過去の釣行記TOP > エギング釣行記 杉原正浩 2018年5月9日〜5月13日
2018年5月9日〜5月13日
5日間、沖縄でフィッシング!(2)
5月12日(土)沖縄4日目
この日もおきなわ釣王国の取材でディープエギング。
いつも通りに本部の浜崎漁港に集合、メンバーは宮城さん、溝越さん、昨日に続いての玉山さんと私の4人。
当日の名護の天気はくもり、1日の降水量は7.5mm、日照時間1.9時間、最高気温26.8℃、最低気温22.4℃、平均風速2.4m、最大風速は南南東の風4.0m、最大瞬間風速は南南東の風7.2m。
早々に昨日に用意したタックルを積み込んで出港、キャプテンズオキナワの新崎船長の善栄丸でディープエギングに沖へ出る。
キャプテンズオキナワの善栄丸
ポイントを目指して出港
本日の席順は、ミヨシから溝越さん、玉山さん、杉原、宮城さんと並んだ。
船に持ち込んだタックルは4セット(2セットは同じ)。
ユニベンチャー1・X8 0.8号
シルバースレッド・ミニショックリーダーFC 16lb
キャスライン・エギングリーダーⅡ 3号
ユニベンチャー1・X8 0.8号
シルバースレッド・ミニショックリーダーFC 16lb
ユニベンチャー1・X8 0.8号
シルバースレッド・ミニショックリーダーFC 16lb
キャスライン・エギングスーパーPEⅢX8 210m 0.5号
キャスライン・エギングスーパーPEⅢX8の色目
キャスライン・エギングリーダーⅡ 50m 1.75号
最初のポイントは港の近くで水深は60m弱、タックルはディープエモーション70、上にエギエスツーβ3.5NのピンクスギゴールドT2(4635N)、下にピンクゴールドレッド(3235N)、シンカーは30号をセット。
今回もディープエギングで使用しているメインラインはユニベンチャー1(ワン)X8の0.8号、10m毎に5色分けで、5mと1mにマーク付きのため底取りの目安として見やすく使いやすい。8本編みで表面はツルツルしていて滑りが良く、ガイドを通過する抵抗も少ないため落ちも良く、強度も高いためディープエギングだけでは無く、タイラバでも同じ0.8号を使用している。
リーダーはシルバースレッド・ミニショックリーダーFCの16lbを3m、ノーネームノットで直結してスイベルをブリンソンノットで結び、更にキャスライン・エギングリーダーⅡの3号を1m結んでスイベルを結び、上のスイベルにメインのエギ、下のスイベルにはティーザー的なエギとシンカーをセットしている。
着底させてからスローのワンピッチで3回上げてステイ、アタリが無ければボトムまでフォールさせるが、これで1セット。このセットを基本パターンとして2セット、3セット連続してタナを上げたり、3回のワンピッチで上げるのを2~8回と回数を変えたり、スローからハイピッチにしたり、大きくシャクリを入れたりと様々なパターンでアプローチをしてヒットパターンを探すのだが、底潮が動いていないためか誰にも反応無し。
何度か移動して上のエギをオレンジスギゴールドT2(4735N)に交換して初めてのアタリが出た。
ボトムからスローのワンピッチで3回上げてステイさせている時に、小さくティップにコツンとアタリ、少し送り気味にティップを下げてからフッキング。
船中ファーストヒットは1kgのアオリイカ。
しかし追尾は無いのか他のメンバーには反応無し。
船中最初のヒットは1kgのアオリイカ
暫く反応が無い時間が続いて11時前に次のアタリ。
ボトムにエギが着底してティップを持ち上げて最初のアクションを入れようとすると、リグ+αの荷重を感じたのでフッキング。
ドンッとヒットしてロッドが絞り込まれたが、引きが変でフッキングが触腕っぽい感じがしたため、ファイトしてもバレると思ってリールのハンドルを巻かずにロッドで耐えていると、悪い予想通りにバレてしまった。
しかし想定内のため、即クラッチを切ってボトムまで数mフォールさせて着底、ボトムでステイさせてからティップで聞くと抱いている感じがするためフッキング。
ドンと乗って少しドラグを鳴らすが、鳴りっぱなし程のパワーでは無いが1.9kgのアオリイカでサイズアップに成功。これは上では無く下のピンクゴールドレッド(3235N)に乗って来た。
1.9kgのアオリイカ
グッドコンディションのアオリイカ
下のピンクゴールドレッド(3235N)に乗った
更に空白の時間が続いて昼食の弁当を食べて、タイラバを落として、ランガンをしても反応無し。
昼食はとんかつ弁当とさんぴん茶
天気予報では15時頃から風向きが変わって本命ポイントへ行けそうだったが、ありがたい事に14時前には風向きが変わって早目に本命ポイントへ向かった。
本命ポイントの水深は100m程で、シンカーは40号に変更、上のエギをエギエスツーβ3.5NオレンジスギゴールドT2(4735N)にして投入。
今日のヒットパターンであるボトムからのスローのワンピッチで3回上げてステイさせていると、ティップを軽く押さえ込むアタリが出て、そのまま送り込んでからフッキング。
ドスンという手応えの次にドラグを鳴らして走るパワーは2kgアップに間違いない!
隣の玉山さんにもヒットして行き成りのダブルヒット!
無事に取り込んだのは、私のが2.5kg、玉山さんは少し時間が掛かったが、それもその筈で3.09kgの3kgオーバー。
私に2.5kgのアオリイカ
私にヒットした2.5kg
私が2.5kg、玉山さんは3.09kg
玉ちゃんの持ち方が変(笑)
次のヒットも私で、同じパターンで1.9kgのアオリイカが、同じエギのオレンジスギゴールドT2(4735N)に乗って来た。
次は1.9kgがヒット
オレンジスギゴールドT2(4735N)にヒット)
宮城さんに2.3kgがヒット
宮城さんに2.3kg、玉山さんに1.3kgでダブルヒット
玉ちゃんカメラ見て(笑)
玉ちゃん(笑)
続いてのヒットは玉山さんで、ヒットした後の走りが今までとは違った。
ドラグを鳴らして走るのだが、全然止まらずに走り続けている様子でデカイカに間違い無いパワー。
慎重に時間を掛けて浮かせたのはデカイ!
無事にネットインしたのは、玉山さんの自己記録更新サイズの3.56kgの立派なアオリイカ。
次のヒットも玉山さんで、浮かせた時には1つのエギに2杯のアオリイカが抱いたダブルヒット状態であったが、ネットに入れる前に大きい方が外れてバラシとなったが、取り込んだ小さい方が1.5kgのアオリイカ(写真を撮り忘れた)。
アオリイカが浮いて来た
手前に寄せて
ネットは胴体の上の方から)
ドド~ンと出ました3.56kg
そして暫く反応が途切れたが、沈黙を破って玉山さんにヒット。
このチャンスを逃す事は出来ないので、ステイさせていたオレンジスギゴールドT2(4735N)を信じてボトムへ落とし直して、スローのワンピッチで3回上げてステイさせると、狙い通りにティップを引き込むアタリ。
少し送り込んでからフッキング、ドスンと重い荷重でロッドが大きく曲がってドラグが鳴ってラインを引き出された。
かなり締め気味のドラグから10m弱のラインを引き出すパワーで3kgオーバーを信じてファイト開始。
続いて宮城さんにもヒット。
少し遅れて溝越さんにもヒットして船中4人全員ヒットとなった。
私にヒットしたアオリイカのパワーは久し振りに気分の良い引きで、途中でも10m近くのラインを引きずり出して楽しませてくれた。
無事に全員取り込みに成功。
玉山さんが2.2kg、宮城さんが2.7kg、溝越さんが2.6kg、そして私は3.5kgで僅かだが自己記録を更新するサイズのアオリイカだった。
全員ヒットして楽しそう
溝越さんにも待望のヒット
取り込んだアオリイカ4杯
私には3.5kgの自己記録更新サイズ
オレンジスギゴールドT2(4735N)にヒット
4人全員に2kgオーバーがヒット!
終わり良ければ全て良し
今回のディープエギングは大成功で終了しました。
モリオ(新崎)船長もご機嫌で帰港、タックルを片付けて現地で解散。
モリオ(新崎)船長もご機嫌で帰港
この足は誰や(笑)
本日の使用タックル
ホテルへ戻り汗を流してロッドとリールはシャワーで軽く洗っておく。
夕食はいつものメンバーとの食事会(飲み会とも言う)で、待ち合わせの居酒屋へ。
先に来ていたのは、宮城さん、桜川さん、高木さん。
後から大城みさきさん、彼女は北京オリンピックの重量挙げで8位という本気のスポーツウーマン。そして徳村さんと小橋川さんと私。
先ずは、生オリオンビールで乾杯。
料理は、つくねの盛り合わせ、なごぬふぁサラダ、肴(あて)盛り、塩ホルモン焼き。
ビールの次は泡盛で、美しき古里20度を水割りで頂きました。
更に、そーみんちゃんぷるー、ふーちゃんぷるー、もずくの天ぷらも頂きました。
生オリオンビール
つくねの盛り合わせ
なごぬふぁサラダ
肴(あて)盛り
塩ホルモン焼き
泡盛 美しき古里20度
そーみんちゃんぷるー
ふーちゃんぷるー
もずくの天ぷら
5月13日(日)沖縄5日目最終日
部屋で朝食を済ませて仕事を片付けて、昼食はいつもの食堂へ。
軟骨ソーキそば、トンカツ、ライスの軟骨ソーキそばセットで満腹。
レンタカーを返却して那覇空港で帰りのフライトまでの時間はラウンジ、シークワーサージュースとマンゴージュースを飲みながら仕事、そして神戸空港へは定刻通りのフライトで帰阪しました。
昼食のソーキそばセット
ラウンジで仕事
名護の海
潮が引いたビーチ
潮が引いたビーチ
機内からの景色
機内からの景色
機内からの景色
機内からの景色
自宅に帰っての夕食は、お気に入りの肉屋で買って来たやんばるアグー黒豚のバラ肉でしゃぶしゃぶ。一緒ににんにくが効いたソーセージも入れて、我が家のビールで美味しく頂きました。
やんばるアグー黒豚のバラ肉
にんにくが効いたソーセージ
我が家のビール
アグー黒豚のしゃぶしゃぶ
【今回の使用タックル】
その1 ルアー ライトキャスティング用
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・ラッシュジャーク75
リール : シマノ ヴァンキッシュ4000HG
ライン : ユニチカ ショアゲームPE X8 1号 200m
リーダー: ユニチカ シルバースレッド ミニショックリーダーFC 25lb 1.5m
ルアー : スミス ベイブル70S、90S、90HS
チェリーブラッドLL90Sシーバスバージョン
メタルフォーカス12g、18g、28g
エバーグリーン マービー70、90
ダミキジャパン 闘魂ジグ20g
D/J 85mm、100mm
※ハンドルは夢屋14ステラロングハンドルに交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはスナップをブリンソンノットで接続
その2 エギング ディープ用(エギ2個使用時
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・ディープエモーション70
リール : シマノ オシア・コンクエスト200HG
ライン : ユニチカ ユニベンチャー1・X8 0.8号 300m
リーダー: ユニチカ シルバースレッド ミニショックリーダーFC 16lb 3m
ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 3号 1m
エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N
シンカー: 20~40号を水深と状況によって使い分け
※ハンドルはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続
その3 エギング ディープ用、タイラバ用(同じタックルを2セット用意)
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・ディープエモーション70
リール : シマノ オシア・コンクエスト200HG
ライン : ユニチカ ユニベンチャー1 X8 0.8号 300m
リーダー: ユニチカ シルバースレッド ミニショックリーダーFC 16lb 3m
エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N
シンカー: 20~40号を水深と状況によって使い分け
ルアー : リスキータイリス100g、120g、150g
フリースライド120g
※ハンドルはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続
※ルアーはスナップをブリンソンノットで接続
その4 エギング ショア用
ロッド : エバーグリーン スキッドロウ・インペリアル・テクニマスター82
リール : ダイワ イグジスト2510PEH
ライン : ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢX8 0.5号 210m
リーダー: ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号 2m
エギ : ユニチカ エギエスツーβ 3.5N、3.5S、3.0N
※ハンドルとスプールはスタジオオーシャンマーク製に交換
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※エギはスナップをブリンソンノットで接続
その5 スロージギング用
ロッド : エバーグリーン ポセイドン・スロージャーカー603-2
リール : シマノ オシア・ジガー1500HG
ライン : ユニチカ ユニベンチャー1 X8 1.5号 300m
リーダー: ユニチカ シルバースレッド ショックリーダーFC 25lb 4.5m
ルアー : カンジインターナショナル フリースロー 130g、160g
フリーフリップ 130g、160g
フリーレイリー 160g
リスキーリスカスⅡ 170g
リスキーブレイス 100g、160g
※PEラインとリーダーはノーネームノットで直結
※ルアーはリングをブリンソンノットで接続
この釣行記の一部は、おきなわ釣王国 2018年8月号No.133号に掲載されています。
この釣行記の一部は、(株)コスミック出版 アングリングソルト 2019年1月号通巻65号に掲載されています。