捕まえた!
当然フッキング。
同じタコが2回釣れた。
そしてリリース。
タコは壁の浅い位置では無く深い位置で張り付いた。
当然もう一回狙う。
エギを目の前に持って行っても抱かないので、ぶつける様に近付けると・・・
同じタコが3回釣れた・・・
そして3回目のリリース。
しかし4回目は無かった。
具志堅さんがタコを乗せた
リリースしたタコが護岸の壁に
もう一度狙うと・・・
同じタコが釣れた
特に意味は無い写真
宿に戻り本日の夕食は、刺身がヒラス(ヒラマサ)、アジ、サザエ、穴子の煮物、ヒオウギ貝、ウニ、ヒラメの唐揚げ、松前漬けでビールと焼酎を頂きました。
締めは写真を撮り忘れた(^_^;)
夕食は刺身、ヒラメの唐揚げ、ヒオウギ貝、穴子等
5月3日(日)は昨夜からの雨が降り続き、出撃をせずに宿で待機して川崎さんと合流。
宿のボートを借りて藻場をボートから叩く事にして3人共1タックルだけ持って出船。
天気は雨、1日の降水量は10.5mm、日照時間0時間、最高気温19.7℃、最低気温15.8℃、平均風速4.7m、最大風速は東南東の風10.3m、最大瞬間風速は南東の風18.0m。
今日もタックルは同じでテクニマスター82にイグジスト、キャスラインエギングスーパーPEⅡ210の0.5号にキャスラインエギングリーダーⅡの1.75号を2m、エギエスツーβの3.5Nと3.5Sである。
ポイントでアンカーを入れてキャスティングで狙う。
雨で少し濁りが入り出しているためエギエスツーβのカラーは、オレンジスギゴールドをセットしてキャスト開始。
ボトムを取らずに中層からチェックして、反応が無いのでボトムまでフォールさせて狙うが反応無し。
少しボートを動かして狙うが予想に反して反応が無く、漸く川崎さんにヒットしたのは300gの小型のアオリイカ。
次はポイントを移動して別のワンドを狙うが反応が無く、アプローチを変えてディープ狙いでエギに5号のシンカーを付けてボトムへ。
しかし風が強くてボートが流されるため、シンカーを8号にしてボトムを確実に叩ける様にしたが反応が無いので、最初のポイントに入り直してアンカーを入れる。
残念ながらここでも反応が無い為、諦めて宿に戻って本日の釣りを早々に終了した。
タックルを片付けて暖かいコーヒーを頂いて、着替えをして荷物を纏めて宿を出発した。
昼食は私がうどんとカツ丼のセット、具志堅さんはスペシャルうどんといなり寿司を食べてフェリー乗り場へ行き、定刻を少し遅れて厳原港を出港して壱岐を経由して博多港へ到着。
予約していたホテルへ行って車を停めて、急いでシャワーを浴びて着替えを済ませて夕食を食べに予約していた博多の居酒屋行く。
先ずは生ビールで乾杯、おかわりの生ビールの次は日本酒の不動(純米超辛口+17)、そして九州に来たら飲まないとならない焼酎は佐藤白等を水割りで頂きました。
食事は酢もつ、ざる豆腐のピリ辛サラダ、博多と言えばゴマサバ、薩摩地鶏ももコロコロ焼き、糸島たまごの玉子焼、味噌もつ鍋、〆のちゃんぽん麺投入して美味しく頂きました。
生ビールと付き出し、酢もつ
ざる豆腐のピリ辛サラダ
ゴマサバ
薩摩地鶏ももコロコロ焼き
糸島たまごの玉子焼
味噌もつ鍋
〆のちゃんぽん麺投入
5月4日(月)は朝からホテルを出発して、途中の高速道路では少し渋滞に巻き込まれたが想定範囲内の混み具合で、ほぼ予定通りの時間に帰り着きました。
【今回の使用タックル】
その1 エギング用
ロッド:エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82
リール:ダイワ イグジスト2508PEH
ライン:ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡ210 0.5号
リーダー:ユニチカ キャスラインエギングリーダーⅡ 1.75号 2m
エギ:ユニチカ エギエスツーβ 3.5N(ノーマル)と3.5S(シャロー)
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続
その2 エギング用
ロッド:エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82
リール:ダイワ イグジスト2508PEH
ライン:ユニチカ キャスラインエギングスーパーPEⅡWH210 0.5号
リーダー:ユニチカ キャスラインエギングリーダーⅡ 1.75号 2m
エギ:ユニチカ エギエスツーβ 3.5N(ノーマル)と3.5S(シャロー)
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続
この釣行記の一部は(株)コスミック出版 アングリングソルト2015年9月号通巻38号に掲載されています。