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釣行記

エギング釣行記 杉原正浩

2015年7月18日〜22日

対馬でのエギング&ボートフィッシング

7月20日(月)
天気はくもり時々雨、1日の降水量は3.0mm、最高気温24.0℃、最低気温20.9℃、平均風速3.4m、最大風速は北東の風6.0m、最大瞬間風速は北東の風8.7m。

今日は朝食を食べてから長倉さんと常連さんである伊藤さん、緒方さんと一緒に乗合で宿のニュークロイワ号で本命はマダイのタイラバとジギングに出船。

今日は全てベイトタックルを5セット用意した。
ジギング用のロッドがソルティシェイプ・スロージギングC63/150、リールはオシアジガー1500HG、ラインはユニベンチャー・ジギングX4の300mの1.5号、リーダーはシルバースレッド・ショックリーダーFCの25lbを4.5m、ルアーはフリースローとフリーフリップの130g、160g、200gを使用。

次もジギング用で、ロッドがソルティシェイプ・ライトジギングC63/150、リールはオシアジガー1500HG、ラインはユニベンチャー ジギングX4の300mの1.5号、リーダーはシルバースレッド・ショックリーダーFCの25lbを4.5m、ルアーは同じ。

次はインチクとタイラバ用で、ロッドがソルティシェイプ・ライトジギングC63/120、リールはエラン・ワイドパワー71BR、ラインはユニベンチャー ジギングX4の300mの1.5号、リーダーはシルバースレッド・ショックリーダーFCの20lbを4.5m、ルアーはビッグマウス100gインチク仕様。

次はタイラバ用で、ロッドがタイゲームTZラバーC610M、リールはエラン・ワイドパワープラス71R、ラインはユニベンチャー・ジギングX4の300mの0.8号、リーダーはシルバースレッド・ミニショックリーダーFCの16lbを4m、ルアーはビッグマウス80g、100g、フリースライド140g。

次もタイラバ用で、ロッドがタイゲームTZラバーC610ML、リールはエラン・ワイドパワープラス71L、ラインはユニベンチャー・ジギングX4の300mの0.8号、リーダーはシルバースレッド・ミニショックリーダーFCの16lbを4m、ルアーはビッグマウス80g、100g。

エギング釣行記

ニュークロイワで出船

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ベイトタックルを5セット

マダイの本命ポイントである西海岸の沖には、うねりと波があるため行く事が出来ずに手前のポイントからスタート。
長倉さんはジギング、私はタイゲームTZラバーC610MLにビッグマウスの80gから始める。
船中最初のヒットは長倉さんで、先ずはアヤメカサゴ
私もビッグマウスをボトムから巻き上げるとゴンッと当たってアヤメカサゴがヒット。
次は長倉さんでウッカリカサゴアヤメカサゴと連発でヒットさせる。
続いて私がスロージギングC63/150にフリースローの160gでアカハタをヒットさせる。
ここまでアタリはポツポツとありヒットするが、長倉さんのペースは私の倍以上である。

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長倉さんにアヤメカサゴがヒット

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私もアヤメカサゴがヒット

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長倉さん連発でウッカリカサゴがヒット

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私にアカハタがヒット

常連の伊藤さんと緒方さんはメインのタイラバには電動リールを使っていて、伊藤さんのロッドが大きく絞り込まれて大物がヒットした様子。
慣れたやりとりで浮かせたのは79cmのマダイ
その後も長倉さんのペースは落ちずに、アカハタ、続いて大きくロッドを曲げてアコウアヤメカサゴのダブルヒットと絶好調である。

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伊藤さんにマダイの79cmがヒット

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長倉さんにアカハタがヒット

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長倉さんにアコウとアヤメカサゴがダブルヒット

そして今度は緒方さんの電動タイラバタックルに大物がヒットした。
ラインがリールから引き出されてロッドは根元から絞り込まれているが、電動リールは少しでも引きが弱まった時にラインを巻き上げるので、予想を遥かに上回る短時間で魚が浮いて来た。
船長のネットに収まったのは1mで8kgの立派なヒラマサだった。

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緒方さんにヒラマサの1mがヒット

次は私がスロージギングC63/150にフリーフリップの160gでアコウをヒットさせる。
ボトムからスローにシャクリとフォールを3~4回のセットを繰り返してヒットしたので、同じパターンで狙っているとゴンッと強いアタリにフッキングを入れるとドラグを鳴らして走り出すスピードは青物に間違いない。
慎重にやりとりをしながらファイトを楽しんで取り込んだのはヒラマサの3kgクラスだった。

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私にもアコウがヒット

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私にヒラマサがヒット

好調の長倉さんはヒラメの45cmをヒットさせる。
緒方さんもマハタの3kgクラスをヒットさせた。
更に長倉さんが大きくロッドを曲げてアコウの1.3kgをヒットさせた。
私もタックルをソルティシェイプ・ライトジギングC63/120に持ち替えて、ビッグマウスの100gのインチク仕様を使ってマトウダイをヒットさせた。

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長倉さんにヒラメがヒット

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緒方さんにマハタの3kgがヒット

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長倉さんにアコウの1.3kgがヒット

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私にマトウダイがヒット

今回は5セットのタックルを用意したが、全てのタックルを使ってジグとタイラバで様々な魚をヒットさせる事が出来たが、残念ながら本命のマダイをヒットさせる事が出来なかった。
本来の対馬のポテンシャルを考えると少し物足りない結果ではあるが、常連さんの2人がヒットさせたヒラマサマダイが少しポテンシャルを見せてくれたので、改めて良い条件でチャレンジしたいものである。

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今回の私のタックル5セット

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伊藤さんと緒方さんの釣果

宿に戻りタックルを片付けて長倉さんを空港まで送ってお見送り。
私は宿へ戻ってシャワーを浴び、スッキリしてから夕食。
今夜のメニューは、刺身がヒラス、マダイ、アカハタ、豚のしょうが焼き、天ぷら、タコの酢の物、煮物、長芋、冷麺で生ビールを頂きました。

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夕食は刺身がヒラス、マダイ、アカハタ、豚のしょうが焼き、天ぷら、冷麺

7月21日(火)
天気はくもり時々雨、1日の降水量は1.5mm、最高気温23.8℃、最低気温20.7℃、平均風速1.7m、最大風速は北東の風4.3m、最大瞬間風速は北東の風5.7m。

今日は昼前に対馬空港で(株)内外出版社のスタッフと合流して取材予定のため、目ぼしいポイントを簡単にチェックして回る。

今日のタックルは、ロッドがスキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82、リールはイグジスト2508PEH、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅢ210の0.5号のプロト、リーダーはキャスラインエギングリーダーⅡの1.75号を2m、エギはエギエスツーβの3.5N(ノーマル)と3.5S(シャロー)

最初のポイントに着いてセットしたのはエギエスツーβ3.5Nのピンクオイルホロ、軽くブレイクのショルダーへキャストしてボトム近くまでフォールさせて、3回ダート~水平ドリフト~カーブフォール、次は連続ダートさせて水面直下で水平ドリフトからカーブフォールのセットで狙う。
そして角度を変えての3キャスト目、水面直下の水平フォール中に後ろから追い掛けて来る影を見つけてサイトに持ち込みヒット、400gのアオリイカである。

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サイトで乗せた

1杯だけで反応が無い為、次のポイントへ移動。
移動中に道路を横切る鹿が2頭、車が近付くと山の方へ逃げたが見えていたので写真をパチリ。
1頭は木陰に隠れているが後ろ足とお尻が見えている。
次のポイントでは潮が動かず雰囲気も出そうでは無い為、数キャストで見切って移動。
その次も同じく海藻のエッジを狙って数キャストしたが、反応が無く移動。
ここで取材スタッフから連絡が有り、悪天候(視界不良)のため予約していた便が欠航で、次の15時過ぎ着の便に変更して遅れるとの事。
さらに次のポイントでは漁船を固定するアンカーやブイのロープに付いたイカを狙ってピンポイントキャスト、何ヶ所か狙っていると水面までの連続ダートで浮かせた時に追い掛けて来たが、サイトで乗せる事が出来ず失敗。
更にボートのシェードに浮いて来たアオリイカを見つけてサイトで狙うが、あと数cmの距離が詰まらず失敗。
取材スタッフが遅れて午後になるため1人で昼食を食べに行く。
昼食はうどん屋で肉うどんといなり寿司を頂きました。

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鹿が2頭道路を横切った

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昼食は肉うどんといなり寿司

昼食後の午後の部では、ポイントを変更して小規模の防波堤へ行く。
ここではエギエスツーβのカラーを変更してオレンジスギゴールドをセット。
ショートキャストから徐々に距離を伸ばして広範囲をチェックすると、思っていた位置とは違う所から追い掛けて来て300gのアオリイカがヒットした。
更にエギをピンクスギゴールドに交換して狙うと、フォールでコンッと出たアタリでフッキングするとゴンゴンゴンと首を振るファイト、ポンピンクをせずに一気に巻き上げてそのまま抜き上げたのはアコウ
魚がヒットした時にポンピングをすると一瞬でもラインテンションが抜けた時にバレるため、更に反転させてもバレるために一気に巻き上げて、取り込みも一瞬の躊躇でバレるため、巻き上げながらロッドティップを前に倒して加速しながら抜き上げるイメージで取り込めばミス無く獲れるのでオススメ(^o^)v

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オレンジスギゴールドにヒット

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エギエスツーβにアコウがヒット

次のポイントへ移動、エギは先程と同じエギエスツーβ3.5Nオレンジスギコールド、足元のファーストブレイクから沖の海藻エリアまで様々な距離を探るが反応が無い為、エギのカラーをピンクスギゴールドに交換して狙うと反応が出た。
ファーストブレイクで反応は無いが、少し先に点在する岩の周辺をチェックすると追い掛けて来る影を2つ見つけサイトに持ち込んで300gをヒットさせた。
すぐに打ち直して残りの1杯を狙うが反応したのは別の小型のアオリイカだが、乗せてすぐに打ち直して、狙い通り300gを乗せて3杯
別の角度へキャストして300gを乗せて合計4杯を乗せて移動。
その後も数ヶ所のポイントをチェックしたが、反応が無く本日の釣りを終了して宿に戻りました。

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サイトで乗せた

取材スタッフから連絡が有り、15時過ぎに着く便も視界不良で欠航になったとの事で、飛行機を諦めて高速船で博多から移動する事にしたそうで、厳原港着が19時過ぎで宿に着いたのが20時過ぎで合流して夕食を摂りながら打ち合わせ。
夕食は刺身がカワハギとイシダイ、クロの煮付け、サラダ、ハンバーグ、スパゲティで生ビールを飲み、デザートのスイカを頂きました。

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刺身はカワハギとイシダイ、クロの煮付け、サラダ、ハンバーグ、スパゲティ

7月22日(水)と23日(木)で1日遅れとなったが、(株)内外出版社の取材でエギング、何とか満足とは言えないがキロアップのアオリイカを頭にヒットさせる事が出来ました。

夕食は刺身と焼きナス、ソーメン、生ビール、トンカツと空の皿はごはんを入れて鍋からカレーを入れてカレーライスを頂きました。

エギング釣行記

刺身と焼きナス、ソーメン、生ビール

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トンカツと空の皿はカレーライス

【今回の使用タックル】

その1 エギング用
ロッド:エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82
リール:ダイワ イグジスト2508PEH
ライン:ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢ210 0.5号(プロトタイプ)
リーダー:ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号 2m
エギ:ユニチカ エギエスツーβ 3.5N(ノーマル)と3.5S(シャロー)
ルアー:スミス ピュア13g
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

その2 エギング用
ロッド:エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・スラックマスター86
リール:ダイワ イグジスト2508PEH
ライン:ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅡWH210 0.5号
リーダー:ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号 2m
エギ:ユニチカ エギエスツーβ 3.5N(ノーマル)と3.5S(シャロー)
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

その3 ジギング用
ロッド:テイルウォーク ソルティシェイプ スロージギングC63/150
リール:シマノ オシアジガー1500HG
ライン:ユニチカ ユニベンチャー ジギングX4 300m 1.5号
リーダー:ユニチカ シルバースレッド ショックリーダーFC 25lb 4.5m
ルアー:カンジインターナショナル フリースロー130g、160g、200g
                 フリーフリップ130g、160g、200g
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ジグはスプリットリングをブリンソンノットで接続

その4 ジギング用
ロッド:テイルウォーク ソルティシェイプ ライトジギングC63/150
リール:シマノ オシアジガー1500HG
ライン:ユニチカ ユニベンチャー ジギングX4 300m 1.5号
リーダー:ユニチカ シルバースレッド ショックリーダーFC 25lb 4.5m
ルアー:カンジインターナショナル フリースロー130g、160g、200g
                 フリーフリップ130g、160g、200g
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ジグはスプリットリングをブリンソンノットで接続

その5 インチク、タイラバ用
ロッド:テイルウォーク ソルティシェイプ ライトジギングC63/120
リール:テイルウォーク エラン・ワイドパワー71BR
ライン:ユニチカ ユニベンチャー ジギングX4 300m 1.5号
リーダー:ユニチカ シルバースレッド ショックリーダーFC 20lb 4.5m
ルアー:ダミキジャパン ビッグマウス100gインチク仕様
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスナップをブリンソンノットで接続

その6 タイラバ用
ロッド:テイルウォーク タイゲームTZラバーC610M
リール:テイルウォーク エラン・ワイドパワープラス71R
ライン:ユニチカ ユニベンチャー ジギングX4 300m 0.8号
リーダー:ユニチカ シルバースレッド ミニショックリーダーFC 16lb 4m
ルアー:ダミキジャパン ビッグマウス80g、100g
    ハヤブサ フリースライド140g
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスナップをブリンソンノットで接続

その7 タイラバ用
ロッド:テイルウォーク タイゲームTZラバーC610ML
リール:テイルウォーク エラン・ワイドパワープラス71L
ライン:ユニチカ ユニベンチャー ジギングX4 300m 0.8号
リーダー:ユニチカ シルバースレッド ミニショックリーダーFC 16lb 4m
ルアー:ダミキジャパン ビッグマウス80g、100g
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスナップをブリンソンノットで接続

この釣行記の一部は(株)内外出版社 エギング王vol.18 2015年秋号に掲載されています。
この釣行記の一部は(株)コスミック出版 アングリングソルト特別編集 エギング最強攻略Ⅶに掲載されています。

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