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釣行記

エギング釣行記 杉原正浩

2017年 5月14日〜16日

対馬でのエギング取材

対馬でのプライベート釣行が終わってそのまま居残り、5月14日(日)〜16日(火)までお仕事、そう(株)コスミック出版のアングリングソルト誌の取材である。

取材初日の5月14日(日)トータル5日目
朝のフェリーターミナルで取材スタッフと合流して、移動中の車内で打ち合わせをすると今回の時期はデカイカのベストタイミングでもあり、キロアップは当然ながら2キロアップまでは獲って欲しいと無理難題が付き付けられた(^_^;)
そのまま最初のポイントへ行き、タックルのセッティング。

【今回の使用タックル】

エギング用
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82
リール : ダイワ イグジスト2510PEH
ライン : ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢWH 0.5号 210m(プロト)
リーダー: ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号 2m
エギ  : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N、3.5S、3.0N
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続


エギング釣行記

キャスラインエギングスーパーPEⅢWH 210m 0.5号

エギング釣行記

キャスラインエギングリーダーⅡ 50m 1.75号

当日の対馬の天気は晴時々くもり、1日の降水量は0mm、日照時間11.2時間、最高気温23.9℃、最低気温15.9℃、平均風速3.4m、最大風速は西北西の風6.5m、最大瞬間風速は西南西の風12.9m。

最初にセットしたのは新色のエギエスツーβ3.5Nピンクスギゴールドマーブル4035N、取材でもいつも通りの展開で、先ずは足元から徐々に距離を伸ばして広範囲をチェックするが、風が思っていたより強く吹いて釣り辛い。
反応が無ければ早々に見切りをつけて次のポイントへとランガンスタイル。
しかし午前中は潮の動きが無く、ベイトフィッシュも見えず釣れそうな雰囲気がしないまま終了。

昼食の休憩を挟んでポイントを変更。
昨日までのプライベート釣行をプラとして考えると、潮の動きは行って見ないと分からないが、ベイトフィッシュが多く見られたエリアは限られていたため、これを頼りにポイントを絞り込んで行く事にした。

入ったポイントは例年より海藻が少ないものの、ベイトが多く向かい風だが表層の潮が動いて活性が上がる事も考えられた。
磯場で一抱えほどの岩が点在するシャローからのファーストブレイク、更に沖にセカンドブレイクがある地形。
エギエスツーβ3.5Nピンクゴールドマーブル4035Nをセットして、いつも通り足元からチェックすべくファーストブレイクの手前にショートキャスト。少しフォールさせてから連続ダートでエギを水面まで浮かせると、アオリイカが後ろから追い掛けて来たので、サイトに持ち込んでヒットさせたのは800g


エギング釣行記

先ずはサイトで800g

このヒットで、このポイントに活性が高いアオリイカが入っている事を確信したので、サイズアップを狙って次はファーストブレイクの沖へキャスト。
しかし向かい風が強くて狙い通りの位置へプレース出来ず、撃ち直して飛距離と着水地点もイメージ通りにプレース出来た。ボトム近くまでフォールさせてから、ブレイクのショルダー部分をかすめるように連続ダートをさせてエギを浮かせると、狙い通りのデカイカが後ろから追い掛けて来た。
ワクワクしながらサイトに持ち込んでヒットさせたのは2.0kgのアオリイカ(^_^)v

エギング釣行記

狙い通りサイトでの2.0kg

更にサイズアップを狙ってキャストを続けたが、ベイトが見えなくなり反応も無くなったので移動。
次は風が避けられるシャローフラットに海藻と岩が点在するエリアに入ると、見えイカを発見してアプローチをするが、3.5Nのノーマルサイズではフォールスピードが早いためかヒットさせる事が出来ない。 次のアプローチはスローなフォールスピードで狙いたいため、エギエスツーβ3.0Nピンクイエローレッド1230Nに交換した。
サイズダウンとフォールスピード、カラーチェンジの3つのローテーション効果だろうか、反応が悪かった見えイカの動きが明らかに変化してサイトで600gのアオリイカをヒットさせる事に成功した。

エギング釣行記

3.0Nのサイトで乗せた

更に次のローテーションとしてエギエスツーβ3.5Sピンクオレンジクリアーに交換、ボディサイズは3.5号でシャロータイプ、カラーはクリアー系へと変化させてアプローチすると、800gのアオリイカをサイトで乗せる事が出来た。
その後は別のポイントへも行ったが反応が無く、初日の取材は終了して宿へ引き上げた。

宿に着いて汗を流してからお楽しみの夕食。
初日に2kgが出てミッション達成と気分良く先ずは生ビールを頂きました。
しかし次のミッションが発令されました(^_^;)
夕食はバーベキューでたっぷり肉と野菜を焼いて頂きます。生ビールの次は対馬地焼酎のやまねこを水割りで頂いて、〆の焼きそばは私が作りましたよ(^_^)

エギング釣行記

バーベキューで肉と野菜を焼く

エギング釣行記

肉はたっぷりあるよ

エギング釣行記

生ビールの次は対馬の地焼酎のやまねこ

エギング釣行記

〆は焼きそば

取材2日目の5月15日(月)トータル6日目
この日も朝からランガンで広範囲のポイントをチェックする事にした。

【今回の使用タックル】

昨日と同じエギング用
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82
リール : ダイワ イグジスト2510PEH
ライン : ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢWH 0.5号 210m(プロト)
リーダー: ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号 2m
エギ  : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N、3.5S、3.0N
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続


エギング釣行記

キャスラインエギングスーパーPEⅢWH 210m 0.5号

エギング釣行記

キャスラインエギングリーダーⅡ 50m 1.75号

当日の対馬の天気は晴時々くもり、1日の降水量は0mm、日照時間9.4時間、最高気温20.7℃、最低気温14.1℃、平均風速5.2m、最大風速は西北西の風9.2m、最大瞬間風速は西の風15.9m。

風が強く吹いてポイントが限定されるが、最初に選んだポイントでエギエスツーβ3.5Nオレンジスギゴールドマーブル4135Nをセットしてスタート。
足元から順にチェックするがベイトが見えず、沖も潮が動かず早々に見切りをつけて移動。
次のポイントもその次も、その次も・・・
午前中は走り回っただけで全くヒットさせる事が出来ずに昼食休憩。 お昼はオムライスを頂きました。

エギング釣行記

昼食はオムライス

午後の部は何とか状況を打破しなければならず、違うロケーションのポイントを選んでランガンするも、ベイトと潮の動きが何処も無く苦戦を強いられる(T_T)
そしてワンド内のロープが多く入ったポイントで、足元のブレイクとロープの重なった辺りからエギエスツーβ3.0Nチャートホワイトシルバー1630Nに反応したアオリイカをヒットさせた。
次は水深がある足元に点在する岩のシェード部分にフォールさせて、連続ダートをさせた時にゴンとアタッたのでフッキングから一気に巻き上げて、そのままの勢いで抜き上げたのは何と高級魚のクエ
魚がエギにヒットした時にポンピングをするとロッドの曲がりが一定に保ち難くなり、バラシの原因になるため、ロッドは固定してリールのハンドルを一気に巻いて浮かせて、水面直下から巻き上げるペースを変えずに、その勢いを利用してロッドを煽って抜き上げると取り込みでの失敗が少ない。

エギング釣行記

エギエスツーβにクエがヒットした

エギング釣行記

エギエスツーβ1630Nにヒット


しかしその後も狙いのサイズアップは出来ずに時間切れで、本日の取材は終了して引き上げました。

宿に戻って汗を流してからの夕食は、生ビールを頂いて、刺身はアコウ、アジ、ヤズ、ムツの塩焼き、アジフライ、煮物、酢の物、マカロニサラダ、皿うどん、豆ご飯、アコウのあらのみそ汁、ビールの後は対馬の地焼酎のやまねこと同じくこっぽうもんを水割りで頂きました。
今日の夜に到着したのは香港へ行くと必ず一緒に食事へ行く、セブンアイランズ代表のサイモンさんと常連さん達9人のグループで、明日からキャスティングとジギングでのヒラマサ狙いが7日間との事(゜o゜) 頑張って下さいね。

エギング釣行記

刺身、ムツの塩焼き、アジフライ、皿うどん、豆ごはん

エギング釣行記

対馬の地焼酎のやまねことこっぽうもん

エギング釣行記

香港のサイモンさん達のグループ

取材最終日の5月16日(火)トータル7日目
本日が最終日でショアエギングでのランガン。

【今回の使用タックル】

ショアエギング用
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82
リール : ダイワ イグジスト2510PEH
ライン : ユニチカ キャスライン・エギングスーパーPEⅢWH 0.5号 210m(プロト)
リーダー: ユニチカ キャスラインエギングリーダーⅡ 1.75号 2m
エギ :  ユニチカ エギエスツーβ 3.5N、3.5S、3.0N
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続


エギング釣行記

キャスラインエギングスーパーPEⅢWH 210m 0.5号

エギング釣行記

キャスラインエギングリーダーⅡ 50m 1.75号

当日の対馬の天気は晴時々くもり、1日の降水量は0mm、日照時間8.7時間、最高気温22.5℃、最低気温15.4℃、平均風速3.4m、最大風速は西北西の風9.7m、最大瞬間風速は西北西の風14.0m。

早朝から宿を出発して最初に磯へ入るが空振り。
次のポイントは漁港で順番にチェック、昨日までは風と波が当たって荒れていたが、風向きが変わり日も当たり状況が一変したように思えるため、気になるポイントへ。
エギエスツーβ3.5Nオリーブスギゴールド4235Nをセット。
この時点でアオリイカは見えていないが、居る事を想定して群れを散らさないようにキャスト、着水音を小さくして足元のブレイクの沖へ、ボトム近くまでフォールさせてから連続ダートで誘うと追い掛けて来たアオリイカがヒット。

次は本命のブレイクラインを斜めに狙える位置から先程と同様に着水音を小さくしたキャスト、ボトム近くまでフォールさせてから、あまり速く無いペースの連続ダートでエギを水面直下まで浮かせると、狙い通り数杯のアオリイカが追い掛けて来た。
すぐにヒットしそうな勢いだが、複数のアオリイカが見えるため、出来るだけ数多くヒットさせるために水平ドリフトで追い掛けさせる。エギを抱きそうになる程近付いたら連続ダートさせて抱かせずにアピールを続け、先ずは最も近くまで追い掛けて来たアオリイカを抱かせてヒット。
一気に取り込んですぐに次のキャスト、同様にフォールからの連続ダートで水面までエギを浮かせて、水平ドリフトで追い掛けさせて2杯目をヒットさせる。
間髪を入れずに次のキャストも同様のアプローチで3杯目がヒット。
さらに次のキャストは今までより少しフォール時間を長く取って、沈み気味になっていると思われるアオリイカにもアピールして、水面までエギを浮かせてサイトで乗せて4連発
この4キャスト4ヒットは約5分の出来事である。
残念ながら写真は撮れなかったのでお見せ出来ないが、下記にある紙面とDVDで見て下さい。

その後は時間ギリギリまでサイズアップを狙ったが、獲る事は出来ずに今回の取材を終了した。
トータル3日間の取材で映像的には十分の撮れ高があり、OKを頂きました(^_^)v

【今回の使用タックル】

その1 エギング ショア用
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82
リール : ダイワ イグジスト2510PEH
ライン : ユニチカ キャスライン・エギングスーパーPEⅢWH 0.5号 210m(プロト)
リーダー: ユニチカ キャスラインエギングリーダーⅡ 1.75号 2m
エギ  : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N、3.5S、3.0N
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続

その2 エギング ショア用
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82
リール : ダイワ イグジスト2508PEH
ライン : ユニチカ キャスライン・エギングスーパーPEⅢX8 0.5号 210m(プロト)
リーダー: ユニチカ キャスラインエギングリーダーⅡ 1.75号 2m
エギ  : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N、3.5S、3.0N
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続


この釣行記の一部は、下記の紙面とDVDに掲載されています。
(株)コスミック出版 アングリングソルト2017年9月号
(株)コスミック出版 エギング最強攻略Ⅸ 紙面とDVD

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