2015年4月28日、5月22日
吉野川中流域の鱒
今期は吉野川本流で鱒釣りをする機会が多くなかった。事情はいろいろあるが、まあ、要するに暇がなかったのだ。それと、中流域で釣れる鱒のサイズがイマイチふるわないという仲間からの報告も本流通いの足を鈍らせた原因といえよう。まだシーズン半ばだが、解禁後現在までをふり返って見るとそういうことになろうか。
しかし、下流域。つまりサツキマスを狙っての釣行は、人によって意見がまるでちがう。たとえば、大きいのを複数キャッチして次また出かけてみたらさらに大きいのが釣れたと笑顔でこたえる者がいるかと思えば、釣れるのはメザシみたいに痩せこけた小型ばかりだと不満を漏らしてばかりの者もいる。そのくらい語る内容がまちまちなのだ。
よく釣れるポイントはおのずと決まって来るから、誰もがよく似た場所で竿を出すので、明暗を分けた要因が何かは判然としないが、腕の差でないなら出かけた日がよかったか悪かったかということになろうか。下流域には全く足を運んでいない今期の私にどうこう言う資格はないが、つき合っている連中は誰もが腕は確かなので、まあ、運不運によって天国を見た者、地獄を見た者がいたといことだったのかもしれない。
ナイロンラインは6lbを多用
4月下旬は減水増水もなくグッドコンディションだった
厄介者のニゴイも多い
私ごとでいうと四月下旬以降六月上旬の今日までに五度ほど本流に立ちこんで鱒を狙ったが、とくによくもなければ悪くもないという印象を持った。むろん、中流域での短時間勝負だったので、もし一日中やっていたら、話はちがっていたかもしれない。時合に鱒の群れが回遊して来たところに行き会っただけかもしれないし、行くたびそういういいタイミングで釣り場に入って竿を出す機会に恵まれただけだったのかもしれないからだ。実際、なるべく釣れるだろう時間帯を睨んで釣行したわけだし、幸運にもこちらの狙いが的中しただけということだってあり得る。
これがもし丸一日やって数尾の釣果なら、私が今期に抱く中流域の印象はまたちがっていたのかもしれないのだ。
メバル用の仕掛けを転用した
渓流から帰りにちょっとやったら釣れた
ミノーにヒットした中流域の鱒
でも、まあ、結果オーライである。
そして、まだシーズン半ばである。
だから当然のこと今後も時間を作って出かけたいと考えているが、もし出かけて素敵な釣果に恵まれたなら、すぐさまレポートにして紹介したいと考えているので、楽しみに待っていてほしい。
では、みなさんも、よい釣りを!
【今回の使用タックル、ライン】
ロッド : UFMウエダ STS-74MN-Si BORON
UMFウエダ TSS-77Ti BORON
リール : ダイワ ニュー イグジスト2004
ダイワ ルビアス2004H
ライン : ユニチカ シルバースレッドトラウトクリアー 6lb
ユニチカ ナイトゲームTHEメバルスーパーPE 5lb(0.4号)
リーダー : ユニチカ アイガーⅢスーパー 1.2号