(単位:百万円、%)
設備投資の状況
当期中に実施した設備投資は8,100百万円(前期比 2,509百万円増)であり、
当期は、増資及び社債の発行による資金の調達は行っておりません。なお、当期
末現在の社債及び借入金の合計残高は 206,076百万円(前期末比10,129百万円
減)であります。
今後につきましては、消費税の引き上げ、特別減税の廃止などによる個人消費の
停滞、設備投資の鈍化など、当社を取り巻く経営環境には依然厳しいものと予想
されます。
このような状況の下で、当社は、中期経営計画「SA'99 計画」に基づき、収益
体質の更なる強化に努めます。繊維事業においては、差別化品など収益性の高い
商品分野を一層重点的に強化するとともに、生産、販売両面にわたるコストの徹
底的な見直しを図ります。
非繊維事業においては、フィルム、化成品、スパンボンド、エンジニアリングを
中心に、引き続き経営資源を投入し、競争力の強化、収益の拡大に努めるととも
に、メディカル、活生炭繊維、機能性複合素材など、新規時魚分野を強力に育成
します。また、タイでのスパンボンド事業の合弁会社運営、海外生産、海外調達
の拡充などのグローバリゼーションを積極的に推進します。さらに、財務体質の
改善に注力するとともに、関係会社を含めたグループ総合力の強化のための諸施
策を着実に実行します。
これまでの施策の成果を踏まえ、さらなる経営基盤の強化を図り、厳しい事業環
境下でも、安定した収益を確保できる企業体質を確立するため、全社を挙げて変
革に取り組む所存であります。
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期 別 | 第184期 (平成5年度) |
第185期 (平成6年度) |
第186期 (平成7年度) |
第187期 (平成8年度) |
売上高 | 247,275 | 243,774 | 238,321 | 236,768 |
経常利益 (Δは損失) |
Δ1,061 | 2,795 | 3,050 | 5,136 |
当期利益 (Δは損失) |
Δ5,431 | Δ3,743 | 37 | 385 |
1株当たり 当期利益 (Δは損失) |
Δ11円41銭 | Δ7円86銭 | 0円08銭 | 0円81銭 |
総資産 | 365,285 | 355,342 | 335,235 | 321,476 |