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釣行記

エギング釣行記 杉原正浩

2015年10月11日〜13日

和歌山串本周辺でのボートフィッシング

和歌山県の串本周辺へ10月11日(土)~13日(月)の日程で行って来た。

当初は島根県の出雲でのタイラバとスロージギングに行く予定であったが、天気予報では日本海側は荒れる様であり、同行予定であった現地の釣友に連絡をすると厳しそうとの事で出雲への釣行は中止にして、急遽釣友の具志堅さんと2人で南紀の串本周辺へ行く事にしたが、雨と大荒れの予報のため11日(土)の朝から出発した。

今日の天気は雨のちくもり、1日の降水量は17.5mm、日照時間は0時間、最高気温23.7℃、最低気温18.2℃、平均風速6.5m、最大風速は西の風11.9m、最大瞬間風速は西の風16.4m。

昼前に南紀エリアに到着、最初の漁港でエギングタックルでアオリイカを狙う事にした。

今日のタックルは、ロッドがスキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82、リールはイグジスト2510PEH、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅢ210の0.5号、リーダーはキャスラインエギングリーダーⅡの1.75号を2m、エギはエギエスツーβの3.5N(ノーマル)と3.5S(シャロー)

防波堤から海を見ると濁りがありアオリイカは勿論だがベイトの姿も見えない。
最初は濁りでもアピール力の高いエギエスツーβ3.5Nのオレンジスギゴールドをセットして、外側の根元付近からファーストキャスト、ボトム近くまでフォールさせて連続ダートをさせながら一気に水面近くまでエギを浮かせて、後から追い掛けて来るアオリイカが居ないかをチェックするが反応無し。
数m移動してキャスト、数m移動してキャストを繰り返して防波堤のカーブ付近までチェックしたが全く反応が無い為、戻りは内側を同様のペースでチェックしたがやはり反応が無く串本まで移動する。

串本に着いて遅めの昼食を食べて、午後の部はメッキとアオリイカの2本立てにして出発。
漁港に着いて河口付近でメッキ狙いをしようとルアーを探すが、メッキ用のルアーボックスを忘れて来たので具志堅さんにルアーを借りる。
小型ミノーをエギングタックルでキャストして、トゥイッチングと言うよりはジャーキングに近いロッドの振り幅で強めのアピールをさせて狙い、反応が無ければ少しずつ移動を繰り返す。
そして流れにヨレが出来た辺りへキャスト、ジャークを入れ出してすぐにコンッとアタッてメッキの20cm強がヒットした。
群れでいる事が多い魚のため、すぐにキャストを繰り返すが単発なのか、群れが小さいのか反応が無い。元の位置へ戻ってミノーからエギにチェンジして狙うが反応が無いので移動。

エギング釣行記

メッキがヒット

次のポイントではエギエスツーβ3.5Nのオレンジオイルホロをセットしてアオリイカ狙いで、足元のブロックの際やファーストブレイクをショートキャストでチェックするが反応無し。
ならばと沖に点在する岩の周辺をチェックするが、風向きが悪くて広範囲に探れない。
そして防波堤の先端付近から船道のブレイクを狙ってキャスト。
底を取ってゆっくり目のショートジャークを3回、スラックジャークを3回、更にショートジャークを3回入れてフリー気味のフォールで小さくコツッとアタッてフッキング。
乗って来たのは300gのアオリイカ
次のキャストは先程と同じ位置へキャストして、同じパターンのアクションを入れると、同じピンポイントでアタリが出て200gがヒット。
その次のキャストは空振り。
そのまた次のキャストは先程までより引きが強く抜き上げたのは400g、これで4キャストで3杯のアオリイカをヒットになった。

エギング釣行記

小型のアオリイカが連発でヒット

その後はアタリが無くなったため本日の釣りを終了して串本へ戻り、温泉で汗を流してスッキリしてから坂本さんと合流。
夕食を食べながら明日の打合せをして、集合時間と対象魚はタイラバでのアカハタ狙いと決めた。

10月12日(日)は串本の河田フィッシングにお世話になった。
昨夜にセッティングを済ませていたのでボートにタックルを積み込んで、昨日の打合せ通りに河田船長の第八河田丸でタイラバゲームへ7時過ぎに出船。
今日のメンバーは、坂本さん、坂本さんの長男の拓真さん、金田さん、具志堅さんと私と河田船長。

今日の天気は晴れ時々くもり、1日の降水量は0mm、日照時間は10.4時間、最高気温21.9℃、最低気温16.2℃、平均風速4.1m、最大風速は西の風8.4m、最大瞬間風速は西の風13.0m。

今回用意したのはベイトタックルを2セット。
メインのタイラバ用は、ロッドがタイゲームTZラバーC610M、リールはエラン73R、ラインはユニベンチャー・ジギングX4の0.8号を300m、リーダーはシルバースレッド・ミニショックリーダーFCの16lbを3m、ルアーはビッグマウス80g、100g、ビッグマウスのインチク仕様。

次もタイラバ用で、ロッドがタイゲームTZラバーC610ML、リールはエラン・ワイドパワープラス71L、ラインはユニベンチャー・ジギングX4の300mの0.8号、リーダーはシルバースレッド・ミニショックリーダーFCの16lbを4m、ルアーはビッグマウス80g、100g、ビッグマウスのインチク仕様。

今日のポイントに到着して全員タイラバを投入。
私はタイゲームTZラバーC610Mにビッグマウスの80gのグリーンをセットして投入、ボトムからクルクルクルと巻いて~ボトムまでフォール~クルクルクルを繰り返す。

船中最初のヒットは金田さんでアカハタのグッドサイズ。
続いて具志堅さんのビッグマウスのグリーンにオオモンハタがヒット。

エギング釣行記

金田さんにアカハタがヒット

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具志堅さんにオオモンハタがヒット

更に続いて拓真さんにもアカハタのグッドサイズがヒット。
次も拓真さんに連発でヒットしたのはオオモンハタ
その次も拓真さんで、何と3連発目はアカハタ

エギング釣行記

拓真さんにアカハタがヒット

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連発で拓真さんにオオモンハタがヒット

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3連発で拓真さんにアカハタがヒット

ここまで連発がしているが、河田船長は操船しながらもきっちりとアカハタをヒットさせているため、坂本さんと私の2人だけがノーヒットの蚊帳の外状態。
そしてアタリが無い為アピール度を上げるため、ビッグマウスのインチク仕様に交換して投入、ボトムからクルクルクルでグンッとアタリが出てアカハタがヒットした。
これで最悪の「ボ」から脱出、残すは坂本さん1人となった。

エギング釣行記

私にアカハタがヒット

しかし私のヒットから3~4分後、坂本さんのロッドも曲がった。
上がって来たのは、小型ながらアカハタである。
これで全員にアカハタがヒットした事になる。
更に続いて具志堅さんのビッグマウスにもアカハタがヒット。
結局実際に釣りをしたのは2時間程だったが、アカハタとオオモンハタが結構釣れて、アカハタはグッドサイズが多くて楽しめたボートゲームだった。

エギング釣行記

坂本さんにアカハタがヒット

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具志堅さんにアカハタがヒット

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結局2時間程でアカハタとオオモンハタが結構釣れました

ボートから上がってタックルを片付けて昼食をファミレスで食べていると、坂本さんから連絡が有り河田フィッシングのかせで昨日カワハギがよく釣れたのだが、そのかせに乗れるので行きませんかとの事。午後からのんびりとかせ釣りも良いかとOKをして、食後に具志堅さんと2人で串本港へ引き返す。
かせに持ち込んだのはタイラバで使っていたタックルで、カワハギ用の仕掛けをセットして落とし込む。もう1セットでサビキをセットして、こちらは投入せずに置いておく。

しかしカワハギのアタリが無く、ボトムから少し上げたタナでアジがヒット。
アジならばサビキの方が効率が良い為、タックルを持ち替えてサビキを落とし込んでボトムから少し上げたタナにすると、狙い通りのアジがヒット。
そして具志堅さんのロッドが大きく絞り込まれてドラグが滑る強い引き!
青物がヒットしたのか?
しかし青物程のスピードが無く、この引きはアイツでは無いかと予想する。
苦戦しながらも水面まで浮かせてタモに入れたのは、予想通り60cm程のボラ
ボラはそのままリリース。

エギング釣行記

具志堅さんにヒットしたボラ

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60cm程のボラ

その後もタナが頻繁に変化するが、探り当てればアジがヒットして夕方の16時前まで楽しんだ。
港に戻ってタックルを片付けて、温泉に入りに行って坂本さんと合流。
冷えたビールを飲んで、夕食を美味しく頂きました。

エギング釣行記

河田フィッシングの第八河田丸①

エギング釣行記

河田フィッシングの第八河田丸②

エギング釣行記

河田フィッシングの第八河田丸③

10月13日(月)は、ゆっくりと串本を出発して北上、帰り道にメッキをランガンで狙う事にした。

今日の天気は晴、1日の降水量は0mm、日照時間は11.1時間、最高気温22.6℃、最低気温16.8℃、平均風速4.3m、最大風速は西の風11.3m、最大瞬間風速は西の風14.2m。

タックルは、ロッドがスキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82、リールはイグジスト2510PEH、ラインはキャスラインエギングスーパーPEⅢ210の0.5号、リーダーはキャスラインエギングリーダーⅡの1.75号を2m、ルアーはミノーとジグ。

最初のポイントは漁港で、スロープ付近や係留された漁船のシェード等を素早くチェックするが反応が無く移動。
次は河口に入るが、足場が高くて風が有りラインが流されて思い通りのコースをトレース出来ず、メッキの反応はあるもののサイズが小さくてヒットに至らず。

それならばと次に選んだポイントも河口だが、サーフから狙えるため足場は水面と同じで風の影響が少なく狙いやすい。
最初にヒットさせたのは具志堅さんで、ミノーで20cmオーバーのメッキ
次は私の7cmミノーにヒットした20cmクラスのメッキで、ミノーの高速ジャークに反応した。
そして河口の潮のヨレた部分を見つけてキャスト、着水と同時に連続したショートジャークで誘うと、数匹のメッキがミノーを追い掛けて来てヒット。
このパターンが正解で、その後は連発でメッキがヒットして最大サイズは25cmを越えていた。

エギング釣行記

具志堅さんにメッキがヒット

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私にもメッキがヒット

エギング釣行記

20~25cmが連発でヒットした

適当に遊べたのでタックルを片付けて帰り道の高速道路が混まない様に早目に引き上げました。

【今回の使用タックル】

その1 エギング、ルアー用
ロッド:エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82
リール:ダイワ イグジスト2510PEH
ライン:ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢ210 0.5号
リーダー:ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号 2m
エギ:ユニチカ エギエスツーβ 3.5N(ノーマル)と3.5S(シャロー)
ルアー:小型ミノー、小型ジグ
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

その2 タイラバ用、アジ用
ロッド:テイルウォーク タイゲームTZラバーC610M
リール:テイルウォーク エラン73R
ライン:ユニチカ ユニベンチャー ジギングX4 0.8号 300m
リーダー:ユニチカ シルバースレッド ミニショックリーダーFC 16lb 3m
ルアー:ダミキジャパン ビッグマウス80g、100g
            ビッグマウスのインチク仕様
※ハンドルはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスナップをブリンソンノットで接続

その3 タイラバ用、アジ用
ロッド:テイルウォーク タイゲームTZラバーC610ML
リール:テイルウォーク エラン・ワイドパワープラス71L
ライン:ユニチカ ユニベンチャー ジギングX4 0.8号 300m
リーダー:ユニチカ シルバースレッド ミニショックリーダーFC 16lb 3m
ルアー:ダミキジャパン ビッグマウス80g、100g
            ビッグマウスのインチク仕様
※ハンドルはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスナップをブリンソンノットで接続

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